2007年10月11日(木)minimum

とまむさんが書いた事がまたひとつ現実の物となった。だからこそとまむさんの日記を国民はみな必読にしてしまえばいいのにな。それはさすがに言いすぎか。

[ 前市長「自白強要」と提訴 京都南丹市、公選法違反事件で ] 昨年2月に行われた京都府南丹市長選で当選後、公選法違反の罪に問われ、有罪判決を受けた
中川圭一前市長(64)が10日、「京都府警の違法な取り調べで虚偽の自白を強要された」として、府と警察官3人に500万円の損害賠償を求め京都地裁に提訴した。
また、特別公務員暴行陵虐などの疑いで、3人の告訴状を京都地検に提出した。中川前市長は2005年8月、料理旅館で有権者12人に票の取りまとめを依頼、
1人約1万円相当の酒食を提供したとして起訴された。京都地裁の公判では起訴事実を争わず、昨年5月に懲役1年6月、執行猶予5年の判決を受け確定した。
訴状によると、中川前市長は昨年3月に逮捕され、当初は「料理旅館で出席者は会費を支払っていた」と供述していたが、警察官から「出席者は全員支払っていないと
供述している」と虚偽の事実を告げられ、自白を強要されたと主張。

京都府警が行っていた愚劣極まりない内容。「取り調べの可視化」を行わないからこう言う事になる。もはや「取り調べの可視化を行っていないのは日本だけ」
と言う事で。まさに世界から取り残された「駄犬」の様相を呈している。そしてこんなクズ組織である「警察(嘲笑)」なんかを擁護している「マスコミ(苦笑)」
どうしようもないこのカップリングには吐き気と絶望の感覚しか覚えない。いずれにしても重要な事は「京都府警が取り調べ内容の改竄を行っていた事。それがこうして
白日の元に晒された。つまり取り調べに対して自白を強要する事をしていた、と言う事実が明らかになった訳ですが。これが何を意味するのかと言えば以下の出来事。

[ 京田辺・父殺害、二女を家裁送致…「刑事処分相当」と ] 京都府警南署の巡査部長(45)が同府京田辺市の自宅で殺害された事件で、京都地検は5日、
専修学校生の二女(16)について、「計画的で残虐な犯行。結果も重大」として「刑事処分相当」の意見を付け、殺人の非行事実で京都家裁に送致した。
家裁は同日、観護措置を決定、二女を少年鑑別所に収容した。二女は犯行の動機を「お父さんの浮気が許せなかった」と供述する一方、「申し訳ない」と、
初めて父親への謝罪の言葉も口にしたという。しかし、殺害に至った理由の核心部分は未解明のままで、今後は家裁の調査に委ねられる。非行事実によると、
二女は9月18日午前4時ごろ、自宅2階の寝室で、1人で寝ていた父親の首を、手おの(刃渡り約11センチ)で数回切りつけて殺害した。府警の調べに対し、
二女は数年前、母親(41)から父親の女性問題について聞かされたとし、「父親が嫌いで、憎んでいた」と供述。犯行直前に黒いワンピースに着替えたり、事件の
5日前に手おのを購入して凶器に用いたりした点については、ゲームやアニメの影響もあったと説明した。一方で、殺害に至った心情について詳細に追及されると、
「もういいです」「関係ない」とあいまいな供述に終始。父親への謝罪の言葉は、3日の府警の最後の取り調べの際に初めて話したが、その際も取り乱すことなく、
淡々とした様子だったという。地検は、二女の刑事責任能力については問題なく、精神鑑定は不要としている。これに対し、二女の付添人を務める弁護士は
「刑事処分が相当とは思わない。家裁には慎重な調査を求めたい」とコメントした。家裁は最長8週間の観護措置期間中に二女の成育環境などを調べ、少年審判で
検察官送致(逆送)か、少年院送致などの保護処分とするかを決定する。(2007年10月5日 ナベツネ売国新聞)

2007年10月05日(金)ドラゴンアタック。

なんて話があるのも知ってるんだがぶっちゃけ警察による捏造な。これ意外と知られていないんで書いておくが「警察の取り調べ。世界各国では可視化済み」と言う
国が殆ど。取り調べの内容を一切公開していないのは日本だけ。それぐらい「取り調べの公開に関する取り組み」が遅れている。つまり「日本の警察の取り調べ」は
「世界で1番捏造が可能」であると言う事。そしてもう1つ。逮捕されたのが9月19日。今日が10月5日。約16日間。ずーっと留置所の中に入れられている訳だ。
日本の警察は「暴力」「脅迫」「懐柔」なにもかもを使ってとにかく自分たちの都合の良い様にして調書を捏造しようとする。それが常識。警察社会の異常性。

…と書いた。とまむさんはもうその当時から「自分たちの都合の良い様にして調書を捏造しようとする」と警告してきた。にも関わらず2ちゃんねるの
例えばニュー速板とかでは早くも「ひぐらし完全終了」だとかほざいてスレ立てを行った悪意ある「1」がバカをやっていたと。くだらないスレだな。1氏ね。
そんな体たらく。そして結局は他の事件の事ながらも「京都府警が取り調べを完全捏造してました!」と言う事が明らかになった。こいつらの「腐れ外道っぷり」が
こうして明らかになりましたと。どうせ他の事件でも似たような事やってんだろ?それが警察社会の異常性。「1匹見たら30匹」まさに「警察=ゴキブリ」である。

とりあえずいつもの。「な?俺の言った通りだろ?」と言う事で2ちゃんのニュー速のヴァカどもが腐れ外道まっしぐらの警察発表を「疑いもなく信じてる」
って言う時点で超吹いた。男優がエロビデオで女優を派手にイカせたみたいな吹き方でモニタの前で失笑するだけの俺。「2ちゃんねらーは愚民ばっか!w」
と言う事か。よく分かりやすいこの「世論誘導にまんまと引っかかるおバカさ〜ん」と言う事で。吹いた。お前らって本当に自分の頭でまず疑うって事をしないんだな。

警察の似た様な「冤罪創造」に関しては他にも沢山記事がある。これを自民党が国会で取り上げないのが大変残念だ。自民党もゴミカス集団がメイン張ってるからな。

[ 富山冤罪、柳原さんに無罪 誤認逮捕、誤判、解明なく ] 富山の冤罪事件で強姦罪などに問われ、約2年間の服役後に無実と判明した被告柳原浩さん(40)の
再審判決公判が10日、富山地裁高岡支部で開かれ、藤田敏裁判長は真犯人の存在を指摘し「柳原さんの自白に信用性がなく、犯人でないことは明らか」と
無罪を言い渡した。再審で弁護側は、柳原さんの自白が虚偽だったことを証明するため、取調官の証人尋問を2度申請したが、藤田裁判長はいずれも却下。
誤認逮捕から誤判に至った実態の解明は見送られたままの決着となった。判決言い渡し後、藤田裁判長は柳原さんに「無実であるのに服役したことは
誠にお気の毒です。(亡くなった)お父さまのことを思うと言葉がありません。これからの人生が充実していくものになるよう心から願っています」と声を掛けた。
藤田裁判長は判決理由で「自宅で電話をかけていたことを裏付ける証拠が存在している」と述べた。

[ 真実、闇に葬られたまま 柳原さん「うれしくない」 ] 「納得のいかない判決だった」。富山の冤罪事件で柳原浩さん(40)は10日、富山地裁高岡支部の
再審判決公判閉廷後、富山市内で記者会見し「無罪判決をもらっても、真実が闇に葬られたままではうれしくない」と述べ、冤罪を生んだ捜査の解明が法廷で
見送られたことに無念さをにじませた。柳原さんは「なぜ(捜査員が)僕のところに最初に来たのか、全然明らかになっていない」と話し「もう少しまじめに
捜査していたら、新たな(女性暴行の)被害者も出なかった」と富山県警と富山地検を批判した。藤田敏裁判長が判決言い渡し後に「今後の人生が充実したものに
なるように願っている」と述べたことに対し、柳原さんは「まるでひとごとで、むかついた」と怒った。「いつ失った時間を取り戻せるのか、僕自身も分からない。
いいかげんな裁判をやらなければ、こういうことにはならなかった」と話した。

こうやって「無実の」人間が「罪を背負って牢屋行き」となってしまう訳だ。これは人ごとではないぞ。「明日は我が身」と思っておいた方がいい。それが現実。

2007年10月11日(木)01時11分44秒