そろそろ今回の自民党総裁選挙に関するとまむさんの結論をまとめておく。結論としては「頑張れ麻生」で終わらせる。なんとも抽象的な話だな。
以下戯れ言。今回の自民党総裁選挙は数々の「麻生いじめ」が行われてきた。「平日の遊説演説禁止」「政策や自らの考えをまとめた文章の配布禁止」
そして何より「22日の各自民党の都道府県連の『開票結果の公表禁止』」…と言うアホな内容のお触れが出てきた。頭悪いんじゃないのか?としか言えないが。
これがどう言う事かと言えば、いわゆる「地方票」の結果を公開して、もしも麻生太郎有利!と言う事が明らかになった場合、23日の国会議員票の「行方」にも
大きな影響を与えてしまうから。つまり「福田ではなく麻生に投票しよう」と国会議員が思ってしまう事の無い様にする。と言う意味が込められている。
一応書いておくのだが今回の自民党総裁選挙。国会議員票の開票は23日だが地方票の開票は22日の内に大半の結果が判明する。公表するのは禁止されているが。
その禁止はおかしいのではないか?と言い出した人間が各自民党の都道府県連の中から現れている。例えば茨城県。茨城県の自民党県連において発言が飛び出した。
おそらく「禁止の通達自体は出されているが、禁止するのは理不尽である!」と言う事で「47都道府県のうち、どこかの支部が結果を公表してしまう」と思っている。
その煽りを受けて、その「最初の方に結果を公表した支部」に「続く支部」がどの程度、数として現れてくるか。と言う内容に掛かってくる、と言う事が言える。
おそらくは、殆どの都道府県で22日に「公表」してしまうのではないか?と思っている。総取り式ではなく「ドント式」を採用する支部が多数らしい。
感覚としては「福田にも一応配慮してやるか」と言う事で支部の投票では「麻生2、福田1」の合計3表になると予測する。ドント式を採用する支部が30だとして
「麻生54、福田36」の様な結果になるのではないか?と思う。これに「総取り式」の支部も含めて全47支部の結果となる。案外「党本部からの公表禁止命令」は
簡単に破られてしまうのではないか?と俺は思っている。半分近くの支部が22日に投票結果を公開してしまうだろうな。その地方票を受けて国会議員票がどう動くか。
俺の理想とするシナリオとしては「党本部に謀叛を起こして支部の大半が22日に結果を公表。集計の結果麻生太郎の得票数が結構な差を以て福田康夫を上回る。
その結果を踏まえて国会議員票の投票が23日に行われ、投票の結果僅差で麻生太郎の勝利が確定し、麻生太郎自民党新総裁の誕生となる」と考えている。
そして何よりも。福田康夫が自滅してしまった。と言うのが大きな出来事。遊説演説で失敗しようとも、テレビ番組の討論でしどろもどろになっても。
それ自体はそんなにダメージを与える様な内容の話でもない。だって国民には投票する権利が無いんだから。いわば密室での投票。演説やテレビで失敗した所で
正直「どうと言う事はない」のが本当の現実。…しかし。福田康夫がついにボロを出した。それも超特大級のボロを。まさかこんなにも簡単に出すとは思わなかった。
それは一体何か?と聞かれたら「ご遺族」と返答する。金曜日の討論会でテレビ中継も生放送で行われている中での、拉致問題に関する議論の最中。
その最中に福田康夫が拉致被害者のご家族の事を「ご遺族」と口走ってしまった。本音だな。本音では「拉致被害者はもう死んでるよどうせwww」と思っていた。
だからこそこの様な「大失言」が飛び出してきたのだろうと思う。本音を喋ってしまった福田康夫。拉致被害者のご家族に対してとんでもなく失礼な事をした福田康夫。
ご遺族か。そうか。拉致問題の解決は日本人の殆どが望んでいる。離ればなれにさせられた家族との再開を願っている。それを「ご遺族」扱いですか。
これはもう「福田康夫支持」と表明している人間「全て」に対して「この様な人間を支持するおつもりですか?」と伺って回りたい。とても人間の発言とは思えない。
群馬県の恥だな。選挙区云々。「群馬4区」云々に関係なく、この発言を行った時点で福田康夫は群馬県の恥。あまりにも卑劣な発言に正直耳を疑った。
この「ご遺族」発言を武器に22日の投開票前の「都道府県連」23日の投開票前の「国会議員」を攻める事が出来る。とんでもない失言を残したな。
22日の街頭演説は12時から仙台フォーラス前で行われる。その際に、仙台の人間、宮城の人間、あるいは東北一円から聞きに来た人間が一体どう思うか。
何を言っても空虚だな。福田康夫は。「ご遺族」と言う様な人間に拉致問題の解決など到底無理。その他の政策も、言った所で全てが空虚。空虚にしか聞こえない。
それだけ「ご遺族」と言う発言で「白けた」ムードが漂ってくる。と言う事。日本全土が「白けてしまった」と言っても過言ではない。この群馬の恥曝しが。