2008年02月22日(金)senses out the house my hours

フェブラリーステークスの枠順が確定した。俺の注目馬。ワイルドワンダー8枠16番、フィールドルージュ2枠4番、フジノウェーブ1枠1番。以上の通りになった。
そうですか。正直馬券を買わなければ、もしくは実況でもしなければ問題視する事でもない。競馬の本質は問題視するべきは馬の体調と実力の相関。これに尽きる。

今回のフェブラリーステークス。とにもかくにもメンバーのレベルが高い。ダイワスカーレット、そしてボンネビルレコードと回避した馬は現れた。回避する馬が
現れるのは例年の事。今年は「賞金獲得上位の馬が回避して補欠的な意味でのメンバーの繰り上がりがあってもその繰り上がったメンバーのレベルが高い」と言う。

地方馬3頭。ビッググラスは正直終わったと言う感覚なので残念ながら馬券の対象としては考えず。アンパサンドは復帰してからの成績が不満。東京ダービー馬。苦戦中。
フジノウェーブはJBCスプリントを勝ったとは言え相手の中央馬が正直1.5軍の面子。今回は1軍。この違いで負ける。距離ももっと短い方がいい。御神本がどう乗るか。
追い込む?それとも先行する?どっちも出来る分器用貧乏になりやすい。俺が御神本だったら後ろから行くが。距離が1ハロン長い。なので追い込みに賭けるしかない。

中央馬。ワイルドワンダーは前走の根岸ステークスの勝利で逆に底が見えた。普段はとまむさんがなんかふたご姫のロイヤルワンダー学園のパロディネタで
ワイルドワンダー学園で目指せお財布100万円!とか言ってきたけど1400がベストの風味が漂う馬なんでフェブラリーステークスでは逆に買いづらくなる。
しかし大きく崩れはしない。明らかに距離が長く「久保田何やってんだよ」だったジャパンカップダートでも大崩れはしなかった。その安定性で何処まで。

とまむさんの今の所の本命はフィールドルージュ。ただし「疲れをきちんと西園が取ってるかどうか」になる。中央競馬しか知らない奴らはこの間の川崎記念を
中央の馬2頭が出走取消してレベルの低いレース!とか言って嘯いているんだがそれは大嘘。むしろかなりレベルの高いレースになったな。そう言う気配を感じる。
ハッキリ言って「そこまで走らなくても体力を温存して2着のフリオーソとはクビ差とかでいいのに」と思うほどに。今年の川崎記念は「1着と2着の馬」が
3着以下の馬とは違う競馬をしていた、と言うのが俺の見解。時計も速い。正直フリオーソもレベルの高い競馬をしたと思う。それ以上に強かったフィールドルージュ。

正直「お前そこまで走らんでもええがな」と言う程に走った。たぶん「日本近代競馬においての競走馬の限界」の付近まで走ったな。そう言う風に感じている。
後はもう突然変異でもない限りこれ以上の事にはしばらくはならないだろう。突然変異で「馬体重600キロ越えが当たり前に!」「上がり3ハロン29秒5!」
「ディープインパクトが今の世に現役馬だったら駄馬確定!」みたいな事にでもならない限りは「もう無理」と言った所で。懸念材料はその1点だけ。反動を懸念する。

逆に出走取消をしたヴァーミリアンにとっては「これは陣営の作戦だったのか!?」と言う風にも評している。川崎記念よりもこっちの方が賞金高いからね(笑)
しかし、やはり「出走取消をするにはそれなりの理由がある」「仮病で取り消しました(笑)とか出来ない。ちゃんと獣医の診断書を提出しましょう」だから。
馬場入りを数日休んだ。その影響が馬体に現れてきている。薄皮1枚ぐらいの差異ではあるが「細くなった?」と言う印象を2月13日付近の写真を見て思った。
もっとこう「槍でも鉄砲でも跳ね返してやるぜ!」ぐらいの迫力があったはず。それが無い。あれ?とか思った。たぶんドバイには行くと思う。果たして今回は…?

繰り上がって出走する事になったドラゴンファイヤーも注目だがそれ以上に個人的な注目としているのはデアリングハート。案外人気の盲点となるんだろうな。
「デアリングハート 14番枠のきゅるるん♪」とか書いてみるか。エロゲーかよ。元ネタは「カラフルハート 12コのきゅるるん♪」な。馬体重6キロ以上。
最低でもそれだけ増やして来い。最近のデアリングハートはガリガリだ!と言う事で条件はつくが東京競馬場では大崩れしないこの馬の実力に期待を寄せておく。

とにかく「1600メートルを境目にして、それ以上の距離になった途端に崩れる典型的なマイラー」と言う事で。本質的にマイラー。どこの藤沢和雄ですか?(笑)
前回のTCK女王盃はラピッドオレンジに負けはした物のその差は1馬身。ラピッドオレンジが54キロ、デアリングハートが57キロ。3キロ差で1馬身差。
しかもデアリングハートは417キロとかの「小柄」な馬体重でこの斤量。ラピッドオレンジが468キロだからな。50キロ!人間の女の子1人分か。は〜。
それだけの差異があって1馬身差に踏みとどまった。しかも距離1800メートルと言う事で「やや長い」と言う距離にも関わらず。やはり強いわ。芯の部分が。

後はロングプライド。前回の平安ステークスこそ惨敗ではあったがゲート入りの時にゲート入りを誘導する係員が持っていた長鞭。その長鞭を使って他の馬を
「ほらッさっさとゲートに入れ!」的な感じでビュッと振るった時の音に驚いてゲートの中で暴れた際に口の中を切ってしまいその状態のままレースをする羽目になって
競馬が終わって帰って来たロングプライドの口の中は血だらけになっていたと言う事で平安ステークスの惨敗は度外視していい。実力はある。展開次第で1着もある。
展開次第…?要するに「ペースは平均ペース」「名古屋グランプリで見せた様なまくりの競馬」「早めに先頭に立ってそのまま押し切る」と言う事。ペリエか…なるほど。

長々と書いたが、結論としては「◎フィールドルージュ ○ロングプライド ▲ヴァーミリアン △ワイルドワンダー △デアリングハート」にする予定。
当日のパドックの状態次第では本命と対抗の印を入れ換える事もある。フジノウェーブとアンパサンドは応援馬券まで。距離があってない。それを懸念している。

2008年02月22日(金)13時36分20秒