2008年01月05日(土)とまむ競馬

[ 柏木集保 土曜メインレース展望:中山金杯、京都金杯 ] また今年も、もう10歳になったアサカディフィートが出走する。関西馬ながら今年で5年連続の出走で、
6歳以降1、5、2、2着。このベテラン、過去の栄光や賞金で出走しているのではなく、3歳時から「7年間」、毎年必ず最低でも1つは勝っている。9歳時にはなんと
2勝もしているのだから、さすがに本命にはできないが、馬券の対象には考えたい。中心は、有馬記念をマツリダゴッホが勝って勢いに乗る国枝厩舎のサイレントプライド。
脚質は同じような先行抜け出し型。今回の組み合わせで先行策をとりそうな馬は、ほとんどいないといってよく、スロー必至。なにも行かなければ、サイレントプライドの
単騎マイペースもある。死角は粘り強い一方、ちょっとジリ脚質なところだが、自分でスパートできる形は圧倒的に有利。また、フレンチデピュティ産駒とあって
冬場のこの時期だから、多少なりとも全体時計がかかるのも大きなプラス。昨年は春の後半、ちょっと時計がかかる芝コンディションの梅雨どきに活躍馬が続出した。
抜け出して粘るサイレントプライドを中心にして、相手筆頭はスランプ脱出のアドマイヤフジ。体調ではなく、苦しくなると自分でやめてしまうような面があったが
(きわめて繊細で、かつ賢いといわれる)、前走の鳴尾記念、中間の動きとともに、気を抜くようなところはなかった。先行力もあり、ディープインパクトの相手の1頭と
評価された頃の活力を取り戻している。中山なら2000mもOKのエアシェイディと、スローでも追い込んでくるアサカディフィートの順。フサイチホウオーの評価は
あまりに難しいが、人気落ちは見えているだけに少し押さえたい。消すこともない。京都金杯は、京都の1600mは2戦2勝。3歳春のシンザン記念では上がり33.3秒を
記録したアドマイヤオーラが中心。ここで57kgは有利だろう。穴は軽いレース向きのクランエンブレム。(2008年01月04日)

数字がひとつカウントアップされたからと言って一生の長さからしてみればそれは連続した動き。10歳?「アンドロメダステークスの時からは1ヶ月しか立っていない」
これが本当の出来事な訳ですが。何故かは知らないが年齢があーだこーだと言われる可哀相なアサカディフィート。「アンドロメダステークスの時からは1ヶ月程度」
これを覚えておきましょう。とまむさん?だからパドックと馬体重を見ないと買えない。追い切りの動きは良かった。毛づやも良かった。後は輸送してどうなるか。

2008年01月05日(土)13時53分07秒