2007年07月29日(日)ムービーマジック

[ 政党、候補者名どちらでも投票可…比例選にご注意 ] 29日投開票の参院選は、2001年に比例選に「非拘束名簿方式」が採用されてから3回目の選挙となる。
比例選は、候補者名簿に順位はついておらず政党名でも候補者名のどちらでも投票が可能な制度だ。一方、衆院選の比例選は各政党があらかじめつけた
名簿順に従って当選していく「拘束名簿式」を採用しており、これと混同しやすく、投票には注意が必要だ。参院の比例選も、98年の選挙までは、政党が
あらかじめ候補者に順位を付け、有権者は党名で投票する「拘束名簿式」が採用されてきた。これに対して、現在の「非拘束名簿式」は、政党名と候補者名による
票を足したものを、政党の総得票と計算する。これを「ドント式」と呼ばれる方式で計算し、各党の総得票数を1、2……の整数で割っていき、商の
大きい順番に、各政党に当選者数を配分する。各党の中での当選者は「候補者名」での獲得票数が多い順に決まる仕組みだ。01年は比例票全体の
約35%、04年は約30%が候補者名での投票だった。(2007年7月29日11時31分 ゴミ売り新聞)

ドント式:ベルギーの法学者ビクトル・ドントが考案した計算方法。各政党の総得票数をそれぞれ1、2、3、4、という正数で順次割っていき、割った得票数の
大きい政党順に議席を配分する。得票数の多い政党にも少ない政党にも、比較的公平に議席を割り当てられるのが特徴。

案外知られていない事なんだなこれ。とまむさんは前々から知っていたが知らない人も居るんで一応書いておきますか。どうでもいい話だけどな。
って言うか室内でアタック25でも見てる。まぁ自室。って言うか一気に眠気が吹き飛んだわ。「いつまでも眠い眠い言ってんじゃねぇよ」と言う事で。

参議院では【選挙区】選挙と【比例区】選挙の2つの選挙があります。選挙区(1枚目の投票用紙)は各都道府県の候補者名をお書き下さい。
比例区(2枚目の投票用紙)は候補者名または政党名で投票できますが、昔のようにあらかじめ名簿順位が決まっておりません。そのため、候補者名での得票が
「多い順」に当選が決まります!特定の候補者を応援したいときは『候補者名』を記入して投票して下さい!それが比例区の投票のポイントです。

比例に関して。競馬でも使って例えてみる。「大井競馬の所属騎手→大井党」と仮定して以下「川崎党」「船橋党」「浦和党」と4つの政党があったとする。

開票の結果「大井党には、政党名、個人名、合わせて10万票の票が入りました」「大井党に配分される議員数は3名になりました」と仮定する。
まずは決まった事。「大井党に配分される議員数は3名です」これが決定した。問題なのは「大井党の『誰に』議席が配分されるのか」と言う事。

今度はその「10万票の中から、個人名(候補者名)で書かれた票の集計結果」を提示する。その結果。個人名(候補者名)での集計の結果として
1番多かったのは的場文男、2番目が内田博幸、3番目が戸崎圭太と言う結果。個人名が書かれた票数の結果はこうなりました」と言う事で
個人名での争い上位3名までが議席を獲得する事になりました。と言う事で。これが今回の選挙の比例代表に関する決定順位を決めるロジック。

だから特定の候補者を応援したい場合には候補者名前で書くといいんですよと言う事で。案外これを知らない人間が多くてびっくりした。

2007年07月29日(日)13時35分43秒