2008年02月17日(日)forgot me not

携帯の話?個人的には「今後はドコモが伸びていく」と言う事で。理由は「回線」と「端末」に関する性能比較が否が応にも目に付いてくる。これで。

まず前者。今後バリューコースがメインになるのは明白。でも端末代金が高いよー!となる。…そこで、海外メーカーにそれなりの性能な端末を作らせて
例えば29800円とかの値段で売る(これ以上は下げられないだろう的な底値はここですよ〜とアピールする意味も込めて)そうした場合、月々の基本使用料は
大体月額980円ずつ引かれていくと考えて2年で23520円。実質「29800−23520=5280円」で端末が手に入ります。と言う様な形を取る。

端末ではなく「安くした回線を売る」と言う様なイメージで。これがキーになってくる。新しい携帯が出てくれば古い携帯が価値を失っていく。それをどうするか。
単純な話「値下がりする」と言う事で。しかしドコモの古い端末に関しても性能云々と言う意味ではそんなに劣っている訳では無い。…非推奨なやり方として
「海外メーカーに作らせたそれなりの金額で買える携帯を購入してバリューコースに入り、メインで使うのは今まで使っていた例えばN904iとかのやや高性能な携帯を使う」
と言う事が可能になる。…古い端末でも性能が比較的良ければそれなりの価値を持つ様になる。前から書いてきた「中古市場」と言うのがビジネスも有りだしあるいは
個人個人でのやりとりと言うのも有りになる。端末を買うのではなく安くなった回線を買う、と言う方向にシフトする可能性が実は少々高かったりもする。

そして今後のラインナップとしては907iに注目している。今年の11月頃に登場するであろうと推測しているが。注目している理由はSH-Mobile G3を搭載するから。
最近になって例えばカメラの画素数が増えていない、止まっている。その理由はむやみに画素数を増やしてもそもそも処理できないだろーが!と言うのが理由だから。
新チップの搭載で、例えばカメラに特化した携帯が「800万画素カメラ」なんて言うのを搭載してくる可能性もある。それだけの生データを処理できる。
時間もそれ程掛からずに。…そう言う事になるであろうタイミングと言うのがSH-Mobile G3を搭載してくる907iシリーズの発売、と言う事になる訳で。

カメラの画素数が増え、動画のビットレート、フレームレートも上昇し、画面の遷移に関しても待たされる秒数が少なくなり、905iで対応させた高解像度メニューや
フォントは使い回しできるので905iよりはコストも若干下げられる余地が生まれる(実際に価格を下げるかどうかは知りませんが)と言う流れになってくる。

…そうなると905iの存在が薄れていく。なのでそこに関しては「値下げすればいい」と言う事で。今はバリューコースで50400円で購入出来ますがこれを値下げする。
分割料金を下げるのもいいが、手っとり早く目先の金が欲しい!と思った場合「一括に限って39800円」と言う方法を採用すると言うのもひとつの手だて。
つまり「バリューコース一括に限ってはドコモがいつもよりもインセをじゃぶじゃぶと投入してあげますよー」なんて言う事にしてしまえばいい、と言うだけの事。

39800円とか35800円とか。凄く体力のある代理店だったら29800円なんて言う値段も生まれてくるかもね。サイクルとしては数字が2つずつ。
907iの発売に合わせて905iを値下げ、とかそれくらいのタイミングになるのでは?と言う事で推測してみる。もっと正確に書けば「906iの発売開始後しばらくして」
ぐらいのタイミングになるでしょうね。と言う事で。今はまだ値下げしませんよ。あんまり急に値下げをすると不公平感が出てきて新製品の出だしの売れゆきが鈍る。

今のauが陥っているスパイラルと同じ事になる。auはインセをじゃぶじゃぶ注ぎ込んでフルサポートコースで0円にしているから先に買ったユーザーが文句を言う。
俺が買った時には新規15000円もしたのに今もう0円かよ!有り得ねぇー!みたいな文句が出てくる。それを考慮した場合値下げのタイミングは幅広くなる。

セールストークとしては「今確かに支払う費用はお高くなりますがお使い続けて頂きますとトータルでは料金が値下がりいたします」「しかもauさんソフトバンクさんと
比較しても性能の高い、しかもきちんと繋がる!そう言う端末をお求めいただけます」みたいなトークで。客がそれで「えっ?他社って繋がらないの?」と言って
食いついてくればしめたもの。「えぇ、他社さんは最近繋がらないと言う苦情が多く出ておりまして、まーあんまり表沙汰にはならないんでここだけの話ですけど」
とか言えばオッケーオッケー。とにかく「繋がらなければ携帯じゃないですよねー」とか言えばそれでオッケー。基地局整備等々をケチって来た他社の弱点を突く。

今後ドコモとハゲに関して言えば2Gの巻き取りが課題となる。ハゲの2Gユーザーが今後3Gに流れてきた場合果たして今の通信網で大丈夫なんだろうか。となる。
ドコモに関しては「今年がmovaの巻き取り開始始めだ!」と意気込んでいるから基地局を増やすペースがハイペースになっていると言う事で。そう言う展開。

基地局の整備が遅れていて早くもその影響が出ているau、2Gユーザーと言うガンを抱えて端末に関しても魅力無い&通信遅い&基地局ピンチと言うハゲ。
それを見ていた場合「うーん。今年後半はドコモがどう言う政策を出してくるのか(俺が社長だったら上の様な思考で行く)」によっては面白い事になりそうです。

2008年02月17日(日)14時34分35秒