2008年03月12日(水)今更言ってもな(笑)

[ 電波社会主義の復活 ] この状態でアナログ放送を止めて、残り6000万台以上のテレビを粗大ゴミにする計画を総務省が本当に実施するなら、それを国会に
説明して、国民の合意を得るべきだ。特に、低所得者が取り残された状態で電波を止めた場合、放送の「ユニバーサルサービス」をどうやって維持するのか。
また、このような大量の廃棄物を政府が作り出す政策が許されるのか、環境省とも協議して説明すべきだ。(中略)第三の疑問は、ISDB-Tという「日の丸技術」を
政府が決めることだ。総務省の資料でみても、ISDB-Tは日本とブラジルにしかない「パラダイス鎖国」技術である。世界的には、DVB-Hが事実上の国際標準で、
アメリカではクアルコムのMediaFLOでサービスが始まっている。つまりこれは、かつての携帯電話のPDCの失敗を繰り返す可能性が高い。ただでさえ
国際競争力のない日本の通信機器産業は、これで壊滅するだろう。(池田信夫)

そうなる事は前から分かってました。って言うか今更何言ってるんですか?(笑)この一言で終了する。前から分かってた。問題なのは「ではどうするか」だな。

…最近ネットにも多数のサイトやブログが増えてはきましたが肝心な事に関しては何一つ語っていない様なゴミクズが多すぎる。俺の巡る思慮でやるべき事は2つ。
「他人よりも先んじて世の中の欠陥を指摘する」そして「本当に役に立つ解決手段を明確に提示する」この2つ。基本「この2つが無ければ言論失格」としか考えない。

俺は「現在の日本のデジタル放送のエンコード形式がMPEG2-TSと言う甘っちょろいエンコードでゴミカス。解像度を720pに下げればそれなりに対処も可能だが解像度を
下げると言う選択肢はテレビ業界の中にはない様で。だったらH.264でエンコードするしか無いんだがコーデックを変えると今あるデジタルテレビが全て映らなくなる」

そしてもう1つの理由としては池田も指摘している通り「日本のデジタル放送の形式は負け組」と言う合計2つの理由から「デジタルテレビなんて買うだけゴミだろ」
と言う結論を導き出している。しかし池田が指摘する内容よりも俺が指摘する内容の方が「パンピーどもにも分かりやすい」と言う理由なのでメインと採用している。

とまむさんが日立のヘルパーに対して、名古屋国際女子マラソンを映しているデジタル放送の画面を見せて「今先頭集団が40人ぐらい居るでしょ?脚元を見てください。
明らかにエンコード処理しきれていないので太股の付近がブロックノイズにしか見えません。まわりの流れる背景もディティールが完全に失われています。JPEG品質を
20%に落としたらこんな感じになりますね。これで高画質とかほざいているんですから話になりませんね。デジタル放送のハードすなわちテレビを造る技術力に関しては
日立は明らかに松下やソニーやシャープなどのブランド名でしか売れていないメクラテレビよりはマシですが放送と言うソフトが業界を含めてゴミなので買えません」
と言う事を言い放った事は記憶に新しい所。あくまでも「ソフト」「放送」「電波利権」この3つを主眼としてヘルパーに説明致しました!と言う事を忘れてはいけない。

とりあえず。…で、それを今頃になって書いてどうするつもりなんですか池田信夫(笑)さん?(笑)と言うのが俺の疑問。バカやってる政府や政治家は
もう一生治らないんだから。そう言う「バカ病」と言う病気に掛かっているんだから。病み上がりの人間に多くは期待しないでしょ?それと同じ事。簡単な事。

じゃあとまむさんは具体的に前から指摘してきた事をもう1度書いておきますか。「デジタル放送対応のバカ高いテレビはゴミにしかならないから買うな」はい終了。

2008年03月12日(水)21時03分14秒