2007年01月19日(金)new going.

未だに白痴な競馬番組がディープディープとうるさいのには辟易した。アホだなぁ〜とか思った。やはりテレビは見せる物ではないな。子供にテレビは見せない様に。
特に母親。理由?「女の方がテレビの影響を受けやすいから」と言う事で。いわゆる「F層」をターゲットにしろ!と言う風に局は狙いを定めてる。「F層」
要するに「Female」の事。それがテレビの常識だから。逆に言えば男なんかに興味はないよって言う風にもとれる。インチキ報道しかしないでしかも「放送免許」が
剥奪される様な事もないんだからテレビなんて言うのはやりたい放題悪い事し放題。それをきちんと認識しておいた方がいい。2007年は破壊の年だと思っているが
2008年は再生の年だと思っている。まぁ色々と起きるよ2008年は。その時をお楽しみに。とりあえず良識的な文章としては「ちょっ、集保お前良く言った」的な以下。

期待通りだったのは、勝って引退したディープインパクトだけだった。ディープインパクトの最後の1戦「有馬記念」だから、各種のイベント企画をはじめ、多くの
マスコミもさまざまな趣向を凝らして有馬記念を盛り上げようと努力を重ねたが、終わってみると拍子抜けするほど盛り上がらなかった気がする。
ディープインパクトはとうとう最後まで、怪物とか天才とか英雄などあまりに平凡すぎてディープインパクトにふさわしくないキャッチを受け入れなかった。
みんなはディープインパクトを懸命に理解しようとしたが、ディープインパクトの方は、途中からひょっとすると変に騒ぎまくる周囲に辟易していた気がする。
周りの関係者にさえ本当の自分は見せる必要がなくなり、一線を画していたかも知れない。ディープインパクトは、その独特の走法と傑出した能力で
人々を惹きつけたが、周りがあまりに特別視しすぎ、ビジネスに利用しようとしすぎることを知ってしまった。ディープインパクト自身がなにをしたくて、なにを
望んでいるのか、本当の理解者は次第に少なくなってしまったのだろう。いつしか宝物にまで祭り上げられてしまった。しかし、ファンは鋭い。
今年の有馬記念、たった11万人しか競馬場に来なかった。売り上げは別の要素が左右する部分が大きいとはいえ、わずか440億円にとどまった。昨年は入場者16万人。
今年の売り上げ減は実に約12%にも及んでいる。拝金のディープインパクト・ビジネスに嫌気のさしたファンがほとんどだったのだ。
レースも案外、平凡な見どころのない内容に終わってしまった。アドマイヤメインは一応の形は作ったが、ただ行ったというだけでだれも眼中にないところがつらい。
2番手がダイワメジャーになってしまったのが、レース展開全体としての誤算。距離があるから事実上のペースメーカーになってしまった同馬が途中から
ピッチを上げてレースを作れるわけもなく、そうこうしているうちに2番手以下は動きのないままのスローに終始。勝負どころさえ作れないまま、あっという間に
ディープインパクトに飲み込まれてしまった。それだけディープインパクトの能力が抜けていたといってしまえばそれまでだが、コスモバルクや、メイショウサムソン
デルタブルースなど、ディープインパクトの引退レースだからこそ、せめて先行の脇役の役割だけは果たして欲しかった。ただ、回ってきただけの印象はぬぐえない。
11万人しか来場しなかったファンは、ひょっとして意外やつまらないレースが展開されることを察知してしまっていたのだった。

集保良く言った。ってな感じだな。殆ど賛成の内容。反対部分?「ディープインパクトの引退レースだからこそ、せめて先行の脇役の役割だけは果たして欲しかった」
の下り。俺は最初から「今年はかなり最低メンバーの有馬記念になったな」と当時の日記に書いていた。だから「脇役」と言うよりも「チョイ役」だろ。と言う事で。
まぁあまり他馬&他馬の陣営を悪くは書けないからな。おかしいと俺が思うのはこの一文だけ。えっ?集保は脇役にはなれるだろうと「他馬」を過大評価していたの?
となってくる。先述したが他馬の陣営を悪くは書けない。この辺はアングラ気味な俺の方が書くべき内容だろうな。基本はグッジョブ集保。新聞では以下の内容で。

伏兵勢がちょっと情けなかった。離して逃げたアドマイヤメインが誰もペースメーカーとは考えてないでしょ。コスモバルクやメイショウサムソンが
途中から自力勝負に出て、もっと厳しい流れになればディープも仕掛けどころを迷ったんだろうけど。苦労なく3角すぎで追走できたからね。
ディープの有馬と考えた人には最高のレースだっただろう。でも、ほかに視点を持ていた人には物足りなかったはず。小柄な分、仕上げは楽だったんだろうけど
日本のチャンピオンとしてはまれな存在。今まで接してきた馬とは異質な部分が多かった。(凱旋門賞の敗因は)ひとつではないでしょ。
競走体系の違い、馬場や体調とかいくつかの要素が集結した結果だろうね。まあ、1回で結論を出すことが難しい問題。だからこそもう1回挑戦してほしかった。
これで引退というのは競馬ファンとしてはもったいないね。やっぱり強いじゃん。もっと強い相手と戦って本当の強さを見せてもらいたい。有馬を見た人は
ますますそう思ったでしょう。パート1国(競馬水準のランク付け)入りして、アジアの先進国を担う日本としては、その目標になるためにも欧米の本当のGIを
勝っておきたかった。(種牡馬としての期待は)水を差すわけじゃないけど「種牡馬としては失敗します」って言っておいた方が評論家としては的中の確率は
高いんですよ(笑い)だって父を超える産駒って見たことがないでしょ。ただSSの子供が種牡馬として成功しているように、繁殖牝馬のレベルが高くなっているから
父を超える可能性は否定できない。父を超えると信じたい。僕だって相手がいいオンナならすごい子供ができる可能性はあるんだから(笑い)
過去、ミルリーフ、ノーザンダンサー、ミスタープロスペクターといった貧弱な体をしている馬が根幹種牡馬になっている。父と似ていないことが成功に結び付く
かも。楽に33秒台で上がるんだから、すごいスピード馬を出す可能性もある。父と180度違う逃げ馬が出るかも。産駒の特徴を想像させない面白さがある。
(最後にファンにメッセージを)ディープで喜んだファンは、これからも競馬場に来てください。そして第2、第3のディープを探してください。
20年後にはディープを見たことが必ず財産になっているから、それを自分の子供に教えてあげてほしい。

とりあえず「こらっ!このエロオヤジっ!」とだけ(笑)言いたい事はそれで正解なんだがちょっとそれはなんて言うかうわー的な内容だなぁとか思う訳だが。

2007年01月19日(金)22時21分33秒