競馬場でパドックを見た人は同意してもらえると思うだろうけど、パドックからスターティングゲートまでのブラックムーンは明らかにおかしかった。
パドックでの歩様はぎこちなく、かえし馬はごくごく軽いキャンターのみ。実際、直前の追い切りもまるで動いていなかったそうで、いくら2歳牝馬チャンプ
とはいえ、そんな状態の馬がクラシックレースで勝負になるはずもない。結局2周目の3コーナーあたりで真島騎手が下馬して、競走中止となった。
一時は、最悪の事態が頭をよぎったが、馬は「右前跛行」と診断され自力で厩舎に戻ることが出来た。おそらく真島騎手が「もう無理」と判断して
馬を止めたのだろう。検査の結果を待たねばならないが、おそらく大事には至らないと思う。
…と言う内容の日記を目撃した。そう言えば確かに。どうも「おかしいなぁ」とは思って居たがそれと同時に「俺の勘違いだな」とも思っていた。
まぁこんな大舞台でそんなダメダメな仕上げなんかするはずもないだろ…と言う事で結局はそう言う風に俺が思っていたその内容が命取りだった。と言う事か。
競走馬は本当は万全の態勢でレースに臨まない事には好成績なんて挙げられるはずもないのだが人間と同じ様に調子のいい悪いみたいな好不調の波はある。
それを結果的には見抜けなかったなぁと言う事で「とまむさんもまだまだ甘いですね」と言う事が言える。最悪の事態、はどうやら避けられそうか?と言う事で。