2007年05月02日(水)Trick on You!!

書きたいネタが多すぎる。そんな最近の今日の俺。日記や競馬予想の方が優先されまくっているのでキスダムとか録画はしたけど見るのはあとで。そんな近況。
まぁ普通に考えて「今週も作画がやばいやばい」「それ以前に脚本がやばい」「キャベツはDVDで作画は修正したけど脚本は不味いまんまだから根本的な所がダメ」
と言う様な体たらくだろうな。もう色々とね。関係者も大変だな。とか思った訳だが。すっかりアニメバブルもプロ野球バブルも弾けた皆様如何お過ごしでしょうか。

ゴールデンウィーク?元々は「映画業界がこの時期に書き入れ時と言う事で収入の見込める作品をロードショーする様になった事から始まった和製英語」と言う事で。
映画なんてここ数年見ておりませんが。なのでとまむさんには関係のない事だったりもする。最近ではすっかり「映画業界以外」に対しても言われる様になった訳で。
そんな時期においての地方競馬の開催日程。あちこちで開催してるからどれを見たらいいんだー。とか言う事で地方競馬がすっかり共食いになっている件について。

4月29日 ばんえい帯広競馬、水沢競馬、福山競馬、高知競馬、佐賀競馬
4月30日 ばんえい帯広競馬、水沢競馬、船橋競馬、名古屋競馬、園田競馬、福山競馬、高知競馬、佐賀競馬
5月01日 ばんえい帯広競馬、船橋競馬、名古屋競馬、園田競馬
5月02日 門別競馬、船橋競馬(交流重賞かしわ記念)、名古屋競馬、園田競馬
5月03日 門別競馬、水沢競馬、船橋競馬、金沢競馬、名古屋競馬(交流重賞かきつばた記念)、園田競馬(重賞兵庫大賞典)、荒尾競馬
5月04日 帯広ば競馬、水沢競馬、船橋競馬、金沢競馬、名古屋競馬、園田競馬(交流重賞兵庫チャンピオンシップ)、福山競馬、佐賀競馬
5月05日 水沢競馬、金沢競馬、福山競馬、高知競馬、佐賀競馬

これだけあるとさすがに取り合いになって仕方がない。休日は書き入れ時と言うのも分かるんだが主催者が好き勝手やってしまうとファンは混乱してしまうだけ。
もはや旧態依然の自治体による経営は無理。組織的にどんどん次々と併合して上手い事やらないといけないわ。つくづくそう思う。まぁ役人なんかにゃ無理だけど。
5月5日は土曜日で中央競馬の開催もあるので5月4日と比較すると結構主催する地方競馬の数が少なくなっている。土日は中央競馬に喰われるからな。売り上げが。

売り上げだ知名度だなんだとか言う以前に結局は主催者の運営体質が物を言う。ばんえい競馬は今年度から帯広市の単独開催となりました。…ここまでは
典型的な「マスコミのミスリード的な報道」と言う事で。ここだけ見て聞いて「知った気になってる白痴国民」が多すぎて軽く死ねる。マスコミに毒されたバカ女。
見ていて臭い。死んでくれ。ヤリ×ン。今すぐに。とか言う様な体たらくで。如何に「本当の情報を手に入れる事が出来るか」が人間としての価値をも決める。

ばんえい競馬は4市で開催されていた頃は季節に合わせて馬も人もの大移動。帯広、旭川、北見、岩見沢。この4つの市を開催に合わせて数ヶ月ごとに移動した。
子供の学校の学区の問題は?持って行ける施設は解体して運んで組み立ててまた解体して運んで組み立てて。それの繰り返し。「開催に合わせて移動する」事が
帯広市の単独開催になる事によって無くなりました。と言うのはある種の福音だったりもする。そんな近況。関係者も努力はしているんだが如何せん話にならない。

理由?答えは簡単「帯広市の人口が少ないから」これにつきる。例えば東京で新しいビルがオープン致しました。になると東京都の人口と東京都の周辺人口。
合わせて数千万と言った人間が「商圏」となる訳だ。対してばんえい帯広競馬の場合帯広市の人口、それと帯広市周辺の人口。合わせても商圏が狭い。
とにかく「沢山の人がやってくる」と言う事を考えると「大消費圏」から遠い、と言うだけで相当な不利。競馬場のスタンドをモスグリーンに塗り替えたり
分煙化を徹底したりパドックの位置を移動したりとやる事はやっているんだが如何せん「馬券を売るためのすそ野を広げる」事に関しては実は手つかずだったりする。

要するに「コンビニで馬券が買える様になりました!お近くのセブンイレブンで!」みたいな事は何ひとつやってないんだよね。それは主催者単独では出来ない。
地方競馬全国協会が音頭を取るしかないんだが。そこは完全な天下り組織で無能な役人が押し込められている様な「地獄のツボ」「悪魔の汁」と言った感じだから。
まぁ期待するだけ無理無駄無茶無謀。それが現実かと。主催者の中で地方競馬全国協会に楯突いている主催者も居るからな。って言うか南関東の事なんだけど。
これは楯突いて当然。南関東の中に「こんな奴らに任せていたら廃止になっちまう!」と言う様な危機感があるから。特に「大井VS全国協会」の雰囲気が重々。

ちなみに帯広市の人口はおよそ17万人。数字だけ見れば結構多めなんだが面積が618平方キロメートル。要するに「人口密度」において不利があると言う事。
「商圏」となれる要素は「人口密度」これに尽きる。多少遠い、くらいだったらクルマで行けばいいんだから。「遠い」レベルになると苦しいが。
北海道の大消費地はなんだかんだ言って札幌市。帯広市はなぁ。テレビ北海道の中継局が設置されていない場所だから。ちょっと「田舎モード」にされている。

なんかそんな状態か。とにかく「情報不足」「宝くじみたいに手軽に買える」と言う所を拡充していかない事には話にならない。競馬場を綺麗にしても周辺住民
「だけ」しか得をしない。もはや「日本全国」を相手にしない事にはどーにもなりません!とか言う様な事が現状ですから。はいはいはいはい。

2007年05月02日(水)09時35分22秒