2007年09月27日(木)日本始まったな

前回の日記でも書いたが「この国のジャーナリズムは未成熟。断言する。」と考えている。だから極力マスコミ記事を引用するのは避けている。本当は。
それしかないと言う時に限っては引用しているんだが引用した際にはもちろん「直後にとまむさんの否定批判意見」も合わせて掲載している訳で。よく見れば分かる。
そう言う訳で「当事者がネットで意見を表明している」場合にはもちろんそれを優先させますよ?優先して引用致しますよ?と言う事で。それは今回で理解出来る。

[ 原告らいい加減にしてくれよ!! ] 懲戒請求を呼び掛けたとして訴えられている僕の裁判。第1回期日は擬制陳述といって、法廷には出頭しません。言いたいことは
すべて答弁書に書いたので、この答弁書の提出によって法廷で陳述したものとみなしてもらいます。第2回期日は、電話会議システムを用いるので、これまた
出頭しません。それでね、ほんと弁護士って世間の感覚とずれてるな〜、って思うことがまたもや勃発。特に原告らはその傾向が強い。第2回期日からの
期日が全く折り合いがつかない。なぜか。原告らには、代理人がぞろぞろ就いているんだけど、全員が第2回にも出席するとの一点張りで、向こうの日付が
なかなか合わないわけ。8人全員の都合のいい日を、あーだこーだと議論している。あのさ、代理人なんだから、1人か2人が出席して、あとは内部で連絡し合えよ!!
代理人が10人、20人、30人と就いたときに、全員の都合のいい日程を合わせろっていうのかよ。代理人をぞろぞろ就けてるのは、原告らの勝手だろ!!
内部事項なんだよ!!これさ、僕がたまたま弁護士だからいいものの、一般市民が当事者だったらどうするんだろ?ぞろぞろ弁護士の日程調整に、
ずっと付き合わされるのかね。一般社会だったらこんな常識外れはとおらない。誰か代表を一人にしろ。あとはそっちの内部連絡で対応しろ。で終わり。
人数が増えれば、都合のいい日がなかなか決まらないのは常識。こっちは一人なんだから、あとは、原告らが電話会議に出てくる人数を絞ってくれたら
いいだけなんだよ。こっちも、原告らのぞろぞろ代理人に付き合ってる暇はねえから、お前ら勝手に来年まででも期日の調整をしてろよ!!(2007年09月26日)

[ 原告らのあまりにも身勝手な法律上の義務 ] 僕は、被告人が差戻し審において主張を変遷させたことに、被害者遺族がそして社会が大きな疑念を抱いたのだから、
弁護団はそのことについてきちんと説明すべきで、それを怠ったことが弁護士会の信用を害し、弁護士としての品位を失う行為として懲戒事由にあたると主張した。
それについて、弁護団の一部の弁護士(僕を訴えてきた原告ら)は、弁護団にそのような「法律上の義務」はないと言ってきた。そんな義務を持ち出す
橋下の考え方は業界内での笑い話だと。僕は、法律上・法律上と何でもかんでも法律・法律という彼らの頭の構造に????100個。
そもそも懲戒事由の弁護士会の信用を害したとか品位を失ったというのは、法律違反だけを言うわけじゃないから、原告らの言うように、法律上の義務に
違反していないんだから何も問題はないという主張自体????100個。世の中、何でも法律じゃない。法律以外の配慮が当然必要であって、
その配慮を考えるのが人間にとって一番重要なこと。それがいわゆる空気を読むってやつだと思ってる。もちろん、僕も空気を読めないことが多いけどね。
原告らが空気を読めないということは、集中審理後の弁護団の記者会見で明らかになったでしょ。「何で弁護人が号泣するんだよ!!」
「一番号泣したいのは被害者遺族なんだよ!!」「弁護人があの裁判の主人公なのかよ!!」…って弁護士以外の健全な常識を有する世の中の人たちは
感じてましたよね。「真実を明らかにするために頑張ったってことは分かって下さい」って、何を厚かましいことを言ってんだ!!
分かってもらうためには説明が必要だろ!!それを僕は言い続けている。だから、奴らの主張は、「世間に対しては法律上の義務はないので説明は一切しません。
だけど、僕たちが一生懸命やったことは正義なので理解して下さい。」ってわがままもいいところの主張なんだ。弁護士はそんなに偉いのか!!
弁護団も、今回懲戒請求を含めて、世間からの猛烈な批判を感じて、あのような号泣記者会見となったんだろう。世間に分かってほしいと感じたんだろうね。
それまでは、さんざん、「たとえ世間を敵に回しても被告人の利益のために活動するのが弁護人のつとめ、被告人や世間に迷惑をかけようが関係ない、
世間に対しては法律上説明する義務は一切ない」って言ってたのにね。世の中法律だけじゃないんだよ!!世間に理解してもらいたいなら、
ちゃんと理解してもらえるように説明しろ!!号泣だけで、弁護士と言うだけで、世間が何でも理解すると思ってんのか!!
法律だけじゃなくて、もっと人間関係というものを勉強しろよ!!それでね、今回の裁判で、原告ら代理人に対して、僕が作成した書面をうちの事務員がファックスした。
だいたい90枚。ファックスするのは、民事訴訟法上の手続きなんだけど、相手代理人児玉弁護士より、大量の文書をファックスる場合には事前に予告をしろと
クレームが入った。何を考えてんだ!!事前に予告するなんて法律上の義務はないだろ!!事前に予告する法律上の根拠を教えろってんだ!!
うちの事務所も普通の感覚を持っている人、そして配慮が必要な人相手には、マナーとしてたとえ1枚のファックスをするにも事前の連絡を入れる。マナーだから。
でも今回の原告らは、法律上の義務しか考えない人たちで、世の中それで十分だと思ってるんだから、こっちもマナーを尽くす必要なない。
こういう法律、法律って言う法律家に限って、他人には法律以外のことをいろいろ要求するんだよ。世の中法律だけで回らない、法律は最低限の義務だってことが
自分のことにならないと分からない典型例。自分たちは法律上の義務以外は、一切やらない、やらなくても問題ない。だけど他人に対しては
法律上の義務以外のことを要求する。今回の刑事弁護人に対して、世間が怒りを大爆発させた根本原因だね。ちなみに、裁判所は、ファックスを受け取ることは
仕事だと考えてか、クレームは言ってきませんでした。僕が訴状を受け取ったのが9月6日。書面提出期限が20日。僕もいつもどおりに仕事をやってるから、
90枚の書面を書いて、20日までに郵送するのは無理だろうと常識的な判断をしてくれたんだろうし、まあ官庁だから一々事前の連絡をもらわなくても
いいだろうと思ってくれたのかもしれません。児玉弁護士も含めて原告らは、自分がいやなことをされると他人には法律上の義務以外のことを求める集団。
だからね、原告らは、自分が被害者遺族になると、それはそれは法律上の義務以外の色んなことを被告人やその弁護団に求めるんだろうね。
法律上の義務ではない、ファックスする際の事前の連絡さえ求めるんだから。想像を絶するクレーマーになると思うよ。
一度、被害者遺族の立場に立って、自分が被害者遺族だったら被告人弁護団に何を求めるのかよーく考えろよ!!(2007年09月22日)

マスコミのウンコ記事なんかよりもこうやって当事者が書いている文章の方がよっぽど参考になる訳で。あー。今回の裁判に関しては明らかに今枝だとかの
アホな弁護士の方が頭がおかしいと言う事で。それと諸外国では「弁護士の懲戒請求を受理するのは裁判所」だからな。日本の「懲戒請求を受理するのは弁護士会」
と言うアホアホすぎるこのおかしさがようやく国民にも知れ渡ったかこの野郎的な事で。身内が身内を裁ける訳ないじゃん。どう考えたって。

とりあえず「これで橋下がもしも負ける様な事があったら日弁連に暴力的な襲撃事件を受けて会長だとかが殺されたとしても文句言えないぞ?」と言う展開になる。
俺はやらないけど「俺以外の誰か」がやるんじゃないか?と割と真剣に危惧している。それだけ「今回の裁判は日本の司法に関しての正義がどうなるのか!?」
と言う事で「いわば日本国民の裁判に関する権利のお話の未来」が掛かっている訳だ。これからの10年20年あるいは100年と言った未来を占う話になってくる。

俺の理想論としては橋下の全面勝訴。そしてその後の展開としては「懲戒請求が弁護士会に大量に行くのがいやだったらじゃあ日弁連から権利を剥奪して
懲戒請求の送り先を裁判所にしましょうか。そうすれば例えどんなにバカな弁護士がアホな弁護活動をやって10000件の懲戒請求がやってきたとしても
全部裁判所行きだから弁護士会のお手を煩わせる事ないから業務妨害にもならないよね♪じゃあダメな日弁連も要らないから圧倒的な規模の縮小権限の縮小ね♪」

と言う事になってしまえばそれでいい。って言う風に思っているから。もはや日弁連はすっかり傀儡と化しております(笑)日本人はこんな奴らをのさばらせて
良くも平気な顔をして居られるな。日本が真の素敵な国家へと脱皮する為に「2007年は破壊の年、今まで正しいと思われてきた物がどんどん破壊されて行く」
ときちんと予見しておいたとまむさんの内容は正解でしたな。いやーやっぱりとまむさんの言う通り2007年はなんでもかんでも破壊されていきますね♪
そんじゃいつもの定型フォーマット。「な?俺の言った通りだろ?」と言う事で。なんかこのセリフを言いたいが為に最近とまむさんの言論が鋭くなってるわ。

2007年09月27日(木)15時33分03秒