2007年05月09日(水)rose average

[ 小寺信良の週刊「Electric Zooma!」 : 加速するフルHD化のトレンド ] テレビのフルHD化の波は、もはや止められないところまで来た。
こうなると、その威力がちゃんとわかる映像ソースが必要というのは、当然の流れである。これまで横1,440ピクセルで十分ですよ、と言っていたビデオカメラも
うちは横1,920ピクセルですよと言ったとたん大注目されるのは当然だ。一番最初に1,920ピクセルに名乗りを上げたのはビクターのEverio HD「GZ-HD7」で
HDDという大容量ストレージの特性を生かし、MPEG-2でフルHDを実現した。こちらはすでに3月から発売が開始されている。一方MPEG-4を採用する
AVCHD陣営としても、規格としてはフルHDをサポートしている関係から、フルHD化は時間の問題であった。しかし思ったよりも早く、製品が出てきた。
昨年12月に発売開始されたPanasonicの「HDC-SD1」(以下SD1)の後継機「HDC-SD3」(SD3)が、早くも4月25日から発売開始されている。
初代SD1をベースに、フルHD記録に対応したモデルだ。今回のSD3の発売により、SD1は生産完了となる。考えてみればSD1は、製品寿命として
約5カ月しかなかったことになるわけだが、スペックなどはほとんど同じということもあって、内容的にはアップグレードといった印象を受ける。
フルHD記録は、今後のトレンドを作るのだろうか。早速その実力を試してみよう。

全然加速していない件について。って言うか何言ってんの?レベルでしか無いんですが。とりまわしがすんげえめんどくさい件について。って言うか色々と。
「動画をパソコンに転送する為の規格」って何?「動画を編集する為のパソコンの性能」って何?そこら辺を無視して「加速する」とか嘘ついても意味ないでしょ。

まぁいいや。「何を撮影するの?」と言う話。高解像度になればなるほど肖像権の問題が発生しやすくなる。要するに「意図して映った訳ではない他人の顔」
をどう処理するか。低解像度だったらドット的なお話で問題視されなかったけど高解像度になればなるほど問題が発生しやすくなる訳で。この辺どうすんの。

「ハードディスク容量はどうするの」と言う話もある。大容量にすればいい?もしも飛んだらどうすんの。データ飛んで復旧無理!と言う事になったらどうすんの。
ハードディスクは基本的に数年でぶっ壊れる、駆動部品があるからね。と言う事で。フラッシュメモリが今のハードディスクの「代替」になればいいけどな。
無理っしょ?溜め込めば溜め込むほどに飛んだ場合のリスクがでかくなる。そこら辺に対しての処遇は一体どうするんだか。パソコンを新しく買い換えました。
その際のデータ移動も面倒くさい事になりますなぁ。一応書いておく。本格的な「3次元エロサイト運営」をしている会社から「動画編集してくれ」と頼まれて
個人でやっているいわば「エロビデオ編集屋」のハードディスクの容量は1テラを大きく超えている。動画云々で言えば「声優出演番組アニメ番組なんでも保存」
の人間のハードディスクも1テラを超えている。これを全部「サルベージ」しようと考えた場合の徒労と言うか苦労に関しては想像したくない程にひどくなるが。

転送云々に関しては現状のUSB2.0と言う事ですか?これよりも「更に高速」にならないとイライラさせられるだけですが?とか言う話で。編集する以前に
マシンスペックによっては再生する際にドロップフレーム多発!なんて言う事もありますが。如何せんマシン性能に激しく左右される訳で。
動画を自宅のマシンに置いて遠隔操作みたいな事で外出先から閲覧する〜。なんて事になった場合に外出先で確保した回線と外出先と言う事はノート。その性能。
色々とボトルネックになる様な状態なんですが?と言う事で。もはや色々と障壁が多すぎる。って言うかそれ以前に「何撮影すんの?」としか言い様が無い。

これで一体どこがどうなって「加速してる」なんて言えるんだか。ここまで大嘘つかれると逆に笑えてくるから不思議だわ。業界の人間は一般人の感覚忘れてるし。

2007年05月09日(水)13時00分32秒