[ 英女王、北米入植400周年で16年ぶり訪米 ] エリザベス英女王は3日、北米大陸初の英国人の永続的な入植地が現在の米バージニア州ジェームズタウンに
建設されて400周年となることを祝うため、16年ぶりに米国を訪問した。訪米は今回で5度目。女王はこの日、夫のフィリップ殿下とともに同州の州都
リッチモンドに到着、大勢の市民から歓迎を受けた。州議事堂での演説で女王は、32人が殺害されたバージニア工科大乱射事件に言及し
「英国民を代表してお悔やみを申し上げる」と述べた。演説後には犠牲者の遺族や負傷者らと面会した。1607年、英国人はジェームズタウンに
永続的な入植地を建設。女王は初訪米した1957年にも、入植350周年の同地を訪れている。滞在は8日までで、7日にはホワイトハウスを訪れ
ブッシュ大統領夫妻との公式夕食会に出席。5日には米国競馬のケンタッキー・ダービーも観戦する。(2007/05/04 09:14)
[ 合田直弘 世界の競馬 ] 4月14日(土曜日)にケンタッキー州のキーンランド競馬場で行われたG1ブルーグラスSと、アーカンソー州のオークローンパーク競馬場で
行われたG2アーカンソーダービーをもって、5月5日にチャーチルダウンズ競馬場で行われるケンタッキーダービーの主な前哨戦が終了した。
私は、昨年の2歳チャンピオンで、ケンタッキーダービーでも主役を務める公算が濃厚なストリートセンスが出走したブルーグラスSを見に、キーンランドに
出向いていたのだが、レースのインパクトはサイマルキャストで見たアーカンソーダービーの方が、遥かに強烈だった。アーカンソーダービーを制したのは
圧倒的1番人気に推されていたカーリン(父スマートストライク)。2着ストームインメイに、レース史上最多となる10馬身半の差をつける完勝だった。
昨年9月にケンタッキーで行われたキーンランド・セプテンバーセールで、5万7千ドル、日本円にして680万円ほどという、ごくごく目立たぬ価格で購買された
カーリン。出走態勢が整ったのは年が明けてからで、2月3日にガルフストリームパークで行われた距離7Fのメイドンでようやくデビューの時を迎えた。
この馬の運命が大きく変わったのは、この日から。カーリンは、デビュー戦を12.3/4馬身差で圧勝。このレース振りを目にした複数の馬主が、所有者である
ミッドナイト・クライ・ステーブルにトレードの申し入れを行う事態となり、結局、サティッシュ・サナン氏のパドゥア・ステーブル、ジェス・ジャクソン氏の
ストーンストリート・ステーブルら複数の有力者がシンジケートを組み、なんと推定350万ドル(約4億2千万円)という超高値でのトレードが成立して
カーリンは新たな組織の所有馬となったのである。次走、3月17日にオークローンパークで行われたG3レベルSに出て、ここも5.1/4馬身差で制したカーリン。
ケンタッキーダービーへの最終プレップとして臨んだのがアーカンソーダービーで、ここも無事通過して無敗で本番に挑むことになった。
キャリアわずか3戦のカーリン。デビュー4戦目でのケンタッキーダービー制覇がなれば、1915年のリグレット以来92年振り。2歳時に競馬をしていない馬の
ケンタッキーダービー制覇となると、1882年のアポロ以来125年振りという、どんでもない記録がかかることになったのだ。一方のブルーグラスSは
ドミニカン(父エルコリドール)が制して、重賞初制覇をG1で達成。人気のストリートセンスはハナ差の2着だった。ブルーグラスSは前半が超スローで上がりだけの
競馬となり、ストリートセンスは決して実力負けではないというのが、現地の評判だった。そのストリートセンスも、「2歳チャンピオンは勝てない」という
ジンクスに挑むケンタッキーダービー。ストリートセンスが勝つにしろカーリンが勝つにしろ、歴史に残るレースとなりそうだ。
合田「ハードゲイ」直弘が何か言ってますよ的なケンタッキーダービー。イギリスのエリザベス女王は競馬好き、って言う事をどれだけの人が知っている事やら。
まぁ「世界各国でダービーダービーと言う季節になってまいりました」と言う事が言える。とまむさんですよ。一応色々と書いていたりするそんな昨今の俺。
合田直弘(ごうだ なおひろ、1959年12月27日 - )は、海外競馬評論家、解説者、レーシングジャーナリスト。東京都出身。
海外の競馬事情に精通し海外で行われたレースを放映するときは必ずといっていいほど解説を務める。そのため「世界の合田」と呼ばれている。
また、英語は同時通訳級。2005年のジャパンカップで、「外国馬が3頭掲示板に載らなかったら坊主になる」と宣言。結果、掲示板に載ったのは
アルカセットとウィジャボードの2頭だけだったため、後日断髪式を行った。一部で「ヅラ疑惑」があったが、坊主頭になったことで結果的に疑惑が払拭された。
その後罰ゲームとしてレイザーラモンHGのコスプレでグリーンチャンネルの「知りたいKEIBA情報局」に登場。
しかし罰ゲームのはずが本人は非常にノリノリで、司会の鈴木淑子を番組終了まで笑わせていた。
ケンタッキーダービー(Kentucky Derby)は、アメリカの三冠の第1冠として、ケンタッキー州ルイビルにあるチャーチルダウンズ競馬場の
ダート1マイル1/4(10ハロン・約2012メートル)で行われる競馬の競走である。例年5月最初の土曜日に行われる。また、ケンタッキーダービーの前日には
ケンタッキーオークスが行われる。出走条件は3歳限定だが、英国ダービーと違いせん馬の出走も可能である。出走馬の本馬場入場の際に
ミント・ジュレップ(Mint Julep)を飲みながら、マイ・オールド・ケンタッキー・ホームを観客全員で歌うのが習慣となっている。
優勝馬にはバラのレイが掛けられるので、ラン・フォー・ザ・ローゼス(Run for the roses)とも呼ばれている。また、チャーチルダウンズ競馬場のある
ルイビルではケンタッキーダービーをメインとして2週間にかけてケンタッキーダービーフェスティバルが催される。
マイ・オールド・ケンタッキー・ホーム(上:英語詞、下:日本語訳)
The sun shines bright in the old Kentucky home,Tis summer, the people are gay The corn-top's ripe and the meadow's in the bloom
While the birds make music all the day.The young folks roll on the little cabin floor All merry, all happy and bright
By'n by hard times comes a knocking at the door Then my old Kentucky home, Good-night!
Weep no more my lady. Oh! Weep no more today! We will sing one song for my old Kentucky home For the old Kentucky home, far away.
古いケンタッキーの家は日差しで明るく輝いている 夏の日、人々は皆、楽しそうにしている トウモロコシの穂先は熟して、牧草地には花が咲いている
鳥達は一日中音楽を奏で 子供達は小屋の床を楽しそうに転げ回る 全ては幸福で輝いていた やがて厳しい時代が来てドアを叩く
古いケンタッキーの我が家、おやすみなさい! それ以上、私のお嬢さんを泣かせないで おお、今日はもうそれ以上泣かせないで
私たちは古いケンタッキーの我が家の為に歌を一曲歌う 遠くへ行ってしまった古いケンタッキーの我が家の為に