関西テレビがどうたらこうたらとか言う事で完全に見当違いのバカ記事バカニュースばっかり流してる偏向東京ウンコマズゴミの姿を見てこれを思い出した。
[ 東京がでっち上げる偽りの大阪像 ] 「大阪はね、ゴミゴミした街だと決まっているんだよ。映像をかえなさい」上司であるプロデューサーのIさんが
眼鏡の奥の鋭い目を光らせて言いました。私は、開いた口がふさがりませんでした。平成元年の出来事です。その当時、私は東京の報道局でディレクターとして
短いドキュメンタリー番組の制作をまかされていました。大阪で「花の万博」が開かれるということを紹介する企画で、総合テレビの全国ネットの番組です。
私は、大阪の良さを全国にアピールする良い機会だと思い、大阪の美しい映像をふんだんに使いました。中ノ島から大阪ビジネスパーク、ベイエリアまで
それはまさに「水の都大阪」をイメージした、渾身の力作でした。その映像に、NHKの中枢たる東京報道局の上司が、いきなりクレームをつけたのです。
大阪のイメージに合わないから、通天閣や道頓堀といった、もっとわかりやすい映像にしろという、まるで情報操作まがいの命令です。
私はこの瞬間、東京のマスコミの、大阪に対する偏見と、ある種のコンプレックスを感じずにはいられませんでした。そうです。東京は大阪が嫌いなのです。
逆もまた真ですが、前者の方がタチが悪い。情報のほとんどが、東京から発信されているからです。大阪といえば通天閣とタコ焼き、いつから
そんな偏った大阪像が定着したのでしょうか。もちろん、通天閣もタコ焼きも大阪の大切な文化ですが、ごく一部に過ぎません。そればかりを強調して伝えるのは
誤りです。とりわけテレビの影響力は絶大です。関西以外の人が大阪に抱くイメージは、一昔前の外国人が、日本をフジヤマ、ゲイシャの国だと
勘違いしていた状況に似ています。あえてそういう「幻想」を作り上げているのです。歴史的にも、文化的にも、都市機能という点でも、大阪や関西の実力は
相当のものです。その全体像を伝えず、ただ闇雲に東京を賛美する。そんな一部のテレビメディアこそが、日本の一極集中の元凶ではないでしょうか。