2007年08月16日(木)静かな対応

[ 東西トレセンで馬インフルエンザの疑い 競馬開催にも影響 ] JRAのトレーニングセンター場長、競馬場長、広報部長の連名での発表によると、8月15日、
美浦・栗東の両トレーニングセンターで、馬インフルエンザに罹患した疑いのある馬が確認された。但し、開催競馬場に滞在している馬や、他のJRA施設では
馬インフルエンザに感染した疑いのある馬は確認されていない。現在、馬の移動は見合わされており、監督官庁との協議が整うまでは再開されない見通し。

※馬インフルエンザとは ・鳥インフルエンザや人間のインフルエンザとは違うウイルスによる。 ・高熱や鼻水、咳と言った症状を発症する病気。
・馬から馬へは感染するが、他の動物や人間には感染しない。 ・現在は、全ての競走馬に対してワクチンが接種されている。

…と言う事で。これはちょっと競馬にとっては大変な事になったぞ…。と言う内容。「馬自身に対してはワクチンが接種されており人間で言う所の学級閉鎖の様な事は無い」
訳だが「念の為、馬の移動は見合わせている」と言う事で。そしてニュースソースは「疑いのある馬」であって「陰性か陽性か」と言う記事は出てきていないが
今の所とまむさんの情報網では「美浦から2頭、栗東から1頭。陽性反応が確認された馬が居る」と言う事で。しばらく競馬開催は中止になるのでは?と言う意見もある。

ちなみに。馬インフルエンザによって長期間もの競馬開催中止を余儀なくされた事例は過去にある。1971年頃の話ではあるが。…それ以来?になる可能性ある。
開催中止か、それとも開催実行か。その判断は8月16日、つまり今日中に協議の結果がまとめられて発表されるのでその発表待ちと言う事になる。

そして!その影響はもう出始めている。今日の地方競馬の交流重賞、旭川競馬のブリーダーズゴールドカップに関して「JRAからの参戦馬は全て競争除外」となった。
理由は「公正保持」みたいな物か。「念の為除外」ぐらいの内容であって「馬が病気にかかっていた!ではない」と言う事でその辺り確認あれ。しかし飛んだとばっちり。
アルドラゴン、メイショウトウコン、マイネルボウノット、オリンピアンナイト。出てくれば人気になっていたメンバーが全て除外になりました。本当ですよこれ。
嘘だっ!とは思ったが本当に除外なので「交流重賞なのに交流じゃなくなった重賞」と言うとんちんかんな事柄になっております。地方馬「だけで」争われます。

そうなってくると。 ステイヤーズカップ組が中心となるメンバー構成、と言う事で。7番のギルガメッシュと12番のビーファイター。この2頭が中心になる。
距離さえ持てば、と言った条件つきながらも6番のバンブーボカにも印を打っておく。この3頭を中心として後は馬券の組み立てか?と言う様な構成に変わった訳で。

この後の流れとしては「午後1時30分からJRAが説明会を開催する」事になっている。場所は美浦、栗東の両トレーニングセンターとJRA六本木事務所にて。

2007年08月16日(木)12時23分32秒