2008年04月19日(土)プッ。

[ 中国大使館が抗議者に水をかけるためのペットボトルと刺すためのペン持参を要請、ヤクザとも接触か ] 近く長野で行われる北京五輪の聖火リレーについて、
中国大使館は数日前、日本各大学の中国人留学生「学友会」に内部通達を下し、当日の26日、長野での声援を総動員している。また、在日中国人学者の組織
「中国学者聯誼会」や、日中友好団体などにも同様な要請が出されているという。学友会のメンバーが匿名で明らかにした。その情報提供者によると、その際に
参加者は大使館が支給する黄色いTシャツを着用、ペットボトルとペンなどを持参することを要求されている。聖火リレーの抗議者に対し、ペットボトルの水をかけたり、
ペンで刺したりするためで、すべての費用は大使館が負担するのだという。また、中国大使館はこの内部通達では、「今回の声援活動はあくまでも、民間が自発的に
行うものであり、大使館といかなる関係もないようにする」と、再三にわたり念を押したという。その情報提供者によると、現在、各大学の中国人学友会が急いで
人員集めをしている。在日中国大使館はパリやロンドンなどでのリレー中の抗議活動が日本で再発しないよう、水面下では全力で動いているという。これについて、
96年に、日本の東北大学「中国人学友会」で国際部の部長を担当していた在日中国人学者で、同大学の教官である張揚氏は、「同大学の中国人『聯誼会』には、
『地下共産党支部』が密かに存在、東京の中国大使館に直轄管理されている。同会の会長は中国当局内部の極秘ファイルが見られるようで、海外の中国人学者の
代表として、中国共産党の全国会議によく参加している」などを明らかにし、中国大使館と現地の留学生団体との関係を証言した。また、中国民主化運動のシンボル的
存在、中国国内で延べ18年間監禁されていた米国在住の民主活動家・魏京生氏はかつて以下のように分析していた。「その種のいわゆる愛国主義は、中国共産党が
意図的に煽ぎ立てたものであ。各国の中国在外公館が現地の中国人留学生の学生組織を背後で厳密に支配、当局の情報収集機構に仕立てている。そのリーダー
たちは当局から金をもらい、その他の学生を監視したり、様々な当局支援の活動を組織したりしている」そして、今回の五輪せいかリレーでは、当局の工作員が
大量に出動し、現地の留学生に混じってリレー声援活動を背後でコントロールしているなどと、指摘している。昨年夏ごろ、米国議会で開かれた関連のシンポ
ジウムでは、ハーバード大学の学者、中国問題専門家の張爾平氏や、ドレクセル大学の謝田副教授などを含め、欧米の各大学に在学していた10人近くの元中国人
留学生幹部が、「中国学生学者聯誼会(CSSA)」での実体験を明らかにし、同団体が海外での中国当局の諜報収集に積極的に加担しているなどと証言した。
また、今回の日本でのリレーに対する抗議者を制するために、在日中国大使館が裏の勢力とも接触しているとのうわさもある。

[ 「聖火リレー抗議、支持」83%、「安全な五輪開催、無理」81% ] テーマ「聖火リレー大混乱」について6780人から回答がありました。
(1)この抗議行動を支持できますか YES→83% NO→17% (2)北京五輪は安全に開催できると思いますか YES→19% NO→81%
(3)中国の人権への姿勢に疑問を感じますか YES→88% NO→12% ■人権無視許せぬ 長野・女性会社員(29)「実際にチベット自治区に立てば、
『ここは中国ではない』という印象を受けるはずだ。そこには尊重すべきチベットの文化や空気がある。チベットの暮らしを尊重しないような中国統治に対する
反発が、世界中で生まれるのは必然。抗議行動を支持」滋賀・男性会社員(48)「20年ほど前に中国に約3年居住した経験がある。チベット族の店や家屋には
ダライ・ラマ14世の肖像が飾られていた。彼らに平和と自由がくることを願ってきた。人権無視は絶対に許せない」神奈川・男性会社員(50)「五輪は“平和の
祭典”であっても、聖火リレーへの抗議行動があるのは致し方ないと思う。参加する選手には気の毒だが、五輪が世界平和や人権を考えるきっかけになることには
意義がある」 ■抗議は選手を侮辱 大阪・女性会社員(25)「五輪のために頑張ってきた選手たちを侮辱するような聖火リレーに対する暴力的な抗議には
賛成できない。聖火リレーを抗議する機会と考えるのは間違っている」 兵庫・男性会社員(27)「チベット騒乱を理由に一方的に中国を批判するのは
簡単なことだ。抗議行動に訴えるのではなく、五輪という祭典を機にいま一度、冷静に世界平和や秩序について立ち止まって考えてみるべきだ」広島・女性
パート(30)「中国政府の一部の考えによって、中国人全員が批判されているような気がする。中国政府は中国への最悪なイメージを改善するよう努力してほしい」
茨城・男性自営業(40)「聖火リレーに抗議しても、中国は粛々と五輪を開催するだけだと思うので抗議行動には反対。中国人のナショナリズムが高ぶった中で
行われる五輪で、各国の選手団に身の危険が迫るのではないかと心配している」 高知・女性自営業(30)「全世界で中国への抗議が起きているのに、日本政府が
中国の顔色をうかがっていたら、間接的に中国のチベット政策を支持していると外国から思われてしまう」 埼玉・男性会社員(52)「日本の政治家に、
ダライ・ラマ14世と中国政府との会談をセッティングできるくらいの力量があれば、国際社会のなかで一目置かれるようになるのではないだろうか」 
東京・女性会社員(30)「ダライ・ラマ14世が北京五輪の開催を支持し早期対話を望んでいるのに、チベット問題は解決していない。五輪を安全に成功させる
には対話以外に解決方法はないと思う。罪のない人たちが1日も早く拘束から解放されることを切に願う」 海外在住・男性自営業(49)「人権問題が
浮き彫りになっている中国での五輪開催が、安全とは思えない。五輪は高度な政治と結び付いたイベントとの認識を持ち、人権問題の早期解決を目指すべきだ」

2008年04月19日(土)19時58分37秒