[ 産経抄4月15日 ] 春風に誘われて、東京都町田市の小高い丘の上にある「武相荘(ぶあいそう)」を訪ねた。実業家の白洲次郎、随筆家の正子夫妻が暮らした
かやぶき屋根の農家は、いまは記念館になっている。2人が愛した工芸品や調度品を眺め、おいしい抹茶をいただいてきた。日米開戦前から日本の敗戦と食糧難を
予想し、昭和18年からこの地で農作業に励んでいた次郎は戦後、米国との“もうひとつの戦い”に駆り出される。ケンブリッジ仕込みの英語を駆使して
占領軍司令部と渡り合った事実は、最近では広く知られるようになった。26年9月のサンフランシスコ講和条約の調印式で、吉田茂首相が読む受諾演説の原稿は
当初英語で書かれていた。「独立の原稿を相手の言葉で書くバカが、どこの世界にいるんだ!」。次郎はあきれて、和紙と毛筆を用意し日本文に差し替えた。
長さは30メートル、巻くと直径10センチにもなった(『白洲次郎 占領を背負った男』北康利著)「プリンシプル」(原則)という言葉を何より好んだ。
占領軍が日本国憲法を押しつけた経緯は誰よりも知りながら、象徴天皇や戦争放棄といった、米国の原則は評価していた。
同時に日本人が原則を打ち出し、新たな憲法を制定するのは当然だと考えていた。その憲法改正の手続きを定めた国民投票法案が衆院を通過した。
泉下の次郎も感無量だろうが、「廃案にして出直せ」と乱暴な主張をする新聞もある。民主党が反対に回った責任は安倍晋三首相にあるとか。
自民、公明はこれまでの協議で、民主党の主張を大幅に取り入れてきた。土壇場になって合意を拒んだのは民主党の方だ。参院選で
対決色を強めるのが目的だとしたら、この党の憲法改正に対する原則はどこにあるのだろう。
…だって。「廃案にして出直せ」と乱暴な主張をする新聞。あそこしかねぇな(笑)って言うかどう考えたってアカピだろ。そんなバカな事を書く奴らなんて。
なんて言うか「だからアカピなんか読んでる奴はバカなんだよ」と言う事が良く分かる。なんつーか「あえて監視するかの様にして読む」のであっても時間の無駄。
なんつーか「廃業にして死ね」としか言えない様な新聞ですな。こんなバカクズ新聞を読んでる奴らの気が知れない。ホントそいつらってキチガイレベルだろ(笑)