[ 中電2位、連覇逃す 全日本実業団駅伝 ] 元日恒例の全日本実業団対抗駅伝は1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間、100キロで行われ、
コニカミノルタが4時間46分28秒で2年ぶり6度目の優勝を果たした。2位は3分17秒差で前回優勝の中国電力、3位はホンダ。安川電機が健闘し4位に入り、
トヨタ自動車九州が5位、優勝候補の一角の日清食品は6位だった。旭化成は27位、カネボウは33位と低迷した。他の中国勢は、1区2位と好発進の
JFEスチールが20位、前回31位のマツダは23位に躍進。中電工は31位、初出場の自衛隊山口は最下位の37位に終わった。▽1区の出遅れ響く
逃した連覇を嘆くよりも、2位に踏みとどまった底力をたたえるべきだろう。中国電力の坂口泰監督は「完全な力負け。選手たちはできる限りのことをやった」。
日清食品や旭化成など有力チームが相次いで失速する中、着実なたすきリレーで7区間、100キロを走り抜いた。優勝したコニカミノルタに対しては、
立ち合い負けの感がある。1区新井広憲は48秒のリードを許し、「思い切って付いていく力も自信もなかった」。後手に回る展開は尾を引き、3区終了時で
2分55秒の大差の6位。12月に福岡国際マラソンを走ったばかりの佐藤敦之や油谷繁が追い上げるには、標的があまりにも遠すぎた。敗戦の中にも収穫はある。
新人の岡本直己が外国人選手が集中する3区で好走。4、5区は区間賞を連ねた。それでも2区の尾方剛主将は「僕らベテランが主要区間を走る現状を抜け出さないと」
と語気を強める。新井が「1日で強くなれる訳じゃない。1年間かけて鍛え、主要区間を奪い取りたい」と言えば、11年連続出場の油谷は「まだ譲る気はない」と、
プライドをぶつけ合う。こうして生まれる底力に若手の意地が加味されれば、3度目のVの先に「常勝チーム」への道が開けるはずだ。(山本修)
▽4区梅木・5区佐藤、意地の区間賞 王者・中国電力は黙って引き下がらなかった。4区梅木蔵雄、5区佐藤敦之の連続区間賞で大逆転劇へ望みをつないだが…。
首位との差は3分弱の大差。6位でたすきを受けた梅木は意を決した。「突っ込むしかない」。5キロを13分50秒のハイペースで追った。残り2キロ、向かい風に
見舞われたが粘って3位に上げ、初の区間賞。「もう少し詰めたかった」と3秒しか縮められなかったことを悔やんだ。5区佐藤は短距離走者のように飛び出した。
過去も2度、大逆転で優勝の立役者となった姿を自身もチームも思い出した。スタート直後に2位に浮上。トップの背中も次第に大きくなる。しかし、首位コニカミノルタは
捕らえられなかった。それでも1分57秒差にまで詰め、この区間で4度目の区間賞はさすが。12月に福岡国際マラソンを走ったばかり。「体のしんに疲れが残っていた。
昨年のようにわいてくる力がなかった」と冷静に分析していた。(下手義樹)
そんなもんでしょ。マラソン走ってあまり時間も経過していないのにまともに駅伝なんて走れる訳がない。それでも2位を確保したのは立派。立派なんだが
やはり「去年優勝したチーム」と言う色眼鏡で大勢の人間は中国電力を見るからな。「これさえも言い訳に見えてしまう」と言う事で。色々と複雑な心境ではあるが。
それでも「よく2位を確保した」「そもそも2位を取るだけでも割と大変だったりする」と言う事を思えば「やはり強いな」と言うのがとまむさんの感想と言う内容。
とにかく「今はゆっくり休んでください」と書いておくだけ。慣れない土地。勝手が分からない群馬と言う土地で過ごさなければならないと言うプレッシャー。
直前は、前橋東急イン(だったよな)で宿泊しなければいけないと言う「拘束感覚」この辺の感覚は「いつまでたっても慣れる事はない」訳だからな。マジで。
まずは選手全員に「お疲れさまでした」と言っておく。そして書いておく。とまむさんはゴールの瞬間を生で見ていた訳だったんだが、カネボウのアンカーが
ゴールした時に、両手を合わせて「ごめん」と言う仕種をしたのが忘れられない。確かに順位は低迷したが、やはり「納得行かない」と言う気持ちは確かな様で。
その気持ちがあるなら、またいずれ這い上がってくるだろうよ。そう思った。テレビカメラには入らない中でも「ドラマ」は起きている。それを改めて実感した。
どうでもいい話なので最後に書く。「ARIAシリーズ」第3期「ARIA The ORIGINATION」テレビ東京 1月7日(月) 26:00より(初回は26:30より)
そして「GUNSLINGER GIRLシリーズ」第2期「GUNSLINGER GIRL―IL TEATRINO―」TOKYO MX 1月7日(月) 27:00より と言う放送時間。ARIAの直後にガンスリ。