2007年10月06日(土)頑張れ頑張れファイト

[ 橋下徹のLawyer’s EYE:原告今枝弁護士へ(2) ] 前略 たかじんのそこまで言って委員会への出演を、「世間からの出演反対の声」を聞いて辞退したそうですね。
そしてその世間の声とは、今枝弁護士のブログ等に投稿のあった38人の声だという。その感覚が浮世離れ、非常識なのですよ。38人という声が、どこが
世間なのですか?その38人は、ほぼあなたの意見に賛成の人たちでしょ。世間からすれば、そんな声は無視してもいい声です。もっと大きく世間の声をとらえて下さい。
あなたたちが、世間の声に応えられなかった原因はまさにこの点です。自分たちと同じ価値観の、しかも極々限られた範囲での声にしか耳を傾けないからです。
昨日同番組で死刑廃止論者の弁護士(菊田幸一弁護士)が出演しました。ものの見事に、その浮世離れさが露見しましたよ。時間があれば同番組を観て下さい。
弁護士会や大学の講義では、みなフンフン頷いてくれるのかもしれませんが、とてもじゃありませんが、あんな理屈では世間は死刑廃止なんて認めません。
誤判防止の観点から死刑に一定の制約をすべきであることが僕の持論ですが、菊田弁護士のような理由で死刑廃止論を唱えても、それは狭い弁護士業界の一部にしか
通用しないでしょう。もう一つ、編集でカットされるかもしれませんが、この菊田弁護士でさえ、あなた方光市母子殺害事件弁護団の弁護方法について、
「極めて原理的な弁護方法で、誤りである」と断言されていましたよ。いずれにせよ、今枝弁護士!自分の周囲の、同じ価値観の人たちだけとの極めて少数の
人間との交友にとらわれないように。それがあなたが今回のような困難にぶちあたり、どん底まで沈んだ最大の原因です。まだ原因が分からないのですか?
多くの違う価値観の人たちと触れて下さい。そうすることで、自分の何が正しく、何が間違っているのかが明らかになります。菊田弁護士も、弁護士人生と
死刑廃止運動を何十年もやってきた中で、番組に出ることによって、初めて自分の発言にどれだけ非常識なものがあったのか認識できた点があったようです。
自分と同じ価値観の狭い範囲でしか活動しないと、そうなってしまうのですね。しかし、菊田弁護士は、自分が貫かなければならない点もはっきりしたようです。
番組で意見を言うチャンスなんてそうはありません。出たいと言っても出れるものじゃない。光市母子殺害事件弁護団は、自分たちの主張をメディアが取り上げないと
ぼやいていますが、それは世間が求めている情報を発信していないだけであり、また発信の仕方も稚拙だからです。言えばメディアが取り上げてくれるなど、
そんな甘いものではありません。あなたが、ブログなんかでちまちまやっても、せいぜいあなたの周囲の極少数の間での井戸端会議ですよ。今しかないですよ!!
1000万人単位を相手にして、自分の意見を主張できるチャンスですよ!!たかだか38人の猛反対って、そんなの無視すりゃイイだけじゃないですか!!
38人を世間だと感じるような、そんな頭の悪い判断を、あなたはしないと思います。38人の反対にあったから出演しないというのは、単に番組に怖くて出れない
言い訳に過ぎません。もっと言いましょうか?あなたに出演してほしいという声を100人分集めましょうか?100人ほど、出演してほしいという声があるのであれば、
あなたはその世間の声に応えますか?38人の声で出演を辞めたというのは、世間から見ると、ほんとおかしな常識はずれの考え方です。あなた方の差戻し審の
主張に対して常識外れだとバッシングされたのと同様です。今枝弁護士、ここが人生の勝負どころです。勝負どころを乗り越えれるかどうか、それはあなたの
決心次第です。番組に出演すれば、総攻撃にあうことは間違いない。しかし、そのような経験をすることで、自分の間違っているところ、正しいところが明らかになります。
あなたがこれまでの弁護士活動で経験した事の全てを合わしても、番組出演によって意見を述べる経験にはかないません。このまま、もやもやとした人生を送るのか。
自分の生きるべき道をはっきりとしたものにするのか。周囲の旧態依然とした、凝り固まった価値観の集団に閉じこもるのかどうか、あなたの決心次第です。
1000万人相手に、堂々と自分の主張を行い、これまで経験したこともない強力な反対意見に耐えてみてください。あなた方は、法廷で、弁護士の緩い
反対尋問しか経験したことがない。弁護士の反対尋問なんてちょろいものです。あなたが、どれだけ崇拝している弁護士であっても、それは狭い世界で
通用しているだけであって、法廷の場を離れれば、たいしたことがない。一線で活躍されている論客からの最高の反対尋問を経験してみてください。
反対尋問が強力であればあるほど、それに耐えた主尋問の信用性は高まりますよね。あなたの主張の信用性を確かめる最高のチャンスですよ!! 敬具

…キチガイを相手にするって大変なんだなー(棒読み)とりあえず「これがキチガイサヨクの正体ですよ?ぷぷぷw」とだけ書いておく。サヨクのバカ弁護士ってウザいね。

2007年10月06日(土)10時04分35秒