ベッラレイアは当初アーリントンカップの予定がすみれステークスに回って「なんで?」とか思っていたんだが「アーリントンカップ除外」だった訳か。
それなら納得。競馬の出走レースの場合その週のレース「1つだけ」ではなく「2つも3つも登録だけはやっておく」と言う事が出来る。金曜日になって
その抽選結果がハッキリとなる。受験の「滑り止め」みたいな物だと思っていただければそれで。だから「アーリントンカップに落ちてすみれステークスに当選」か。
さしずめそんな感じ。幾らベッラレイアが新馬戦で見せたパフォーマンスが異色の物だとしても賞金的には「1戦1勝」「新馬で勝った賞金700万円だけ」だから。
使いたいレースに使えない!と言うもどかしさはあるだろうな。そう言う事か。なんでノーザンの有力馬同士が潰しあうんだ?とか思ったがこれなら納得。
競馬のレースに関して「フルゲート何頭」とレースの条件ごとに決まっている。例えばフルゲート16頭だと仮定する。登録された馬の数が16頭以下なら問題なし。
問題なのは17頭「以上」になった場合。基本的には「獲得賞金順」と言う事で。デビューしてから今までの分全て、だったら年とってる馬の方が有利になる。
そうではなく「最近1年の獲得賞金順」と言うのが基本。それで「賞金上位」がまずは優先される。その後に「最近除外を食らった馬」が優先される。
要するに「この間なんとかステークスってレースに登録したのに抽選の結果あなたは漏れました」みたいな馬。その際に「次回の出走で優先される権利」が与えられる。
これで殆どの馬の出走可否が決定される。後は残り少なくなった出走枠を巡って「同じ賞金額の馬」は抽選に掛けられてその結果出られる馬出られない馬が決まる。
この辺は「足切り」と考えて良さそうだ。だから「賞金を獲得しないと出したいレースに馬を出せない」と言うジレンマに割と苦しめられる事が関係者にはある。
ベッラレイアの場合「新馬戦勝利→クイーンカップ除外→アーリントンカップ除外→すみれステークス当選」と言う流れ。1戦1勝では賞金額も微々たる物だからな。