2008年03月05日(水)ボウリングのプロテスト(笑)2日目終了。

そう言う訳でボウリングのプロテストの2日目が終了した。とまむさんが嘲笑する理由は役員どものジジイババアに関する頭の固さが原因と言う事で。それが理由。

受験資格は「2008年3月1日時点で満16歳以上の男女」「在籍5年以上で昨年度30G以上で男子190AVG、女子180AVG以上を有するプロボウラー2名の推薦が必要」
受験金額は「10万円(第1次テスト免除者は7万円)」がまずは掛かる。それ以外にも宿泊費、交通費、ボールの検査料金などが必要になってくる。具体的に試算。

プロテスト4日間で3泊4日、1泊1万円だと仮定して3万円。交通費が例えば群馬県から東京都だとして往復でおよそ5000円。ボールを4個使うので
ボールの検査料金が500円×4個で2000円。合計37000円。総合計137000円が必要になります。あくまでも試算ですが大きく外れては居ない。

仮に合格してもその後の費用として「ボウリングC級インストラクターの講習会受講料3万円」「JPBA(日本プロボウリング協会)への入会金5万円と年会費7万円」
これが掛かります。合計15万円。先述した受験費用と合わせて287000円が必要になります。ここまで来ると運転免許の取得費用と殆ど変わりませんね。

第1次テスト、第2次テストともに、男子は1日15ゲーム×4日間=60ゲーム2回で120ゲーム。女子は1日12ゲーム×4日間=48ゲーム2回で96ゲーム。
平均アベレージは男子が200以上、女子が190以上で合格です。1ゲーム事にレーンの移動を行います。ずっと同じレーンで投げるとか言う事はありません。

ボウリングのプロテストの概要は以上。これだけの費用を支払って、じゃあそれでプロになって何か得する事でもあるんでしょうか?と言う事になっている。
基本は「プロと言う肩書きが欲しいだけ」と言う意識の方が強い。正直「プロボウラーと言う職業自体は下賤な職業」「ボウリング業界と言う産業自体が斜陽産業」
と言う中で「プロとか名乗られても…(笑)」と言うのが本当の所。最近はボウリング場のオープンと言えばラウンドワンぐらいしかオープンしていませんね。
あの会社。基本は「土地転がし企業」と言う事でそんなにいい企業ではございません。企業なんて大なり小なり似たようなもんだとは思いますが。堺の土地転がし企業。
そんな会社がイニシアティブを取っていると言う時点でお先はかなり暗いと言わざるを得ません。最近はボウリング場のオープンよりも閉鎖の方が相次いでます。

市内に2ヶ所あったボウリング場のうち1ヶ所が閉鎖されました。なんて言う事はもはや普通に存在しております。とまむさんも群馬県の近隣ボウリング場はあらかた
投げに行きましたが、例えば小山市の小山アメリカンビレッジ、太田市のオオサワボウル、本庄市のサンコー第二ボウル、足利市のパナレーン。そう言った今はもう
閉店されていますと言う様なボウリング場で投げた事がある訳なんですが。高崎市の日高ボウルはとまむさん投げた事ないけど。そこも閉店致しました。そうやって
全国各地のボウリング場がボウリングブームの頃に建てられて築20年から30年と言う様な年月の経過による建物の劣化。改装費用も賄えずに閉店と言う光景が
もはや全国で当たり前になっていると言う様な状態で「あんたプロになってどうすんの?」と言うのが今の斜陽産業である所のボウリングでございます。これが現状。

「東日本:男子33人/65人 女子11人/14人」「西日本:男子5人/33人 女子0人/6人」1日目が終了した時点での合格基準に達した受験生の数。
「東日本:男子31人/65人 女子11人/14人」「西日本:男子1人/33人 女子0人/6人」2日目が終了した時点での合格基準に達した受験生の数。

西日本は全滅状態です。男子は平均アベレージ190未満、女子は平均アベレージ180未満でこれ以上は投げられません。足切りの形で不合格が決定しました。
今残っているのは合格基準に達している「男子:アベレージ200以上と、アベレージ190以上」「女子:アベレージ190以上と、アベレージ180以上」の
受験生のみになります。これで受験生の半分近くが足切りを受けてお帰り頂く事になりました。弱肉強食?いや水準さえ合格していればいい訳だから優劣の方かと。
そして問題なのは3日目。この辺りでそろそろ体力的な意味での疲労が溜まってくる。改めて書いておくが「男子は1日15ゲーム、女子は1日12ゲーム」を
4日間続けて投げなければならない、と言うのがテストの合格基準。…普通、遊びでボウリングをレジャーとして楽しんでいるコンパみたいな組の仲間たちが
一体何ゲームやると思いますか?大体の所は「3ゲームパック」とかそんな感じでしょう?それの4倍もしくは5倍。それを4日間続けて投げる必要があると言う。

男子は30ゲーム、女子は24ゲームを消化しました。これで第1次テストの半分が終わりました。もちろんこの後の第1次テストの後半。それから第2次テスト。
まだそれだけ残っていますので、油断なんか到底出来る様な状態ではございませんね。そう言う訳なのでむしろこれからが本番なのです。心してくださいね。

2008年03月05日(水)19時54分38秒