2007年03月25日(日)tHe vote + ful world

日記を書く。そして写真ファイルを置く位置を修正する。…やっぱり別の場所がいい。そう思って戻した。余計な転送量を負担させてしまった。と後悔を公開する。
それに決定。そして動く事を決める。高崎遠い?まぁ遠いよな。とまむさんのお住まいは群馬県のどちらなんですか?南部。としか言えない。プライバシー?
いや違う。書いた所で俺にとって利益にならない。ただそれだけの事。1億くれるなら教えるよ。但し偽札は勘弁な。なんて思ってアタック25の録画予約。
それとシーイズトウショウの為に普段は録画しないスーパー競馬も録画予約。と言う事で外出決定。自転車で1時間。途中ネコの死骸を通って走る。
ネコね。愛猫家はいいんだが中途半端にネコ好きと言う輩がウザい。愛猫家ならネコを捨てる事なんかしないだろ。問題なのはいつだって中途半端な人間。
と言う事で。自転車で出発する。それが午後1時40分の話。出発して「もうすぐ来そう」と思った。そして自転車で6キロ近く進んだ所で自転車のペダルが
足から離れて落ちそうになった。でも落ちない。体の脚や腕を自転車のフレームハンドルもしくはサドル横。打ちつけはしたが挟まれてはいない。
打ちつけた痛みはあるがやがて収まる。挟んだ痛みが長期化する。それはない。それはないのか。来たな。と思った。何が?とまむさんは生まれてから何度か
「あ、くる」と思う事がある。感覚が鋭利にそれと柔らかく。2つの両面性を持った新しい感覚が時々自分に降りてくる。ある種「成長」もしくは「一新」
と言う形。自分にしか分からないので深く書くつもりもない。ただ1つ言える事としては「雰囲気変わる。自動的に」と言う事だけ。それだけの事。

たぶん自分に1度会った事のある人間は俺を死んだものとして扱うと思う。昔の話が夢露幻と思うよ。ほんと。…そう思って自転車を再度漕ぎだした。
体の余計な脂が脱げる形。背脂を脱皮で強引に剥いだ形。感覚?皮膚そして脂肪が勝手にめくれ落ちる様な感じ。なんて思ったそんな曇天。晴れもなく雨もない。

喉が痛い。空気は相変わらずヘタクソな状態でイガイガする。そんな感覚なので唾でも飲み込んだ。ぜーぜーへーへーゴホンゴホン。1発の咳で全てを払う。
高崎インターチェンジ付近から左へ曲がって高速の下をくぐった瞬間は瞬間的に風が無くなりこの世の光景とは思えなくなる程に光が入らない。
せいぜい20メートルあるかないか。それだけなんだが。高速の下をくぐって地表に飛び出して反対側へ。壁を超える亀。比喩で言うならそんな形。

そして飛び出した後は一気にコンクリ道路を下り製薬工場らしき建物の前を通過しローソンを通過しクレインの乗馬云々の看板を超えてガソリンスタンド。
茶髪ガングロ性行為満載トラックみたいなデブ姉ちゃんと言った分かりやすい記号を瞬間だけ遠くに感じる形で右へ曲がって後は高崎駅東口方面へとしぐら。
まっしぐら。その様な体たらくで発動した様な雰囲気で十字路に到着して狭い一方通行の道から高崎場外馬券売り場へと到着した。時刻は?午後2時40分。
そうですか。そう思って到着し自転車を入口から一番近い自転車置き場へと停止させる。そしてさっさと中へと入って馬番を確認してから水を大量に飲料する。
トイレの脇にある水飲み場。あまり汚いとも思わない。そんな感じで向かうのは場内…の前に今あるレースを確認しておく。丁度中山10レース。
中山10レースは準オープンのスピカステークス。前へ行った馬が有利になる馬場状態と判断してカタナを応援。結果2着。とまむさんねぇ…ただ好き好きと
言ってるだけでは自分を嫌われちゃうの対象にしてしまうわー。と確信しましたよ。雰囲気としては「シーイズトウショウの馬券が欲しい。当たっても外れても」
と言う形。でも損ばかりしていたら嫌だよね。何が損で何が得なのかは知らないけれど。知らないけど最善ならば頭に入り込んでくるから後はそれに従うだけ。
練習を2日前までやって前日は調整程度そして本番?そんな意識を素でする事もなく勝手に入りこんでくる様な入水してしまう様な世界観。と言うお話で。

シーイズトウショウは好きだが負けるかもしれない。理由は自分が乗っていないから。結局他人の脳味噌に全てを委ねる話だから。池添?信用していない。
顔を見れば。頭を見れば。雰囲気を見れば大抵の事は分かる。シーイズトウショウが負けるとしたら池添の責任。と言う感覚をお話として身につけた。

中京と関係のないマーチステークスの馬券でも買ってシーイズトウショウの馬券が外れたとしても結果現金収支がプラスになる様な形にでも致しましょう。

と思った。勝負と言う言葉が嫌い。負けると言う字が入っているから。負けると言う意識は知っていてもいいけどそれはあくまでも知識でだけ。
実際?負けるなんて話を知らない方がいい。勝負と言うより勝利!と宣言してみたりする。…いい雰囲気の馬か。パドックを見ないとダメなとまむさん。
でも最初から最後までなんて見ない。最後の1周と本馬場入場。それだけでいい。高崎場外はグリーンチャンネルのそれだから。あくまでも。
きちんと本馬場入場を映してくれるのはありがたいね。民放?努力しようと言う姿勢が間違い。軽やかにしないと逃げられる。テレビは女を抱く様に作ろうよ。

そしてマーチステークスの本馬場入場。テイエムプリキュアは相変わらずあっちをよそ見こっちをよそ見して意識が無い。大野がなだめてなんとか格好をつけた。
後はツムジカゼ…それからヒカルウィッシュ。この辺の気配がいい形。どちらにしようか、と言う話になってツムジカゼはマイナス8キロ。
ヒカルウィッシュは増減なし。前回との比較の馬体重。…ヒカルウィッシュにしようと決めた。複勝を100円シーイズのそれと一緒に購入。合計200円。
スタートするまでマーチステークスはあと5分。高松宮記念はあと20分。どうやらマーチステークスの発走と高松宮記念の本馬場入場は被らない。思った。

シーイズトウショウの馬体重なら既に確認している訳で。プラス15キロ。情報通り。元々「プラス20キロぐらい」と言う風に思っていた。
だから情報通りで特に驚かない。数字よりも雰囲気。雰囲気は悪くない。厩務員を引っ張る様な。気合が乗っている様な。すこぶるいい形だった。
中京競馬場の天候も晴れになった。少しは馬場も回復していると思う。それでも外からの差し馬天国になっているのでスタートして後ろに下がって
直線は外へと出して欲しい。時計が掛かっているのは3歳未勝利戦で証明済み。おそらく1分8秒後半、1分8秒8程度の勝ちタイムになると予想している。

勝ちタイムが遅くなれば遅くなる程「差せる」競馬になる。シーイズを今回だけは差し馬にモデルチェンジして欲しい。スタートして無理には先行しない様に。

と前々から書いてきましたので。あとはとまむさんの頭を信用するだけ。そう思ってベルが煩く理理理理理!理理理理理理理理理!となって締め切られた。
本馬場入場が被る事もないな。そう思ってマーチステークス。テイエムプリキュアがおそらく逃げるだろうが問題なのは逃げられるかどうか。
スタートしてから最初の直線、そしてカーブを迎えるまでに「1番前に行けるかどうか」と言う事で。他の馬の方がスタートダッシュに成功した場合は
そちらの方が前に出る、と言う事で。五十嵐はつくづくひどい輩の無視したくなる人物ですね。と思いました。私は。そう思って各馬ゲート入り。
最後は16番のヒカルウィッシュ。スタートしました!バラバラと言うスタート。先手を取るのは押して押してテイエムプリキュアか?しかし逃げられません
他の馬の方が先行して行きました…テイエムプリキュア3番手の競馬、あとはバラバラっとなった展開で馬が1頭ずつポツーンと追走もしくは3頭が並走
4コーナーにカーブして先頭はクワイエットデイが先頭に立った!2番手にトーセンブライトが上がって後は外からツムジカゼ内をこじ開けてはヒカルウィッシュ
先頭は抜けたクワイエットデイ!クワイエットデイリードを広げて快勝ゴールイン2着は接戦!僅かにトーセンブライト優勢でしょうかヒカルウィッシュ3着か!

と言う状態になって一応的中した。最後仕掛けが遅れたと思う。当たったから何も言う事ないけど。人気薄だった1着2着。3着も人気薄。
でも印はたぶんつけていたと思う…と言う事で。一旦2階から1階へと降りて水でも飲んでみる。美味しいなぁ水は。水と牛乳。たまにコーラ。そんな感じかな。
胃腸の中で時間差シェイク。胃腸の断面図を見せて白い液体と透明な液体と黒い液体のコントラストが未亡人の様な色合いに。そんな事を意外と感じて

高松宮記念の本馬場入場です!となって1番最初にシーイズトウショウがテレビ画面に登場してきた。雰囲気は悪くない。そう思って時間が迫ってきた。締め切り。
例のブザー。後は発走を迎えるだけ…。どうか無事に回ってきてください。私の大好きなシーイズさん。火の玉のCG演出が1200メートルを駆け抜ける。
ゴール版前で燃え尽きてレース名へと変わる演出。グリーンチャンネルやね。CGは如何にもって感じで陳腐なんだけれども。CSだから。高画質はまだ先の話。

そしてファンファーレ。名古屋消防音楽隊?みたいな名前のそれ。そして実況にマイクが切り替わって大声援。枠入りは順調。
最後は17番のペールギュントが入りまして完了です…スタートしました!バラバラとしたスタートシーイズトウショウは後ろからのスタートになりました
先行争いはどんどん前の方の馬が行きましてシーイズトウショウは中団まで押し上げて内ラチ沿いを走っている!これから直線コース!
シーイズトウショウ先頭に変わるか内から上がって先頭に立とうとするが後ろからの差し馬が襲いかかる真ん中からスズカフェニックス大外ペールギュント
後はプリサイスマシーンも真ん中から1番外からビーナスライン前に届くかどうかしかし抜けた抜けた2馬身差スズカフェニックス快勝ゴールイン!
スズカフェニックス!初めてのGIタイトルをもぎ取りました武豊とスズカフェニックス!2着は最後ペールギュント3着プリサ…(脳内よりフェードアウト)

シーイズ負けた…。負けてしまった。がっかりとした。刹那の間だけ。たぶんこれで引退だと思う。敗因?ずーっと内を通ったから。馬場の悪い内を。
外に出すチャンスは何度かあった。それを拒絶した乗り方の問題。1番馬場の悪い内を通って最後の50メートル付近で後ろから続々と差されての惨敗。
手元の集計では7着ぐらいかな?と思った。5着6着とは差が無いが内と外。離れた争い。…池添に剃刀送って殴って蹴って肋骨の3本程度は折ってしまいたい。
って言うか殺してしまいたい。そう思った。歯茎が青くなる様な事を想像した。自分の歯茎。新人よりもひどい乗り方。これは…可哀相と言う単純化された言葉。
あまりにも軽薄で無意味で炭素の様な。そんな空気が脳を支配して漂ってくる。誰でもいいから俺に殺させろ。そう思った。好きな女が凌辱された。気分。

100点満点でマイナス1億8746万2743点、そこから小数点以下も延々と続く様な形。まぁいいや。終わった事だから。敗因は語るが怨念は要らない。
敗因と怨念は概念の違う思想。…………終わったのか。これで………競争生活が。もう競走成績の欄が増える事もなく…。そうか。そうなのか。おつかれさま。
これでさようならかな…。たぶんそうだとおもうよ。ながいあいだおつかれさまでした。いまはそれをいうだけです…。消える様な気配。うつむく様な心境。

とぼとぼと…あー。一応ヒカルウィッシュの複勝は当たってる。でも嬉しくない。青い色した制服の警備員。日本なんとかサービス、みたいな社名の従業員が
とまむさんに近づいてきて「中山ですか?当たってますねぇこれ、プラスでしょう?」という事でマーチステークスの方の馬券を見て言うんだけれどもクビは横。
横にしか振れない。「シーイズ好きなんで…勝てると思ってたんで…正直ちっとも嬉しくないんですよ…」と言う事を口にするのが手一杯。一応換金した。
払い戻し機は複勝の300円を払い戻してくれた。でもシーイズは負けたんだよな…。と言う事で自転車に乗ってさっさと帰る事にした。もう携帯の電池が無いよ。
いっぱい写真とか撮影したからね。「赤いカンデラ」って感じで暖房の天井ぶら下げヒーターが入っていてその色でカラーバランスがおかしくなって
そのヒーター色を画面に入らない様にと言う事で調整しながらの撮影だったもんね。帰ったらたっぷりと充電しましょうね。とぼとぼと構内。構外。
夕焼けこやけでまた明日。そんな雰囲気で警備員の素人っぽい交通誘導で自家用車捌きの中を縫う様にした1台の自転車が嗚咽を漏らして走っていく孤高の光景。
たぶん異端。涙がでてきたよ。悔しすぎる…。でも幾ら池添を罵倒した所で世界が上下を替える訳でもない訳で。今はもうお疲れさまでした。と思うだけ。

一部では「引退しないのでは?」と言う声もある。自分としては「95パーセント引退」の針に傾ける。理由は非常に単純で「使う所がない」と言うだけの事。
ハンデ戦で牡馬に混じって牝馬が57キロ背負う様な状態。普通に考えたらもう目茶苦茶。別定競争でも重たい斤量を背負わされる。どこを使うんだ?
どこを使うんですか?ハンデばかりが重くなって余計に苦しくなるだけだと思いますけど…。と言う事で。西郷隆盛みたいに「…もうここらでよか」と言う。
脳内でマリアリアの「彼方」が流れる感じでそのままぼーっとぼーんとどすーっとしながら「好きな女の胸で泣きたい」と思うがままに思って傷心の家路と帰宅。

2007年03月25日(日)17時57分00秒