[ 真実 ] ▼みなさん、今は4月8日火曜の昼、羽田空港で、春の嵐のために飛ばない飛行機をじっと待っているところです。この時間を使って、ほんとうは、溜まりに
溜まっている原稿をプロとして必死に書かねばなりません。しかし、広くみなさんの関心の強いことをめぐって、ひとつ嬉しい話と、それから喜んでばかりはいられない
話とが、分かってきましたから、すこしそれについて書いて、この地味ブログにアップしたいと思います。▼4月5日土曜に関西テレビ「ぶったま」で放送された、
日本の僧侶として初めてのチベット支援アピール、すなわち西の比叡山こと書寫山圓教寺(書写山円教寺)の執事長、大樹玄承(おおきけんじょう)師が良心と勇気に
もとづいて、誤魔化しのきかない生放送で読みあげた声明文をめぐって、番組の関係者に「わたしも物書きの端くれとして、著作権をしっかり護る社会であって
ほしいが、今回の放送については、インターネット上の動画を機械的、かつ官僚的に削除しないでほしい」という趣旨のメッセージを、彼らの留守番電話に残しました。
これは、このブログの前回の書き込みで、ありのままに記しましたね。▼まず4月6日の日曜に、留守電を聞いた「ぶったま」の関係者のひとりから、ぼくに電話が
ありました。「さっそく調べてみましたが、関西テレビから、動画削除を依頼した事実はないようです。しかし日曜なので担当者から明確なことは聞けていないので、
月曜になってから、あらためて連絡します。わたしもアクセスしてみましたが、You Tube はそのまま削除されずにアップされているようですね。ニコニコ動画などは
削除されていますが…」関テレから削除依頼を出していないというのは、重要な情報ですが、この電話の通りまだ不明確な情報ですから、ブログには何も書き込み
ませんでした。▼明けて4月7日の月曜に、その関テレ関係者から、再び約束通りに電話がありました。「担当者に確認しました。やはり一切、削除依頼は
出していないとのことです」 この関係者の誠意を、まずぼくは高く評価します。しかし、疑問の点がありました。そこで、ぼくから質問をしました。
「ふだんから、ぼくを支えてくれている、ある視聴者がYou Tubeにアップしたところ、削除されて、そのあとにYou Tubeからのお知らせとして、『この動画は、
著作権法上の権利が侵害されたとのKansai Telecasting Corporationによる申し立てにより削除されました』と明記されています。Kansai Telecasting Corporation
とはまさしく、関テレの英語表記ですよね。(註・関テレはKTVという分かりやすい略号を使っていますが、社名の英文表記はKansai Televisionではなく
Kansai Telecasting Corporation です)あなたの話は誠実で、信頼するし、ちゃんと調べて回答してくることも評価もする。しかし客観的事実と、矛盾している
ようです。もしも矛盾しないとするなら、You Tube が嘘を記していることになる」すると関係者は、もう一度、担当者に聞いてくれました。この答えが大切なのです。
▼その答えは、「担当者によると、4月5日のぶったまの放送については、どこにも削除要請を出していないそうです。ふだんは、確かに、削除要請を出す、しかし
4月5日のぶったまについては、出してないということです」おぉー。つまり、関テレの心意気として、あえて、4月5日のぶったまについては大樹玄承師の勇気を無駄に
しないために、削除要請をしないでいてくれたことになります。関テレ「ぶったま」の関係者も、それから局内のネット担当者も、「そうです」とは口が裂けても言えない
でしょう。著作権法があります。だから、ぼくはここはもう、これ以上は詰めません。ただ、ぼくの解釈として、関テレにはその心意気、志があったことが分かって、
たいへんに嬉しくなりました。「あるある問題」で大きく傷つき、いまだに民放連に復帰できていない関テレ。その重大すぎる捏造放送と教訓は、まだまだ軽視できません。
しかし、現在の関テレは、チベットをめぐって、ほかの局にない志をみせました。やり直しのきかない生放送で、あの大樹玄承師のアピールを放送しようと、ぼくが提案
したとき、他にぼくの提案を断った関テレの番組もあったけれど、「ぶったま」が「やりましょう」と言ってくれたこと。その「ぶったま」が、局内の法務部門その他に、
しっかりと問い合わせをした時、「やめろ」と言った部門や上司はなく、「青山さんと、それをやっていい」という回答ばかりであったこと。そして、大樹玄承師のアピールが
実現したあと、その勇気が無駄にならない配慮をみせてくれたこと。これはテレビの歴史に書き残す価値のあることではないでしょうか。大袈裟な言い方になって、
申し訳ない。しかし、ぼくは関テレと利害関係がありません。ぼくは芸能プロに属さないし、関テレと特段の契約もしていません。単に、一人の番組参加者(出演者)に
過ぎません。その立場から、すなおな感想として、記しました。▽また、4月5日の「ぶったま」については、テレビ局以外に動画削除を要請、いや要求した者、
あるいは組織の存在することが、これでむしろ確認できたのであり、著作権を持たない者あるいは組織が不当に介入している事実が、はっきりと浮かびあがって
います。それが中国など外国の介入であれば、そのような工作活動が日本で行われることを容認はできません。(青山繁晴 2008年04月09日 01時01分31秒)
ようつべにアップされた「天台宗トップの住職がチベット問題について涙ながらに語る」の動画が削除されてました。出演者、って言うか青山はむしろ削除すんなと
あれだけ声高に言ってたのになんで?とお思いでしょうがぶっちゃけた話中国の工作員がようつべに削除依頼をしてました(笑)…案の定工作員(笑)と言う事で。
「天台宗トップの住職がチベット問題について涙ながらに語る」 中国人のネット工作員が動画を発見 → 中国政府がACCSに削除を依頼 → ACCSが削除
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