5月15日火曜日の園田9レース。メインレースとなる「淡路島牛乳特別」に8枠9番からドンコルレオーネが出走!…と前の日記で書いたんだが
「淡路島牛乳特別?」淡路島で牛乳、つまり乳牛の生育が行われているのか?と言う事でネットで検索。…行われているのか。不勉強ながら存じあげませんでした。
[ 岐路に立つ「ミルクの島」淡路 ] 県内の牛乳生産量の四割以上を占め、国内でも有数の酪農地帯・淡路島。だが、少子化や豆乳、野菜飲料などの普及で
需要は伸び悩む。輸送技術などの進歩で県外産地との競争も激化し、岐路に立たされている。「ミルクの島」を支えてきた三原郡酪農農協(牛乳生産量県内1位)
洲本市酪農農協(同4位)は合併を模索し、「新鮮でカルシウム豊富な牛乳の良さを消費者に再認識してもらいたい」と巻き返しを期す。(淡路総局・内田尚典)
日本列島を寒波が襲ったこの冬は、酪農業界にとっても“厳冬”だった。成分無調整牛乳「島そだち」が主力商品の洲本市酪農農協(同市宇山三、正組合員数89人)
は4月から、酪農家がしぼった乳を引き取る際の対価「乳代」の引き下げに踏み切った。酪農家のもうけは1キロあたり年平均で実質約2円減った。
北海道では余った牛乳を廃棄処分する事態も生じる中、洲本酪農は2、3月、生産した乳の約1割を、「加工乳用」として四国の乳業会社に出荷する
“非常事態”に。これまで生産量の7割以上を自前の工場で処理し、残りを乳業メーカーに出荷してきたが、1〜3月は需要減で自前の処理が
5割以下に落ち込み、メーカーでもだぶついたためだった。自身も40数頭の乳牛を飼う赤松清助組合長(53)は「乳代引き下げは役員をしてきた9年間は
経験がない。加工に回すと価格が下がり収入減につながるが、廃棄は回避した」と険しい表情で話す。
三原郡酪農農協(南あわじ市市青木、正組合員数269人)が手掛ける「淡路島牛乳」。島内に7店舗を持つスーパー「リベラル」(洲本市)の店頭に
複数のメーカーの銘柄とともに並ぶ。1リットル入り198円の「淡路島牛乳」に対し、各メーカーは208〜218円、と価格競争は厳しい。
リベラル営業担当者は「飲みなれているとの理由で淡路島ではまだ地元産がよく売れるが、大手は価格を下げてきている」と話す。「鮮度が命」の牛乳は
かつては地産地消を代表する食品だった。しかし、搾乳や冷却機械が進歩し、発達や道路交通網の整備で遠距離への輸送が可能になった。
「無菌充填(じゅうてん)」と呼ばれる技術も登場。北海道でパック詰めした賞味期限の長い牛乳が、近畿の店頭にも並ぶ。
淡路県民局の担当者によると、近畿で消費されている牛乳の約6割が地域外で搾られ、増加傾向にあるという。
需要減、競争激化…。牛乳を取り巻く環境は大きく変化し続けている。しかし、経営合理化を目指す両組合の合併案は2月、それぞれの総会で否決された。
統合工場の建設計画に対し、借金返済が収入減を招くのではという不安などが否決の理由だった。南あわじ市内のある酪農家は「しぼっただけ売れた20年前とは違う。
施設も更新し、安全安心で質の高い商品を望む消費者に応えていく努力が必要だ。合併に反対ではない。十分な説明がなく、判断を保留したのが実情」
と胸の内を明かす。酪農家見学の受け入れや低温殺菌乳の開発、販売などの取り組みはすでに始まっている。
こうした消費地に近い利点を、さらに生かしていく知恵が産地強化のかぎになりそうだ。(2006/04/20 神戸新聞)
これが「去年の」新聞記事。不勉強ながら。乳業のイメージと言うと「北海道だとかのいかにも、と言った産地」が一般的なだけに。こう言う競馬のレース名で
その「存在」をアピールするのはいい事ですな。最近のネット社会は本当に便利になりましたな。と言う事を改めて書いて実感しておくそんな俺。そう言う話。
とまむさんは牛乳大好きですよ。それでも1人の人間が飲める牛乳の総量なんて限られておりますが。例えば栃木県の那須辺りでは乳牛の生育も行われている。
と言うのは知っていたが「地元から離れれば離れるほどに漁業や農業と言った事柄に関する知識の無さ」を非常に痛感しているそんな今日の俺。