2007年10月30日(火)ひぐらしのわらう頃に

今週の「ひぐらしのなく頃に解」の放送内容。段々暴かれていく「首謀者の狂気」そしてそれに付随してくる「命を守りたい」と思う人達の心。その2つの鬩ぎ合い。
最近のストーリーはその移り変わりが根幹。そして今週は梨花がいい事を言った。すげぇな黒梨花。にぱー☆と言ってる白梨花よりも俺は黒梨花の方が好き。

(仰向けの梨花の腕の血管から注射器で血を抜くシーン)「入江?沙都子はどうなのですか?」「あ…」「悟史から、まだ良くないと聞きましたのです」
「入江は、ぼくの体を沢山調べて、沢山の事が分かったのではないのですか?」「それは勿論です。症状を抑える試薬も、次々開発している所です」
「それを沙都子に与える事は出来ないのですか?」「まだ、試験段階ですから…」(採取した血液を試験管に入れ持ち運びしながら話す入江)
「黒梨花:医学に100%は無い」「えっ?」(半分起きる梨花)「でも、このまま放置すれば、沙都子を待ち受ける運命は100%、絶対の死でしかない」
「どちらに賭けるかは明白なはず」「…最悪の場合、彼女は人としての心を失って、一生を過ごすかもしれません…」「入江の作った薬なら信用できる」
「えっ?」「本来、人の生き死になど、人がどうにかしようと言うのがおこがましい事…。その重圧は、背負った者にしか分からない…」「梨花…ちゃん」
「人の命はとても重い…。その重みに耐えかねているのは、あなたに、人の命を大切にしたい心があるから…」「そして、薬は人の心から生み出される物…」

(梨花が自分の胸に手を当てる)「私は、自分の体を、他でも無い沙都子の為に差し出した。渡しだされた物は全て私から沙都子に捧げる心の雫。その雫から、命の本当の
重さを知る…」「日々後悔と自責を忘れないあなたが、何かを抽出してくれたなら…」「それが沙都子に効かない訳がない」(目を見開いて自信たっぷりに言い放つ梨花)

ネタバレになってしまうが。入江診療所でのこのシーン。ひぐらしのなく頃に、には「人殺しのシーン」だけではなく「人の命を大事にするシーン」もある訳だが?

マスコミは「人殺しのシーン」だけを取り上げて針小棒大に叩き「人の命を大事にするシーン」は取り上げない。
自分らの都合の良いところだけを抽出して自分らに都合の悪い所は無視をする。こんな「いびつなフィルター」があるからマスコミは信用出来ない。当然だな。

一応書いておく。マスコミの信用は国民から相当な勢いで失われている。こう言う風に「真実を突きつけていけばそれだけでサヨクは死ぬ」と。覚えておけ。クズ日本人。

2007年10月30日(火)06時38分05秒