とまむさんがauを見限った最大の理由って言うのは「携帯キャリアが必要以上に端末開発に関して命令を出してくる」と言う「土足で踏み込んでくる」行為が過剰だから。
もちろん他のキャリアも大なり小なり命令はしているんだがKDDIのやり方は異常。とまむさんが「異常」だと判断した端末は「W53H」と言う事で。以下具体的な説明。
W53Hは「Woooケータイ」と言う名前をつけられたau向け端末の日立の携帯電話。Woooと言うのは日立においての液晶テレビ、プラズマテレビにつけられるブランド名。
Woooの特徴としては「パネルは日本製」と言う事で、液晶パネルは「IPSアルファテクノロジ」プラズマパネルは「富士通日立プラズマディスプレイ」で開発された
いずれも「日立の関連会社」で開発製造されたパネルを使っている。日立のテレビのWoooの最大級の自慢は自社グループにおける高品位なパネルを使用している事。
「液晶パネルはIPSアルファテクノロジ」「プラズマパネルは富士通日立プラズマディスプレイ」では携帯向け小型液晶パネルは?と言われたらこれも日立グループの
「日立ディスプレイズ」が携帯向け小型液晶パネルを作っている。すなわち「携帯から大型テレビまで全部日立グループでパネル開発はカバー出来る」状況。
それが日立グループの特徴だったはず。…なのに。「W53Hではクソチョン国家のゲロ企業が開発した有機ELパネルを使用」した上で「Woooケータイ」と名乗らせる。
おかしくないかこれ。って言うか頭おかしいだろ。日立がグループ内で携帯向け小型液晶パネルを作れないと言うのであればまだしも「作れますが?」と言う状況で。
何が悲しくて「日本製パネルの採用を特徴として大々的にアピールしていたWoooにクソチョンパネルを採用しなければいけないんだ?」と言うこの欺瞞行為。
ちなみに有機ELと言う事でなんかこう「未来のデバイス!」みたいな言われ方をしておりますがぶっちゃけた話「汚いです」で終了する。W53Hの有機ELは汚いです。
これはハッキリ申し上げましょう。液晶と言うデバイスは自発光不可、と言う事で液晶と比較すれば確かに黒の沈み方は違いますがそんなのは微々たる事です。
総合的に見れば「W52Hの方が綺麗だったな」と言う事が言えます。ハッキリ申し上げましょう。むしろ有機ELの寿命を考えた場合「フルサポートコース(笑)」なる
「au負け犬セレクト(笑)」を導入したので「2年以内にディスプレイが故障→1年過ぎていれば有償修理→じゃあ機種変更で→2年使えなかったので違約金です!」
と言う流れになるととまむさんは思っている訳だが。「こんな無理して有機ELを採用する事も無かったのに。しかもクソチョン製(笑)ホントKDDIはバカだな」
そう思った訳ですが。ちなみに日立ディスプレイズに関しては携帯向けWVGA液晶の開発は出来ております。むしろこっちを採用しろよと。それしか言えない。
Woooケータイと名乗るのであれば「日立ディスプレイズ製の高品質日本製液晶パネルを採用!」と言う風に自社製品を使って携帯を作れ。と言うのが普通の感覚。
[ 日立ディスプレイズ、2.9インチWVGA IPS液晶モジュールを量産開始 ] 日立ディスプレイズは12月26日、10月のFPDインターナショナル展示会に出展していた、
携帯向け2.9インチWVGA IPS液晶モジュールの量産を開始したと発表した。通常のTFT液晶とは動作が異なる横電界液晶技術「IPS技術」を採用し、IPS液晶の
特徴である広視野角・高画質に加え、高精細を実現したもので、携帯でより高画質・高精細な画像が表示できる。また、フルブラウザ機能を使用し、PC向けのWebサイトを
閲覧する場合や、VGAの動画映像を閲覧する際には、横方向にスクロールすることなく、画面全体を閲覧することも可能だ。(ITmedia 2006年12月26日 17時58分)
[ 日立、キヤノン、松下電器が液晶パネル事業提携に合意 ] 日立製作所とキヤノン、松下電器産業は2007年12月25日、液晶ディスプレイ事業の包括的提携に向けて
基本合意したことを発表した。今回の提携によって、日立の100%子会社で中小型液晶パネル事業を行っている日立ディスプレイズの株式を、2008年3月31日までに
松下電器とキヤノンにそれぞれ 24.9%ずつ譲渡する。これによって日立の日立ディスプレイズへの出資比率は50.2%となる。提携に向けた日立の狙いは、IPS技術を
はじめとした液晶に関する先端技術開発の促進や、パネルを活用するセットメーカーとして液晶テレビの競争力強化につなげることなどにある。キヤノンは
デジタル一眼レフや事務機器、医療機器など中小型液晶パネルを使用する製品事業の強化や、これまで行ってきた有機ELディスプレイの開発強化といったことが狙いだ。
松下電器は37V型以上の大型テレビにおいては従来通りプラズマパネルを中心に据えつつ、拡大を続ける液晶テレビ需要に対しての競争力強化を狙う。テレビ用
大型IPS液晶パネルの設計・製造・販売を行うIPSアルファテクノロジ(日立ディスプレイズや松下電器、キヤノンなどが出資、以下IPSアルファ)の経営への関与を深め、
IPSアルファの次期工場の建設は松下電器が中心となって進めていく方針となっている。IPSアルファには東芝も出資しているが、その全株式を松下電器に譲渡することで
合意している。今後は、日立ディスプレイズについてはキヤノンが過半数の株式を取得し、IPSアルファについては松下電器が過半数の株式を取得する予定だが、
その時期は未定としている。(2007年12月25日 NIKKEI TRENDYnet)
こう言うソースもある。日立は決してディスプレイ事業をないがしろにしている訳ではない。ではどうしてわざわざクソチョン製(笑)のパネルを採用?
とか言われたら「KDDI側が過剰に端末開発に口を出してきた」と言う事。素直に「日立ディスプレイズのVGAパネル」でも採用しておけば良かったのに
KDDI側が「有機EL使え!」と命令してきて強引に搭載させましたと。その結果「黒の沈みっぷりは液晶よりも優れているがこれは方式の違いであって画質とは別ベクトル」
「総合的に見れば前モデルのW52Hで使われていたディスプレイの方が綺麗だったな」と言う事になりました。しかもクソチョン製(笑)だから故障しやすい訳で。
先述した「2年以内にディスプレイが故障→1年過ぎていれば有償修理→じゃあ機種変更で→2年使えなかったので違約金です!」と言う負のスパイラルが見える。
[ ニュースリリース:ハイパフォーマンスワンセグケータイ「W52H」を製品化 ] 株式会社日立製作所コンシューマ事業グループは、このたび、大画面2.9インチ
ワイドQVGAの広視野角IPS液晶を搭載するなど、日立デジタルハイビジョン液晶テレビ「Wooo」で培われた高画質技術を結集し、さらにワンセグ連続視聴約7時間を
実現する1,100mAh大容量バッテリーの搭載により、ワンセグを美しい映像で長時間楽しめる、ハイパフォーマンスワンセグケータイ「W52H」を開発・製品化し、
KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社への納入を開始します。 今回納入を開始する「W52H」は、日立製デジタルハイビジョン液晶テレビ「Wooo」で
実績のあるIPS液晶や高画質技術「Picture Master」を採用しており、より美しい映像でワンセグを視聴できます。IPS液晶を採用したことで、上下左右170度の
広視野角で見る角度での色調の変化が少なく、色再現性の高い自然な画質を楽しめ、さらに、新たに高画質エンジン「Picture Master for Mobile」を
搭載したことにより、明るい屋外や暗い室内など、使用環境に応じて映像を補正することができ、繊細で豊かな色彩の映像を実現しています。(2007年5月22日)
[ ニュースリリース:薄さ14.2mmの「Woooケータイ W53H」を製品化 ] 株式会社日立製作所コンシューマ事業グループは、このたび、2.8インチワイドQVGA
有機ELディスプレイを搭載し、日立のハイビジョンテレビで培ったデジタル高画質技術で、色鮮やかな映像でワンセグを視聴可能で、さらにおサイフケータイなどの
充実機能を薄さ14.2mmのスリムな本体で実現した「Woooケータイ W53H」を開発・製品化し、KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社への納入を開始します。
今回納入を開始する「Woooケータイ W53H」は、14.2mmのスリムな本体で、高い色再現性と10000:1の高コントラストを実現し、視野角に依存しない2.8インチ
ワイドQVGA有機ELディスプレイを搭載しています。さらに「Wooo」の技術を活かした高画質エンジン「Picture Master for Mobile」を搭載したことにより、
映像のシーンに応じて画面のコントラストや明るさ、彩度を調整し、ワンセグを色鮮やかな映像で楽しむことができます。(2007年10月16日)
「W52H = 液晶テレビ「Wooo」で培われたIPS液晶、高画質技術Picture Master」「W53H = 実績が書かれていない有機EL、高画質エンジンPicture Master for Mobile」
「ディスプレイ」に関するプレスリリースの部分において、W52HとW53Hでは力の入れ方が全然違う件について。W53Hの方はやけにあっさりな記述になってんな〜。
とか思った。こう言う風に「肝心要な部分で自社グループの製品が使えない」と言うのは「携帯キャリアが過剰に口を出してきた結果」と言う風に見て取れる。
これ、日立の携帯開発者のプライドだけではなく「日立のディスプレイ開発者のプライド」までもをズタズタにした感じだろ。正直「涙も枯れ果てた」と言う状況だろうな。
開発者の事を思うとW53Hは「生まれてきてはいけなかった携帯」の様に思えるんだが?KDDIがバカやってなければディスプレイは自社デバイスだったろうにな〜。
「総合的に見れば日立ディスプレイズの開発である液晶パネルの方が優れているにも関わらずKDDIの過剰な口出しでクソチョン製(笑)の有機ELパネルを導入させられ
売る為にブランド名の安売りをしろ!と言う事で自社ブランド名のWoooと言う名前も駆り出される事になってしまいました」と言う悪魔のスパイラル。これが日立の現状。
とまむさん的には日立は嫌いな会社ではないので。そしてそれ以前の問題として「このケースに関しては日立を擁護する方が自然」と言う事が当然の様に言える。
似た様な話は他にもあって「明らかにこれコストダウンしすぎたロースペック携帯だろ?」と言う様な「W61SH」に関してもシャープは「AQUOS」と言う
自社ブランドの名前を「つけさせられた」携帯を開発する事になってしまいました。正直「こんなロースペックでAQUOSはねぇよ!AU QSO(auクソ)携帯じゃねぇの!?」
と言う程のひどいロースペックな出来で。最初は「シャープは狂ったか!?」と思っていたんだが日立の例も合わせると「KDDI側がバカやった」と言うのが自然だな。
もしも「シャープが狂った」と言うのであれば「日立も狂った」と言う事になる。大企業1社が狂うならまだしも2社が狂うか?と言う事で。「KDDI側がバカやった」
結論としてはこれになる。KDDIが口を出してきて「より高性能な端末」になるならいいんだが「より低性能な端末」になっていると言うのが現実だったりする。
徹底的な「コスト削減」を命じた結果「ドコモ70xシリーズ」よりも「ローコスト」な携帯になってしまいました。そのおかげで色々と犠牲になってます。
質感とか。あるいはディスプレイに対する高画質化デバイスとか。auの携帯はちょっと触ってみれば分かるんだが「コスト掛かってない」と言うのがモロバレ。
それを「家電ブランドの名前をつけてなんとかしてイメージを良くしよう」と言う様な「悪あがき」で売りつけようとしている。しかも「au買い方セレクト(笑)」で
2年使え!とかほざく。こんな「ローコストロースペックで壊れやすい携帯」を2年を使えと…?(笑)お前無理言っちゃいけねぇな。どう頑張っても無理だろ。
1年ぐらいでディスプレイが死ぬ。だってクソチョン製(笑)だぜ?お前冗談も休み休み言えよ。こんな「おもちゃみたいな携帯」で「2年使え」なんて無理。
ついでに言えば、電波の規格として、ドコモ側の「W-CDMA」に対してau側の「CDMA2000」の方は、もはや殆ど「日本国内ローカル規格」に成り下がっている。
au向け携帯は国内で流通して終了。ドコモ向け携帯は国外でも技術の転用が可能。と言う流れ。日本以外の外国メーカーの端末が日本向けにローカライズされて
入ってきたM702iSの様な端末もある訳で。電波の規格に関してはau向けは少数派だから開発しても大量生産コスト削減と言う流れには向かない。これもauに不利。
そう言う訳で「電波規格で負け組」「端末コストを下げる事しか頭になくておもちゃの様な携帯になる事で負け組」「家電ブランド名を傷つけられる事で負け組」
「買い方セレクト(笑)で負け組」「社長の小野寺からしてau大ブレーキの原因を分かっていないので負け組」「ハイスピードであるRev.Aの対応が遅くて負け組」
と言うのがauの現状であります。こんな「負け組臭プンプンの。お腹の中に負け組臭がパンパンに溜まってる感覚の」auの携帯(笑)まさに負け組規格。
それが現状。今まで受けていたのは「安いとイメージが先行していたから」それが理由。使えればええやん電話やし。と言う感覚の低所得者層に支えられていた。
買い方セレクト(笑)に染まっていない契約者もauを使い続けるのであればいずれこの買い方セレクト(笑)に染まる必要がある。その時に知るんだろうな。己の無力さを。