とまむさんの今までの人生は7割ぐらいが無駄だった。そう言う風に自覚する。それでも3割程度で「普通の日本人より遥かにまとも」と言う事で。
才能を開花させる事をして来なかったが滲み出る才能で普通に上級として生きてきた。そんな感覚か。そうなると「残りの7割」もさっさと開花させるべき。自覚した。
そんな感触で外出。他人の携帯レポートが役に立たないのではなくマイノリティの目線を知らないが故のアホさ加減。そう言う事か。到着して携帯を触り比べる。
今回の日記のタイトル通りとなる「最新ドコモ携帯2タッチ実力勝負」と言う形。対象となるのは「N905i、P905i、D905i、F905i、SH905i」の以上5機種に
「N904i、P904i、SH904i」の以上3機種。合計8機種による実力比較。と言う事になりました。まずは、もっさり携帯かどうか、と言った「もっさり比較」から。
「F905i >> P904i >> D905i == P905i >> SH905i >> N905i >> N904i >>> SH904i」と言う順番になる。そして次は「ボタンの押しやすさ」で比較した順番を提示。
「P904i >> F905i >> D905i >>>> P905i >> N905i >> N904i >>>>> SH905i == SH904i」と言う順番になる。そしていよいよ2タッチに関する実力比較。その内容は以下。
1:ヘヴンリーロマンスの「ヴ」を「13+※」で打てるかどうか。 2:よつま→VIPと言う、かな入力では当たり前のかな英数変換が2タッチでも可能かどうか。
「N905i:1
○ 2
×:『う→ぅ→ヴ』と言う順番で可能。ちょっともどかしいか。よつま、では変換できないが『びっぷ』と打てば候補には出る。」
「P905i:1
× 2
○:P904iと比較するとボタンが押しにくくなったので文字入力目当てのユーザーはP904iにしといた方が無難。ドームキーがウザい。」
「D905i:1
○ 2
○:両方に対応してるのは立派だが2タッチ時には漢字変換の候補がスピードセレクターを回すと横のはずが縦に動くと言う致命的なバグが。」
「F905i:1
○ 2
○:両方に対応しているのは立派。しかしテレビキーが押し間違いやすい所にあるのが唯一の欠点か。905iシリーズでは上位の携帯。」
「S905i:1
○ 2
○:よつまと打った段階で変換候補にvipと出てきた程の優秀さ。しかし文節変換のキー割り当てと大文字→小文字変換のキー割り当てがダメ。」
「N904i:1
○ 2
×:『う→ぅ→ヴ』と言う順番で可能。ちょっともどかしいか。よつま、では変換できないが『びっぷ』と打てば候補には出る。」
「P904i:1
× 2
○:フォントも液晶も見やすいので新規1円と言うのであればこの携帯…か?905iシリーズを除いた携帯の中ではこれが1番。」
「S904i:1
○ 2
×:フォントが汚くて難儀。キー入力がもっさりで難儀。カメラとIrSimpleは取り柄だがこのもっさりと独特のキー配置にげんなり。」
文字列を揃える為にSHをSと表記しているので念の為。結果としてはこうなった。さすがに「完璧」と言える性能の携帯は無かったのだが、興味深い結果になった。
今まで「ただ対応しているだけだった」シャープの携帯が「ただの対応ではなく完全対応になった」事。富士通と三菱が今回から対応し割と優位な結果になった事。
少なくとも「ドコモの最新携帯においては2タッチ復権の兆し!」と言う風に論じてもいいと思う。…しかし「バリューコース」が邪魔をする。それと「もっさり」も。
これを「2年以上使うとお得ですよ=2年以上使わないと損するぞおめぇら(笑)」と言うのはさすがに長すぎる。国民を「もっさり」させる気か?と言う携帯の出来。
2タッチ「以外の」完成度も重要である。と言う事がよぉく分かった。かな入力よりも2タッチの方が明らかに早く文字入力をする事が出来る。今回905iシリーズで
唯一非搭載だったSO905iはその時点でもう「失格」と言わなければいけないと言う事が良く分かる。所詮「クソニー」だったと言う事か。改めてそれを理解した。
SH905iの場合予測変換もヴの入力可能も優秀。しかし
「文節移動(左)→iモードキー」「文節移動(右)→カメラキー」「小文字化→メールキー」には閉口した。
「決定キー左右で文節移動、小文字化は※」こちらの方が便利であろうに。慣れるしか無いか。キーの割り当てとは別に
「キーが小さい正方形だから押しづらい」
「ドーム型でゆるやかに盛り上がっているタイプのフレームレスキーは押しづらい」「決定キーが薄いから押した感じがしない」と言う押しづらさにも閉口した。
そして
「メールやネットへの書き込みで、文字数が長くなってくると段々キーを拾わなくなるもっさり感覚が強くなってくる」と言う弱点もSH905iにはある。
SH905iは、薄くする為に色々と犠牲を払ったと言う事が良く分かる。漢字変換候補には、数字キーの1〜0に※と♯までを含めて一発選択できる様に割り当てられている。
P905iの様に「変換候補をただ横に並べただけ」と言うよりは使いやすいんだが、それ以外の面で支障があちこちに露出していると言う大失態。これはひどいぞシャープ。
なまじ
「変換側の頭がいい」だけに
「ボタン側の頭が悪い」と言う欠点が嫌でも目についてしまう。SH905iが新規で1円なら我慢できる範囲なんだが
バリューコースで税抜き48000円の税込み50400円となっております。これが「本体価格」です。もはや「本体価格」と「基本使用料」は別にして考えましょう。
これからの携帯の買い方は漏れなくそうなっております。税込み50400円を「一括か、12回払いか、24回払いか」で払ってくださいね。と言う事。
これが「ローン」と俺が称している内容。「1回払いか12回払いか24回払いか」どれかを選んでくださいね?と言うのが「バリューコース」における買い方。
別に分割払い自体は悪く思っていないんだよ?問題なのは「50400円の価値が無い物を50400円で売りつけている」と言う事。つまり「余計な機能」
「使いづらいボタン」「持ちの悪いバッテリー」「あの機能が欲しいのに入ってない」等々。そう言った「不満点」を考慮すると「高すぎる」と言う結論に達する訳で。
結局は「携帯キャリアの無駄に高すぎるハードルの要求」と「携帯メーカーの顧客を無視したコンセプトの端末」と言う2つの不満点に集約されていくと言う事。
具体的に書くか。VGAでもっさりするならQVGAのワイドでOK、ワンセグは要らない、IrSimpleをシャープ以外のメーカーはつけてくれ、動画撮影はH.264でVGAの30fpsを
可能にしろ。押しやすいボタンの配置を実践しろ、ドームキーは指先が滑るから要らない、symbianもLinuxもウザいから他のOSに変えてくれ。と言う要求を突きつける。
SH905iに50400円(税込み)の価値は到底見いだせない。と言う事。変換「だけ」なら最高なんだが、他のマイナス点がその最高な変換の邪魔をする。
そのSH905iはシャープが自社のサイトにて「さらに進化したスピーディな文字入力」と言う事で「文字入力がさらにスムーズに。ケータイShoin6」と言う紹介をしている。
ケータイShoin6を他社にも供給してくれ(笑)そう思える様な頭の良さ。後はボタンの配置の悪さと押しにくさ。これが「大問題」となってSH905iに降りかかってくる。
しかし変換に関してはATOKの方が上か…?と思う様な変換もあったので「一長一短。総合的に見ればATOKよりもやや劣るケータイShoin6」と言う評価でもなる。
P904iはヴが打てない訳だが、辞書登録。あるいは「べるさーち → ヴェルサーチ」と言う変換は出来るので言葉の組み立てをして使う。と言う事になるのか。
「よつま→VIP」に関してはいちいち文字入力のモードを変換して打ち込むと言うのは非常オオオォォォォにめんどくさい。これは「出来て当然」だと書いておく。
「VIPでやれwww」が2タッチでは「85→43→71(かな英数変換)→44※→81→94→58→58→58」と言う事になる。これが「出来て当然」レベル。
結論としては結局「なんだかんだ言ってF905iが優秀ですね」と言う事になる訳ですか。しかし「バリューコース(笑)」と言う風に失笑しておきましょう。
閑話休題。P904iの発売日が2007年6月15日、SA702iの発売日が2006年7月11日。…最も。メールでそれだけの長文を打つなんて言う事がそもそもあるのだろうか?
と言う疑問に行き着く訳だが。せいぜい「おはよう」「おやすみ」「こんにちは」「こんばんは」程度だろうな。と言う事が伺える。しかしかな入力は
個人的にはこの上なくかったりぃ入力方法なので「2タッチ必須」と言う事できちんと書いておきますね。なんて言う風味。英字を使わなければ良い訳か。それと数字も。