[ コニカミノルタ2年ぶり6度目V 全日本実業団対抗駅伝 ] 元日恒例の全日本実業団対抗駅伝は1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間、100キロで行われ、
コニカミノルタが4時間46分28秒で2年ぶり6度目の優勝を果たした。2位は3分17秒差で前回優勝の中国電力、3位はホンダ。安川電機が健闘して4位に入り、
トヨタ自動車九州が5位、優勝候補の一角の日清食品は6位だった。旭化成は27位、カネボウは33位と低迷した。コニカミノルタは1区で太田崇が首位の
SUBARUに3秒差の3位につけた。2区でエース松宮隆行が区間賞の快走で首位に浮上して2位に1分20秒差の独走態勢を築くと、後続も力走して逃げ切った。
[ 中国電力、連覇ならず惜しくも2位 全日本実業団対抗駅伝 ] 中国電力、惜しくも2連覇ならず―全日本実業団駅伝は1日、前橋市の群馬県庁前発着の7区間、
100キロのコースで行われた。前回優勝の中国電力は4区の梅木、5区の佐藤らの区間トップの力走で追い上げたが、2年ぶりの王座奪回を狙ったコニカミノルタに
追いつけず、惜しくも2位に終わった。中国電力は1区の新井が11位と出遅れたが、2区の尾方の力走で4位まで順位を上げた。3区の新人岡本は日本人トップタイムの
力走を見せたが、外国人選手が並ぶ区間だったため、6位に順位を落とした。しかし4区のベテラン梅木が区間トップの快走で3位に順位を上げ、さらに5区の佐藤も区間
トップの走りで2位に順位を押し上げた。この後、6区の尾崎がコニカミノルタに約2分差でたすきを受け取ったが、差を詰めることができなかった。7区の油谷は3位の
ホンダに一時、追い付かれそうになったが、粘り2位を守った。この他の中国勢は、JFEスチールが20位、マツダが23位、中電工が31位、自衛隊山口が37位だった。
[ 雪辱に燃えたコニカミノルタ=アクシデントもチーム力充実−実業団駅伝 ] 覇権奪回への強い気持ちが3分以上もの大差になって表れた。快晴の元日、
コニカミノルタが一点の曇りもない走りで2年ぶりの栄冠を手にした。酒井監督は「予想以上ではない。予想通りの展開だった」。この言葉がチーム力を象徴する。
1区で太田が外国人選手に食い下がり、トップと3秒差の3位と踏ん張った。最長区間の2区、松宮隆は「いい位置でたすきを持ってきてくれた」と首位を奪い
区間1位の快走。昨年夏の世界選手権大阪大会後、けがで本格的な練習再開は12月までずれ込んだが「スタミナに若干の不安はあったけど、自分を信じた」と
責任を果たした。レース前にはアクシデントも。松宮隆の双子の弟、アンカー松宮祐が左脚の痛みで走れないことが判明し、急きょ代役を伝えられたコーチ兼任の
磯松は「えっ、うそ」と戸惑う。だが、6区の池永が区間1位になるなどチームメートは有り余る貯金を生み出し、34歳のベテランは「安心して走れた」と笑った。
3連覇を逃した昨年の反省を糧に、選手個々の弱点を強化するため国立スポーツ科学センターでデータを取って基礎を鍛え直した。中国電力の坂口監督は
「ウチは目いっぱい。コニカミノルタは穴がない鉄板のチーム」と脱帽。追随を許さない戦力の充実ぶりは、今後も揺るぎそうにない。(了)
と言う事で。結局は前評判通りの2チームが1位2位と言う事になりました。そして90年代の強豪「だった」旭化成とカネボウが大と言うよりも超がつく程のブレーキ。
これは…もはや「強豪だった頃の面影もない弱小チーム」と言う事になってしまったな。特定の個人が激しく順位を落として「これでも順位を上げた方」とは言え。
一時期「旭化成35位、カネボウ36位」と言う途中順位があった。それが今回のニューイヤー駅伝。…本当にこの順位なのか?と言う事で俺は自分の目を疑った。
今年のハイライト。コニカミノルタは「前半で貯金を作るチーム」中国電力は「後半で貯金を作るチーム」と言う事で今年の選手オーダーを決めた。
コニカミノルタが「予定通り前半で貯金を作る事が出来た」のに対し、中国電力は「後半で思いの外貯金が作れなかった」と言うのが1位と2位の差を分けた要因。
前半からコニカミノルタは1区の太田が「区間3位」と言う好ダッシュを見せると、2区の松宮が区間賞の走りで独走、3区で差を広げて「1区〜3区までの前半」で
貯金を作る事が出来ました!と言う予定通りの走り。対する中国電力は1区でやはり出遅れた。例年通りのスロースタート。2区の尾方は激しく順位を上げた。
しかし3区の岡本が「やはり外国人には負けるか…」と言う走りで「ちょっと順位を落とした」と言うのが痛かった。ここで「コニカミノルタと結構な差がついた」
と言う事になった。そして5区。例年ならここで神様仏様佐藤様が、激しく順位を上げに掛かる「猛烈な山登り」をする訳だったんだが今年は不発。
いや、区間賞の走りで不発と言うのはあまりにもひどすぎる話だな。しかし「毎年毎年激しく凄まじい山登り」をしていた佐藤と言うイメージからしてみれば
「思いの外伸びなかった」と言うのもまた事実。それでも差をしっかりと詰めたのはさすがだな。そしてこの後の6区7区で差を詰めて逆転しよう!と言う計画だったが
6区7区が思いの外伸びなかった。逆にコニカミノルタに差を広げられているのでは?と思うほど。思ったよりも7区の油谷は伸びなかったな…。逆に
追い上げてきた3位のホンダに抜かれるんじゃないか!?と言う所まで7区では迫られていた。最後は凌いだがそれが精一杯。後半で思いの外貯金を作れなかった。
それが中国電力の誤算。今回は「2007年の4位と言う順位の雪辱に燃えるコニカミノルタの執念が勝った格好になった」そんな感じのニューイヤー駅伝だったな。
終わってみればそれでもやはりこの2チーム。今後の男子実業団駅伝もやはりこの2チームを中心にして動いていくのかな?と思った。ホンダは2007年こそ
5区で大ブレーキを踏む事になって26位だったが全員がしっかりと走ればこれぐらいの順位は取れると言う事か。日清食品は1区と2区が大ブレーキ。
1区29位、2区27位。これでは3区で外国人選手が追い上げたとしても追いつけません。むしろ「よく6位まで順位を上げてきたな」と言うのが正直な所。
旭化成、そしてカネボウの「かつての強豪」は「どうしたんだおい!」と言う様な出来だった。これでは復活には程遠い…。と言うか「無理」と言う2文字も灯った。
そんな今年のニューイヤー駅伝。俺もこの目で見に行ってきた。ゴールシーンでも見るか。この目で。と言う事で自転車で群馬県庁へと向かった。ゴールするまで
まだ時間があったので32階の展望台へと向かい、南側の窓に携帯を向けてワンセグの受信テスト。問題なく東京の電波が受信できました。東京MXテレビも受信可能。
普通に動いている。電波が途切れ途切れと言う訳でもなく15fps、すんなりと動いている。これは凄いですね。障害物が無ければ受信出来るんですね。そうですか。
なんて思った。そろそろゴールしそう。と言う事で1階へ降りて群馬県庁の正面出入り口から出て軽く歩いて場所を確保しようと思ったら人が居て無理。
とりあえず「豆粒みたいに小さくなってしまう場所」からゴールシーンを目撃した。それと胴上げも。その後どうにかこうにか動いて中国電力のアンカー油谷の
走るシーンはカメラに収める事が出来ました。陸上で速い人とは言え、基本「一般人に毛が生えた程度の有名人」でしかないので、選手の写真をバリバリ撮影と
言うのは自重しておいた。それでも写真を撮影しておかなければ「お前ホントに行ったのかよ(笑)」と言う事になって展開がグチャグチャになってしまう。
最低限。「撮影したよ?この目で見たよ?」と言える様な写真は欲しいな。そう思った。なので基本「人物に対しては露光マイナス目でゴー」と言う事で撮影した。