最近サイト改造とアニメ感想の消化にかまけてたんで日記をじゃんじゃか書いてしまう事にする。まずは今日の地方競馬の重賞×2と言った展開について。
今日のホッカイドウ競馬のイノセントカップ。単勝1倍台の人気を集めた2番エックスダンスが勝利しました。これで2歳新馬デビューから無傷の3連勝。
しかしまぁレースぶりが破天荒だったな。逃げ馬を見ながら2番手での競馬。3コーナー過ぎから早くも先頭に立ってそのまま行くか!と思われたが
今年のイノセントカップの2番人気、こちらも素質のある馬と評価されている「ディラクエ」が外からやってきた。エックスダンスとディラクエ。この2頭。
前回も対戦している。前回はエックスダンスが0.4秒差をつけてディラクエに勝った。そして今回のイノセントカップも「この2頭のマッチレースになる!」と思った
そんな地方競馬ファンも結構居た様で。3コーナーから4コーナー付近に掛けてさぁ2頭が並んだ並んだ!2番手から早めに先頭に立ったエックスダンス!
外から中団からまくり気味に上がってきたディラクエこの2頭のマッチレースで直線コース!3番手はもう大きく離れてしまった!さぁ前2頭の争い!!!
と言う事になってさぁどっちだどっちだ!と手に汗握るレース展開ではあったが最後の最後でエックスダンスがもう1回伸びて差を詰めてきたディラクエを
逆に引き離して最後は2馬身近くの差をつけての勝利!と言う事で。…これ2歳戦とは思えないほどレベルの高いレースだろ。どっちも素質馬。
正直これ今の所エックスダンスは規格外の強さと書いてもいいだろうな。そして2着ディラクエと3着「ボク(馬の名前な?)」との差は大差。およそ2秒。
なんて言うかもう「2頭の為に世界はあるの」と言った感じのそんな内容。時計も優秀、勝負根性もある。2歳でデビューしたばかりだから最後の直線で
ふらふら〜っと外にヨレたり内にモタれたりとまだまだまっすぐ走っていない!と言う面はあるけれど強いなぁとか思ったわこれ。この後のローテーションが
楽しみになってまいりますが今の所は「今年から新設されたブリーダーズゴールドジュニアカップ」を目指して本賞金を積み上げて中央競馬に挑戦!と言うプラン。
中央競馬に挑戦する場合には札幌2歳ステークスかな?と言う様な話も聞こえてきている訳ですが。まぁ「予定は未定」と言う事で。一応そんな青写真とか言う話で。
そんなホッカイドウ競馬。面白いのはこの2頭。共に社台グループの馬。なんだよまた社台かよ。と言うやっかみの声も聞こえてくるんだが
ホッカイドウ競馬の場合「外厩(がいきゅう)制度」を取っているのは競馬ファンなら知っているはず。それ何?とか言われたら「普通、競走馬はどこかの厩舎に入って
そこで調整を行ってレースに出走」と言うのが当たり前のパターン。しかし外厩制度を利用した場合は「レースの10日前までに厩舎に入ればそれでいい」と言う事。
つまり「調教師以外の人間が馬を育てる陣頭指揮を取る事が出来る」と言う事。「厩(うまや)の外に馬を出す」と言う事で「外厩(がいきゅう)」と呼ばれる訳で。
この制度のメリットは「ヘタな調教師なんかに任せるよりも馬を知っている人間が自らの手で馬を育てる育成プログラムを実行する事が出来る」と言う事。
鍛える方法を自分らの手で選択できる!調教師任せにしたり軋轢があったりもしないで済む!と言う事で。ヘタな調教師よりも馬を育てられる人間が
期間ギリギリまで愛馬に付き添うことが出来る。ホッカイドウ競馬で言えばコスモバルクがこの制度の認定「第1号」となった馬ですな。こう言う制度がある。
「いくら仔馬の頃に牧場関係者が馴致訓練をやったとしてもどうせその後はどこかの厩舎に行っちゃうんだもんなぁ…」と言う様なぶつくさとした不満も
これで「ギリギリまで俺らが付き添える!」と言う事で「スタッフが馬を育てる技量がアップする」「スタッフのやる気がアップする」と言うメリットがある。
だから「今現在ホッカイドウ競馬所属に所属している社台グループが育てた馬」に関しては「制度がいよいよ花開く!?」と言う事で注目しておいた方がいい。
そんな今日の1着馬と2着馬。この制度は逆に言えば無能な調教師が要らなくなって舞台から引きずり降ろされると言う意味も孕んでいる訳なんだが。
しかしこの制度を認めているのは現在の所ホッカイドウ競馬だけと言う事で。まだまだ「調教師の大規模なリストラ」に至る事ではございません。と言う話。
そして大井競馬ではサンタアニタトロフィー。1番人気は2年前の東京ダービー馬シーチャリオット。骨折してその傷が癒えてからは精神的に走る気が無い様な。
そんな雰囲気の走りに見えていた。今回は前回の帝王賞と比較して多少メンバーは落ちると言う事もあってか1番人気に支持された。結果2着。
勝ったのは最後真ん中から抜け出してきて競り合いを制したショーターザトッシ。最後はシーチャリオットとの競り合いをクビ差凌いで1着でゴールした。
最近今野忠成は乗れてるなぁ…とか思う印象。そう言えばジャパンダートダービーのフリオーソの背中も今野忠成でございましたね。川崎所属。
しかし川崎以外の所属調教師の馬にも騎乗依頼を受けている。川崎を代表する騎手の1人でしかもファンサービスも旺盛と言う事で。そう言う人。
今後ますます注目されていくんだろうな。と言う様な印象を受けた。シーチャリオットはようやく走る気が戻ってきたか?と言う様な競馬。
とにかく一時期は「無敵!」とも思わせただけにあの頃の強さよもう1度!と言う様な競馬が出来ればまた楽しみがひとつ帰ってくると言う事で。