2007年11月02日(金)イーバンクの話。おまけで鳩山邦夫の話。

最近マスコミが鳩山邦夫を叩いているんだがえっそうなの?俺テレビなんて最近アニメと競馬しか見てないよ(笑)だからすみませんが叩かれてる事も知りません。
発言内容に関しては要するに「日本の政治家はCIAの影にビクビクしながら政治をやってきた、CIAが日本の政治に昔から深く関わっていた」と言う事の暗示でしょ?
それを喋ってしまう事で「これからはあんたらの思い通りにはならない事も出てきますよ」と言う通告なんじゃないの?と言う事で。個人的にはそう受け取った。

なんて言うか「変節に見せかけた名トーク」の様にしか見えない。頭が逝かれてる?ある意味ではそうかもね。タブーとされてきた「日本の政治家とCIAとの癒着関係」
これについて言及したも同然なんだから。マスコミなんかの「切り貼りされた内容」では分かりませんけどね。今や「ネットで全部流す」と言う事も可能な時代なんで。
そう言う意味では「鳩山邦夫言うんは面白いおっちゃんやなー」と言うのが俺の感覚。って言うか「下手なお笑い芸人なんかよりも面白いブラックユーモア」的な感覚で。

そしてイーバンクの話。なんでこんな手数料大幅改悪に踏み切ったのか?とか言われたら「焦げついた」これが理由だろ。要するに「金が欲しい」訳で。
とにかくなりふり構わず金が欲しい!これが理由。手数料に限らず世の中の「値上げ」の理由は「(今よりももっと)金が欲しいから」なんで金が欲しいのか。
その理由は大小様々ではあれど「窮している」と言うのが大半。…そう言う訳で「銀行だろ?投資が失敗したとか資産が焦げついたとかだろ?」と言う風に思ってた。
それを簡単にかみ砕いて説明すれば「金が欲しい」になる訳なんですが(笑)たぶん投資が失敗したんだろうな〜。可哀相にな〜。と言う事を今は表明しておきます。

イーバンクさんのあの発表は、一種のプロモーション。投信やファンドに力を入れている点からも分かる通りサブプライム絡みで結構な損失を被ったのは間違いなく
(というかそれ以外考え難い)明らかに顧客離れが起きると想定される無謀な発表を行ったのは、かなり切迫しているからだと考えられます。上層部の方々のお人柄を
拝見する限り、この業界ではベンチャー程度でまだまだ強力なコネクションを構築するには至っておらずむしろGRなどの実施で、あまり良く思われていない声も
聞き及んでおります。他行さんですと、表向き「サブプライム問題とは無関係」と装いつつ別事業で補填したり、別行と提携(資金援助を受けたり)などして、
秘密裏に処理されるケースが多いのですがそれはその程度の金額であった場合のみ。イーバンクさんも水面下では動いたでしょうが、程度の差こそあれ、
同様の立場にある他行さんが援助の手を差し伸べるとは考え難く、思いあまっての今回の発表と考えます。要するに、「海外(証券、銀行etc.)への救難信号」。
“執行猶予わずか1ヶ月”“国内ではネット銀行最大手”“未上場”となれば食いつかない方がおかしい。勿論、丸ごと買収などではなく、上場後の株式取得などを
条件に資金援助、というのが一般的。同じサブプライム問題で損失を計上していても、それぐらいの体力は温存しているでしょう。海外との話が纏まれば
手数料有料化の実施は取りやめ、1,2年は良サービスで信頼回復と顧客獲得に努めその後に上場→様子を見ながらサービス引き締め(例:新生銀行)というのが
一般的です。ただ、彼らもそれなりに厳しくチェックしますのでもし本当に手数料有料化が実施されたのなら、精査の結果、“融資するに値しない”と
判断されたわけでそれこそ、手を引く所が続出し、破綻の恐れも出てくると思います。そうなった場合、イーバンクの上層部や社員の方々は大変だと思いますが
第二のイーバンクになるべく、他行さんもこぞって良サービスを発表してくるでしょうし一般顧客の皆様にとっては、選択肢が広がる良い機会ではないかと思います。
我々含め業界でも、そういった観点から、実施されるか否かには注目しております(終)

預金5000億のうち4000億有価証券に突っ込んでんのなこれ銀行としては普通の運用なのか?前年の同期と比べて比率がむちゃくちゃ上がってるんだけど
日本の景気が上向いて株価が大きく上昇した去年でさえもイーバンクは運用に失敗して赤字だったからな。今年7月以降のサブプライムショックでは…。

2007年11月02日(金)03時56分31秒