2007年04月14日(土)今君がいる限り

テロ朝「時効警察」で競馬ネタ。ロケは川崎のスタンドでやってドラマ本編では大井でのレース映像を挿入ってなんだこれ。競馬舐めてんのかとか思った。
まぁテロ朝なんだから。それがテロ朝クオリティだから。むしろ朝日放送の方がまだまとも。いや「固いウンコと柔らかいウンコ」ぐらいの差でしかないんだけど。

下品だなお前。つー事で4月14日は中山グランドジャンプですよ。まぁなんて言うか。普段は目立たない障害レース。しかし今日はメイン競争だ!
みたいな展開で。冬の中山大障害は「10レース」であって準メインみたいな扱いになってるからな。理由は簡単「冬の方が影が長くなる」と言う事で。

それが理由。障害コースに置かれている障害の影が長くなると馬が驚いて危ない。とにかく馬は敏感で臆病な生き物。だからこそ「逃げ脚が早くなって」
今の様な「競馬」が出来るスタイルとなりました。って言うのが馬の進化論なんで。競走馬の場合今や大半がサラブレッドですか。そこは人間が意図的に
交配を続けた結果と言う事で人間が他の生き物に手を加えたと言うのはあるけれど基本的には「より速く」と言うのがキーワードになっておりますな。

中央競馬のメインレースは午後3時30分とか3時40分とかその頃合い。冬場の同時間帯では影が長くなって危なくなる。障害を馬が「飛ぶ」訳だからな。
影に驚いてバランスを崩してしまったら元も子もない。春の時期に行われる中山グランドジャンプでは日照に伴う影の位置の心配が軽減されるから11レース。
本当に「メイン競争」として施行される訳なんですが。とにかく無事に回ってきてほしいなぁと思う俺。そしてメンバーを見ると日本馬が手薄なのは否めない。

前にも書いたが有力馬がみんな故障か回避と言う事ですげえ話だなこれ。そして外国馬も何頭も出走と。日本の競馬が最近になって「海外に門戸を開放しました」
と言う「日本の中央競馬の近代化は外国への門戸開放と言う維新ぜよ!」みたいな事になってその結果1番多くの外国馬がやってきたのは障害レース。

なんて言うか皮肉だな。とか思ったが。日本のレース賞金が高いから。って言うのもあるけどな。同時期にヨーロッパではグランドナショナルが行われて
そっちの方は1着数百万円と言うのに対して中山グランドジャンプは1着数千万と言う単位の賞金な訳で。まぁグランドナショナルは「勝つことが名誉」
と言う事で「金よりも名声」の方が強い訳だが。って言うかあんまり直接の比較をしてはいけない様なレースなんだけどな。この2つの障害競争は。

何故日本の中央競馬はそこまでの高い賞金を出す事が出来るのか。答えは簡単「馬券を買ってくれる人が沢山いるから」これに尽きる。日本国内での
売り上げは確かに減ってきているんだけどそれでも他国と比較すると日本人と言うのは馬券をいっぱい買う人種。と言う事で。その分を賞金に回す事が出来る。
それが「日本の中央競馬のレースの賞金が高くなる理由」と言う事で。それでもじんわりと減ってきてはいるんだけどな。馬主に対して愛馬が勝利して
その記念に贈呈されるメダルの円周が小さくなっていて「うは微妙にケチってる!」みたいな話もあるんで安泰と言う訳ではないですが他国と比較すると高め。

そんな賞金。さて今年の中山グランドジャンプはどうなります事やら。個人的には「メルシーエイタイムVSカラジ」だとか思っておりますが。
いや正直この2頭が中山の障害コースの実績が抜けているから。障害コースに限らず競馬場のコースデザインと言うのは全然違うから。そう言う訳で
得意コース不得意コースと言うのがあるから。そう言う意味ではこの2頭になるんかなぁ…。とか思ってみたりする様な。まぁそんな気配かと。
とにかく落馬はしないでね。とか思うだけ。後は3番手評価「まで」かなぁ…。とか思う俺。日本のトップレベルの障害馬は殆ど出走を回避して
実績として「威張れる」様な物を持っているのはメルシーエイタイムの「2年連続中山大障害2着」と言う所だけですか。そんな日本馬からの出走馬。

とにかくまずは無事に回ってきてくれー!とか思うだけなんだけどな。本当に。1頭も落馬だとか故障だとかしないで最後まで。回りきったらもう最高。

2007年04月14日(土)00時19分46秒