2007年04月14日(土)real visual

日記を書いた後は外出。外出して家電量販店にでも向かって中山グランドジャンプでもテレビで見る事にする。テレビなら自宅にもあるでしょ?とか言われそうだな。
テレビ東京だろ?それはもう。そんな局に中継内容で期待なんか出来ません。当たり前ですが。そう言う訳で午後2時20分程度には自宅を自転車で発進!
みたいな展開で。そして発進して到着して颯爽とテレビ売り場へと駆け抜けて日立の50インチプラズマテレビの前を占拠してチャンネルを変更して合わせてる。
まぁこっちの方が幾分かまともだろ。いや「テレビ東京の場合は福島中山阪神メインとやってその前に展望もやってどうでもいいコーナーもやる」と言う事で。
ハッキリ書こう。出演者が余計。コーナーが余計。基本は馬が主役なのが競馬。とにかくパドックをやれ本馬場入場をやれ直前の様子を伝えろ余計な展望は不要!
タレントとタレント崩れのヤリ×ンとウンコみたいな余計な解説者、それ道端にウンコ落ちてたら普通避けるよな?そう存在でしかねぇんだよてめぇらはよ!

みたいな体たらくだから。あくまでも馬が主役。それを忘れてるテレビ東京は。つー事で不要。なんて言う事で今日はBS-hiの方で見るわ。受信料?
これ知らない奴多いから一応書いておくか。普通のデジタル放送対応テレビの場合B-CASカードはピンクの様な赤い色をしているんだが家電量販店に対しては
「白い」B-CASカードが配布されているんだよと。これは受信料だとかの概念が無いいわば「お試し用」のカード。それなんで「お試し用のカードが差さってる」
つー事で家電量販店のそれに関して言えば気にも止めなくていいっすよ。受信料なんて言う「概念」がそもそも無い訳なんですが(笑)みたいなお話で。

BS-hiに関してはまぁ中継内容も平々凡々ではあるがテレビ東京よりはマシ。中山「しか」中継しないからな。本馬場入場もやれば返し馬もやるし。そう言う事。
要するにそう言う事。そう言う訳で番組スタート。1番人気はカラジなのか。やはりカラジが1番人気か。これは普通に予想していた通り。さて今年はどうなるのか。
12歳か。年齢関係ない。むしろ当日のパドックでの気配はどうかと。…いい気配だなカラジは。そもそも今日と言う晴れの舞台に調子を落として出走させるなんて
普通の調教師だったらやらないってーの。明らかに「前回はたたき台、今回は勝負気配」と言う事が良く分かる。オーストラリアからの参戦馬。
厩務員さんはブロンドの髪の毛をした女性が引っ張ってパドックを歩いている。馬体重は430キロ。前回と比較してマイナス2キロ。調子落ちなし。
むしろ絶好調。と言う様な雰囲気さえも漂わせている。こうなってくると気になってくるのは「他の馬」と言う事か。メルシーエイタイム。悪くない。
体重は前回と一緒か。5歳だし。馬体を見る限りでは成長した分だけ体重が増えた。と言う風に受け取った。後はカラジにどう対抗していくか。
後は正直3番手までか?と思ってしまう様な馬たちがパドックを周回している訳で。そして周回を重ねていくごとに気合がじんわりと乗ってくる各馬。
悪くないな。みんな。そう思って地下馬道へと消えていく訳でそしていよいよ本馬場入場です!もちろん入場曲は関東GIのそれですが。

「♪ちゃーっちゃらちゃっちゃっちゃっちゃー(でんでんでん)♪ちゃーっちゃらちゃっちゃっちゃっちゃー(でんでんでん)
♪ちゃーっ ちゃらちゃーっ ちゃらちゃーっ ちゃらちゃーっ ちゃらちゃーっ ちゃかちゃっちゃっちゃっちゃー(でーでん)」

本馬場入場キター!とか思って各馬が紹介を受けてそれぞれ思い思いにコースへと走り出して障害を目の前にして立ち止まる。馬に障害を見せて「これを飛ぶ」
と言う事を教えておく。障害を「見て回る」と言った方が正解か。レース前に障害を飛んだら失格になります。あくまでも「見せるだけ」と言う事で。
障害を見せて歩幅を確認して色々とやる事やって軽く走って本馬場入場。そして福島のメインが終了して10分ぐらいしてスタート地点。最後の輪乗りが行われる。
そんな緊張感高まる中「中山グランドジャンプのファンファーレです!」スターターが旗を振って赤い旗を降る訳で。そして年に2回しか流れない障害GIの
ファンファーレが響いて空へと消えた。もう大歓声みたいな事になってゲート入りが進んでおりますカラジが入りました15頭立て。最後は15番の紅一点
キャピタルゲインが入りまして態勢完了となります、カラジの3連覇かそれとも他の馬の初優勝か!第9回中山グランドジャンプ国際GIレースっ!(出ろー)

ガッコン!スタートしました!各馬バラバラのスタートになりまして最初の障害へと向かいます最初の障害は竹柵障害です先頭は僅かにテレジェニック
しかし後続もひと固まりとなって最初の障害を各馬踏み切ってジャンプぅ!続々と超えて行きます障害超えアァーッ!!1頭落馬!落馬発生!
5番のアグネスハット!アグネスハット落馬競争中止です馬はすぐに立ち上がってますが騎手が落とされて競争中止!最初の障害で落馬発生です14頭!
14頭での競争に代わりました先頭テレジェニックしかし今度はスリーオペレーターが先頭に変わって続々と障害を2つ目そして3つ目と飛越していきます
4000メートル以上の長丁場およそ5分は掛かる中山グランドジャンプ各馬がバンケットを下ってそして登っていきますじわりじわりとスタミナが消耗される
この急坂、バンケットを登って行きまして障害コースの真ん中に設けられているのは高さ160センチの第1の難関大竹柵障害です!幅広いこの障害
高さは女の子の身長ぐらいありますこの難関各馬が踏み切ってジャンプ!後続も飛越飛越飛越飛越飛んで行く飛んで後ろの方まで無事に飛越を終えました!
拍手が起きた中山競馬場!14頭が右回りから左回りに障害コースを走っていきます先頭はスリーオペレーター人気のカラジは中団よりもやや前の位置か!
そしてその後ろにメルシーエイタイム!カラジを見ながらの展開でおしまいまでは20馬身ぐらいあるでしょうか引っ張っている先頭の馬はスリーオペレーター
スリーオペレーターが先頭で障害をジャンプ!後続も続々と飛越を終えていきました残りあと2000メートル残りあと半分を過ぎまして各馬再びバンケット
急な坂を下ってそして急な坂を登っていきますバンケット!脚に負担がじわじわとやってきまして登り切ったら第2の難関大生垣障害が待ち構えております
高さ160センチの大生垣障害に向かっていきますここでカラジが3番手に上がってきたか!各馬そろそろ勝負どころ先頭スリーオペレーターが先頭でジャンプ!
2番手以降も続々とジャンプ!後方集団も飛越を終えました落馬はここではありません!14頭全ての馬が飛越を終えていきました!今度は再び右回りに
たすきの様にコースを順まわりに回って向こう正面の置き障害を飛越!残り1000メートルを各馬が通過ここでカラジが内から抜け出たか!カラジが先頭か
しかし外から一気にメルシーエイタイム!メルシーエイタイムが仕掛けて上がっていきました!先頭メルシーエイタイム内からカラジやはりこの2頭なのか
先頭メルシーエイタイム!しかし内からピッタリとカラジがマークする様にして上がっていく残る障害はあと2つ!3コーナーと4コーナーの障害と
そして最後の直線に設けられた障害の残り2つ先頭メルシーエイタイムで中間障害を踏み切ってジャンプぅ!内からカラジも続くそして3番手には
スリーオペレーターしかし真ん中からリワードプレザンが上がってきて現在3番手そして前を追う!3頭が殆ど横並びになって直線コース残した障害はあと1つ!
4コーナーから直線コースカラジが先頭か外からメルシーエイタイムしかし早く仕掛け過ぎて脚がもう残っていない!真ん中からリワードプレザン2番手に上がる
最後の障害を各馬飛越後続も飛越していくが前には届きそうにない3頭の争いカラジ抜けたカラジ抜けたリード2馬身ぐらいある外からメルシーエイタイム
真ん中からリワードプレザン2番手に上がってカラジを捕らえるか風車ムチが飛び出したスコット騎手の風車ムチがここで飛び出し!!!最後カラジまた伸びる
追い詰めるのはリワードプレザンしかし届かないカラジ3連覇ァァァーッッッ!!!!!!カラジ3連覇!スコット騎手高々と左手を上げました!
ムチを持っていた左手を高々と上げましたスコット騎手!最後は1馬身差ぐらいまで差を詰められましたが風車ムチに応えて最後にまた伸びましたカラジ!
これで中山グランドジャンプは3連覇!そして2着にリワードプレザン3着は外で最後にはバテたメルシーエイタイム!しかし中山グランドジャンプは審議!
審議の青いランプが灯りました中山競馬場!審議の結果が確定するまでお手持ちの勝馬投票券は大切にお持ちください!中山グランドジャンプは審議です!

…うわーカラジ強えぇえぇえぇえぇえぇえぇえぇえぇえぇえぇえーッ!おいなんだこの馬は!明らかにここを目標としていた訳だが退けた!後ろから来た馬退けた!
うは3れんぱしんぎしんぎ?しんぎとかやめてくれよおまえちょっとちょっとえーこれどこが審議?カラジ関係してる?やめてくれよー降着なんてー!(汗)

とか思った俺。そして10分ぐらい審議は続いたのか結局は?なんかそれぐらいの時間に感じられたわもう長くて長くて。そして審議の結果失格馬および降着馬は
ありません!確定の赤ランプに変わりました!1着カラジはこれで3連覇!強い強いカラジ!1番人気に応えましてなんと12歳の馬が3連覇で勝利致しました!
これはとんでもない記録を今目の前で見ています!放送席放送席〜カラジに騎乗しておりましたスコット騎手ですおめでとうございます!うわインタビュー英語!
インタビュー英語キター!とか言う事でもう興奮状態なそんな関係者。そして俺。テレビ東京はスコット騎手のインタビューを放送しておりません!
どうでもいい様なヤリ×ン女だとかを映しておりますインタビュー放送しろやバカどもが!!死ねテレビ東京死ね死ね今すぐに死ねこのバカどもが!!
こんなに歓びに溢れていて「日本はどうですか?」と聞かれて「ホスピタリティの高い国だと思います、良くして貰っている事に感謝しています」
なんて泣かせる様なコメントを英語でスコット騎手が言ってくれて「嬉しい事言ってくれるじゃないのー!」みたいなインタビューが流れている訳であーこの人
本当にええ人やなぁー。とか思う様なそんな状況でインタビューが終了してそして表彰式と言う事で。もう関係者が満面の笑みで。ある意味たっている事が
風格そのものと言う事で。勝利した馬に着せられる記念の馬服(うまふく)を被ってカラジはクーリングダウンで引き運動と言う事で。
これで1着賞金8000万円とかそれくらいですか?賞金お持ち帰りー。日本円お持ち帰りー。みたいな事になってまた来年も来るのかなぁ…。とか思う様な?
そんな展開になっていてうはー!とか思うわもはやこれ。日本とオーストラリアの間に時差ってあったっけ?季節は全然違うが時間は殆ど一緒だろ?
おそらく現地でこの中山グランドジャンプを見ているオーストラリアの人たちも居るんじゃないのかな?ある意味これは凱旋して帰国出来るよ!みたいな展開で。
もうなんて言うか「やっぱり競馬は面白い!」と言う事を改めて思いましたとさ。そんなとまむさんでございましたとさ!うは面白いなーこれ!そう思ったさ俺。

もう関係者のみなさんおめでとうございます!でも来年は来ないで下さい強すぎて日本の馬が勝てなくなってしまいますから!みたいな冗談でも吐いてみるさ!
あー。最後に頑張ってもうひと伸びしたのはなんて言うか根性だよなぁ〜とか思ったわ俺。いやいい競馬!いいレースでした!関係者の皆様お疲れさまでした!

そう思う様ないい競馬。そして日曜の皐月賞も中継しますみたいな番組お知らせを流してこの辺で中山競馬場から失礼いたします!となって番組終了。
いやー障害レースは本当に面白いなぁこれ。いやもちろん落馬とかの悲しい話もあるんだけれども。なんて言うかマジでガチンコの戦いって言うのはホント興奮するわ俺。

なんて言う事を思って終わったあとは速攻で自転車に跨がって帰宅!いやこの中山グランドジャンプに関してはさっさと日記にしたいんだもーん!まっすぐ帰るー!

2007年04月14日(土)17時48分56秒