って言うか東京大賞典のレース中にハードクリスタルが故障を発症していたのか。そう言う内容に最近気がついた。そう言う訳で日記を書いておく。
最後の直線残り50メートル付近で右前脚の膝の間骨を骨折してその直後に左前脚の腱が伸びてしまって脚が不格好な状態になったと言う事でそんな状況。
鞍上は止めようとしたが最後まで走ってのゴール。ゴールしたと言う事で競争中止にはならないがその後の診断としては獣医が勧めたのは安楽死処分。
予後不良と言う事だそうで。悲しい話だな。そう思った。そう言えば確かに「おや?」と言う様な直線での走りだった。鞍上と喧嘩している様にも見えた。
その当時レースを見ていた時には「きっと俺の勘違いだろう」と思っていたが。と言うより「勘違いの方がいい結果」だからな。この場合には。
「オーナー、右膝の骨が大きく欠けていて、この箇所はボルトで止めることも出来ないし、骨を取り出すことも出来ず、さらにこの馬は左脚の筋も
痛めており、明日には脚が丸太ん棒の様に腫れて、可哀相な結果になりますよ」と言う獣医の診断結果。馬主のサイトより。…同意せざるを得ないな。
如何せん悲しい話ではあるがだからと言って馬から競馬をとりあげたら競走馬として育成された馬の行く先はどこへ?と言う事になってくる。
むしろ「仕事場」を取り上げる方が可哀相だったりもする。…いずれにしても「故障しない馬作り」が求められる所だな。それが出来れば苦労はしないが。
悲しい話ではあるが悲しんだからと言って帰ってくる訳でもない。悲しまないのは人でなしだとは思うけどな。どこかで「割り切り」が必要になってくる。
ここ最近は惨敗が続いていたが「大レースでの惨敗」と言う事で「もう一皮剥ければ…」と思う様なそんなレースだった訳であって。惜しいな。そう思う。
いずれにしても今は「活躍していた話を肴に語り合う」みたいなお話か。やはり今年の東海ステークス。後ろでじーっと我慢しての差しきり勝ち。
返す刀で旭川での交流重賞ブリーダーズゴールドカップを快勝と言う事で今年の5月から8月に掛けての活躍が目立った1頭だったな。と言う事で。
いずれにしても個人的に思う事としては「ダートの長距離を勝てる馬は強い馬」と言うのが俺の中にある。東海ステークスが2300メートル。
ブリーダーズゴールドカップも2300メートル。ダートの長距離重賞その物が数少ない訳だからこの成績は特筆するべき内容でありますと。
本当にお疲れさまでした。今はそう思うだけ。そんな事を思ってみたりする冬の夜長。