2007年08月23日(木)シーケンシャルクルーデンス

とまむさんが。日記にこれから何を書いていくべきか。答えは簡単。「私事(わたくしごと)から公器へ繋ぐ」と言う事を書く。プライベートな内容を
パブリックで語れる内容にまで昇華させる。それだけの事。基本「口うるさくても役に立つ」まぁ「頑固じいさん」みたいな展開で。って言うか。知恵を授ける方向で。

シャープ、厚さ20mmの超薄型・次世代液晶ディスプレイを開発 − 量産化の目標は2010年 シャープ(株)は、同社最新の
液晶技術をベースに、50型クラスで主要ディスプレイ部の“厚さ20mm”を実現した液晶ディスプレイを開発し、本日開催した記者発表会で試作機を展示した。
同社が発表した“未来の液晶テレビ”試作機の主な特徴は、「画質性能」「フォルム」「環境性能」の3点。画質性能ではコントラスト値100,000対1を実現。
明るさ200ルクス時のリビングコントラストは3,000対1となる。(Phile-web)

未来の液晶テレビねぇ。未来の液晶「テレビ」か。…テレビ業界に未来なんてあるの?とだけ書いておく。現実的に言えば「テレビの奴隷となっているウンコ国民」が
大量に存在している訳であってそいつらが全員もれなく寿命を迎えてポックリ逝ってくれれば業界も死ぬと思うけどそれはまだ先の話だから一応ある、と答えておく。

但し。知的な人間で構成される層に関しての「テレビ離れ」は進んでいるから。その辺りを見て「どう出るか」だな。テレビ放送の「代替手段」が確立されれば
わーっとした感覚で一気に動いていく。…まぁそれはないだろうけどな。だってウンコ国民がまだ大量に大量に大量に大量にわんさかわんさかわんさかわんさかと。
存在しているのがボウフラの様にウザい。そう言う事で。だからとまむさんは前にも書いたんだが「日本はもはやバカの国とまともな知識人の国で2つに別れてる」
と言うのが「現実」である。と言う風にとらえている。いわば「日本人」と「ネオ日本人」との違い。だからとまむさん。前にも書いたが「バカはほっとけ」と書く。

シャープに関しては客の事を考えない商品ばっかり出してるから今後衰退していくメーカーのひとつ。とだけ書いておきましょう。テレビも低画質。携帯はもっさり。
正直今のシャープに魅力なんて全く感じない。液晶「パネル」だけ作っていればいいものを「テレビ」にまで進出しようとしてるから話がおかしな事になる。

とりあえず「未来の液晶テレビ」とかほざいている時点でシャープの経営陣がすこぶるアホだと言う事が良く分かった。俺が社長だったら「ディスプレイ」として思う。
「当社の液晶デバイスはテレビ以外にも、パソコン、広告宣伝、公共施設などさまざまなシーンで使われるであろう技術が結集していると言う事を確信しております」的な
そんな発言を俺が社長だったら行うが。「てめぇにはテレビしか用途が思いつかねぇのか?」としか言い様がない。社長は金持ちだから貧乏人の事が分かりません。以上。

まぁいいや。今後のテレビ業界と言うのをすこぶる簡単に説明しておくか。テレビは「王様」から「一平民」に変わると言う事。つまり「情報メディアのひとつ」にまで
成り下がっていくと言う事。最近はネットで個人的な日記を書いている人間も増えてきたな。そう言う「個人個人」の日記をテレビが放送する訳にはいかない。
圧倒的に「時間が足りなくなる」からな(笑)ネットの場合「個人的な事を書いている日記30人分」を一気に情報閲覧する事は出来るがテレビではこうはいかない。

そして「有名人の話を取り上げないと数字に結びつかない」と言う事で「足踏み」してしまう事で時間のロスが生まれていく。そう言う事でどんどん不利な状況になる。

「情報閲覧スピード(フィードリーダーだとか使ったりアンテナだとか使ったりする様な事でサイトを一気に閲覧する事が出来る、と言う意味でのスピード)」と
「情報伝達スピード(メッセンジャーやらメールやらソーシャルネットを使っての情報波及効果をもたらす、と言う意味でのスピード)」それともう1つ
「情報最適スピード(個人個人にあった情報、個人個人の嗜好にあった情報を提供する、と言うフィット感を持ったスピード)」この3つを挙げておく。

1つ目の内容。テレビで紹介する内容、と言うのはおじいちゃんおばあちゃんみたいな世代にも分かりやすい様に…と言う事で「事件がありました」となった場合
「事件を撮影しにいく→映像を編集する→原稿を渡す→電波に決められた時間だけ乗せる」と言う工程が余計になる。撮って出し、とはいかないので時間のロス。

2つ目の内容。1つ目と重複している所が多数だが、メールの一斉送信やソーシャルネットあるいはブログで日記を書いて情報が更新された事をキャッチしての
サイト閲覧と言う形。情報が更新された事を知る。その情報にアクセスする。そう言った「一連の動作」が完了するまでの速度、共有感に関してネットの方が上。

3つ目の内容。基本的に大衆に合わせて作るテレビでは情報が最適化されない。巨乳アイドル、と言う事で取り上げてもせいぜい有名な人間だけが対象にしかならない。
「Denise Milani」とか取り上げられるか?られないでしょう。こう言った「個人個人に対する最適化」と言うのはテレビでは無理。オーダーメイドの形が取れない。

以上3つにおいて「テレビはネットには勝てない」と言う事で。但し。それでもテレビの方が気楽だから「それだけである程度のシェアは獲得する」と言う話。

但し。今のテレビ業界の「金の使い方」を見ていると「明らかに贅沢病」と言う事で。「贅沢に慣れた人間が急に生活のランクを落とせる様になるとは思えない」
とも書いておく。つまりそれがテレビ業界の最大の問題と。要するに「贅沢できなくなる」と言うのが最大の問題点。これで東京の局が1番の打撃を受けます。
東京の局からお金を貰ってなんとか運営している地方キー局に対してお金が降りてくる額が減ります。そうなると地方キー局はやっていけなくなります。
まず地方から崩壊が始まってますます大都市圏の局だけが生き残る様な形になります。そうなるとますます顔色を伺っての番組ぐらいしか作れなくなります。
ますます寡黙化が進んでつまんない番組が溢れる様になり、自分で自分の首を絞めていく事になって最終的には東京も陥落します。めざせ東京キー局の陥落。

と言う事で。「贅沢していた会社が贅沢できなくなる」と言うのが「テレビ業界の最大のピンチ」であると言う事。番組内容とか捏造とか視聴率とかはどうでもいい。
収入は減っていくのに贅沢は止められない。これが「最大の自滅要因」であると言う事。最近になって東京キー局の新社屋が建て替えられたでしょ?
あれはデジタル放送の開始に伴って、総務省から特別にお金を貰える事が出来たから。デジタル放送普及の名目で国から強奪した血税で建て替えた。それが理由。

総務省がデジタル放送に関して「普及させんの無理やって」にも関わらず強引に普及させようとするのは「血税の無駄を指摘されたくないから」と言う事で。
まぁ「ダンピング」と言うか「バーター取引」と言うか。そんな所。行くも地獄引くも地獄。どっちも地獄なら進んじゃえー!と言う事でそっちの方を選択した。

そして総務省が犯したミスはもう1つ。「デジタル」と聞くだけでジジイババアと言った「テレビの奴隷世代」はそれだけで敬遠する。アホやのぉ。
それだったらデジタル放送なんて言う言葉は最初から使わない方が得策だった。「テレビを買い換えるとこんな事が出来ますよ」と言う事で「デジタル」と言う単語を
1回も出さない形。いわば「ジジイババアを騙す形」にしておけばよかったのに(笑)「デジタル」なんてハイカラな言葉を使うだけでジジイババアは「引く」これ常識。

本当に総務省。って言うかお役人どもは「自分で想像して考えを巡らせる事」が出来ない無能が沢山居る様で(笑)それが総務省最大の失敗。ジジイババアの世代を
「敬遠させる」事になんの意味があるんだか。例えて言うならプロ野球で「ピッチャーが打席に立ちました」「そのピッチャーは打てません」的な人間に対して
必要以上に怖がって外角に思いっきり外した山なりボールを投げてフォアボールにして敬遠しちゃいました。なんて言う様な愚行。普通そんな事はしないだろ?

その「普通」な事さえも出来ないと言うのがお役人。さすが「血税の無駄遣いを屁とも思わないチンカス団体」なだけの事はありますな。そんなこんなで。

それと。電力会社が電力消費量云々で節約がどうのこうのとか逝ってる話。あれ嘘だから。基本的には「企業の方が家庭よりも電力使用量が多い」これが当たり前。
テレビのニュースだとかであーだこーだ言うよりも「直接企業に言え」と言う方が筋が通ってる。まぁ「欺瞞」だなとしか言い様がない。民放が「企業に向かって」
節電を呼びかける。物凄くざっくばらんに書いてしまえば「おいトヨタ!節電しろ!!」と言う事をトヨタに直接言いなさいと。そう言う事。無理だけど。
だって企業は「スポンサー」であって「金をくれる立場の会社」だから。そう言う奴らに歯向かったら普通に広告引き上げの処刑の目にあうんだから。それが常識。
だから「家庭に呼びかける事でお茶を濁す」しかないと言う(笑)そんなチンカスニュース、そんなチンカステレビなんか「見ない」と言うのが最大の節電ですな!(笑)

2007年08月23日(木)05時45分06秒