2007年09月20日(木)fly and fight soon

水曜電波ムーブがひぐらしをバカにした話。それに関して原作者の竜騎士07氏にメールを送った事を前に書いた。ひぐらしをバカにすんなよ朝日放送。と言う話。
その返信がやってきたので全文はやらないが「一部」をご紹介しておきましょうか。「メディアの暴力」と言う物に対する実際の「例」と言う事で挙げておく。

こんにちは。07th Expansionの竜騎士07です。メールをありがとうございます。(中略)物語を本当によくご存知なら、このような引用の仕方にはならないはずで、
私も少し残念に思います。ですが、本当に物語を最後まで理解してくださったなら、“問題が生じた時、誰にも相談せず、暴力的な手段で短絡的に解決する”ことを、
どれほど否定した物語であるか、しっかり理解してくれていると確信しています。(中略)以上、ご連絡させていただきます。

と言う内容の返信が届いた。まさか返信してくれるとは思っていなかった。さすがに時期が時期だからな。メールボックスが一杯になる程のメールが届いている事だろう。
それにいちいち返信を返す、と言うのも「手の掛かる話である」と言う事で。しかしこうやって返事が来たのなら「これが竜騎士07氏の思いである」と紹介する。
これは「きちんと紹介しておく必要がある」内容だな。そう判断した。「メディアの暴力」「朝日放送の偏向報道」に対する「竜騎士07氏からの答えはこれだ」と言う訳で。

「問題が生じた時、誰にも相談せず、暴力的な手段で短絡的に解決することを、どれほど否定した物語であるか」この一文に集約される。この一文に同意する。
実はひぐらしと言うのは「友情」だとか「仲間」だとか、そう言った方の側面に関する描写の方が多い。人殺しのシナリオは確かに存在しているが
そのシナリオの「後半」の内容は「決して誰も幸せになんかならない」「殺人を犯してしまった事を後悔する」と言う側面の方が強い。これがひぐらしの本質。

きちんと最後まで話を知っていれば、今回の水曜電波サヨクムーブみたいな「短絡的な取り上げ方」は絶対にしない。これを「した」と言う事は「分かってない」と言う事。
つくづく「愚行」を犯したな。朝日放送。木曜ムーブで謝罪が無ければ全面的に「戦争」へと持って行ってもいいんだが。やっぱり「反日朝日」だな。送信した内容は以下。

緊急事態なので失礼ですが挨拶の方を省略させて頂きます。ひぐらしのなく頃に、楽しませて貰っております。既に同様の意見が多数提出されているとは思いますが
大阪の朝日放送の関西ローカル番組「ムーブ!」の番組内において京田辺市の殺人事件と「ひぐらしのなく頃に」が関連しているのではないか!?と言う様な
「偏向報道」がなされました。番組内で提出されたフリップで「山村での連続怪死事件がテーマ。主人公の少女は親の離婚騒動がトラウマに。斧を使って敵を殺していく。」
などと書かれる始末でした。これは明らかに「ひぐらしのなく頃に」を知らない人間が「伝聞で」書いたとしか思えないひどい改悪です。作品を「貶める」だけに
終始している内容なのでこう言う事がありました、とご報告させて頂きます。事件は確かに残虐な事件ではありますが、「ひぐらしのなく頃に」を悪者にすると言うのは
明らかな「侮辱行為」です。番組中にコメンテーターがフリップの内容をやんわりと否定していたのがせめてもの救いではありますが。それでもまだ足りません。
同様のメールが届いているとは思いますが、是非この様な事にもめげずに、「ひぐらしのなく頃に」の制作者として胸をお張り下さい。それでは失礼致します。

2007年09月20日(木)00時26分06秒