2008年04月25日(金)チキン今枝

[ お詫びとお知らせ ] 光市事件の差し戻し審の内容に少なからぬショックを受けたことはすでにご報告していますが、その後の弁護団の記者会見などの対応にも、
ショックを受けています。僕は、あの方法でしか被告人の死刑回避の可能性はないのだろうと思ってきましたし、だからこそ、判決の後も、わざわざメディアに
露出して、被告人の供述を信じ誠実に弁護したものとして弁護団を擁護してきました。しかし、今日じっくりと判決要旨を歯を食いしばって読み込み、いろいろな
ことを考えて、弁護団には質問を投げかけそれに返答が来ず無視され、弁護団の何人かに電話をかけても繋がらないような状況で、いろいろと複雑な思いにかられて
きました。僕は、僕なりに、解任後も被告人のことを思い、弁護団の人たちのことを思ってきたつもりでした。しかし、弁護団の僕への悪意は、想像以上に強かった
ようでした。僕の情報発信が守秘義務に反すると考えていると思われますが、守秘義務違反は、「正当な理由なく秘密を漏示すること」であり、僕は僕なりに、
絶対に明かすべきでないデリケートな秘密は僕なりにきちんと配慮して守り、被告人や弁護団のために役に立てれば、援護できれば、と思う一心で情報発信をして
きたつもりですし、この事件の状況の特殊性からすると、それも意義があるものと自負してきました。それらも弁護団に全否定されたことは、大きなショックです。
僕は、なにが被告人の利益であり、どうするのが刑事弁護のあり方なのか、少し混乱をしてきました。もっともっと光市事件の弁護活動の中で経験したことや判決の
結果などを噛みしめ、自己反省しながら、勉強しなければならないと痛感しました。また、報道で得た断片的な情報をもとに懲戒請求を扇動した橋下弁護士の行為は
軽率に過ぎケシカランという思いは変わりませんが、橋下弁護士が指摘した問題意識自体は、参考とすべき面がありました。おそらく、橋下弁護士を被告とする
民事訴訟は、このままいけば勝訴するでしょう。BPOも指摘したような偏向したマスコミ報道をもとに懲戒請求の扇動を軽率に発言した責任は、今でも否定
できないと思います。しかし、橋下弁護士が指摘した問題意識を、そのとき弁護活動に反映していれば、このたびのような厳しい判決内容になっていなかったのでは
ないか、と思ってしまうのも事実です。ですから、僕は、橋下弁護士に対する民事訴訟を取り下げることにしました。原告はまだ現役の光市事件弁護団構成員が
3名おりますし、橋下弁護士に対する懲戒請求がなされているようですから、その責任についてはそこで判断されるでしょう。橋下弁護士(知事)には、これまで
一定の失礼があったことも、お詫びします。また、長文にわたるお手紙、ありがとうございました。今、噛みしめています。また、そのような変節でご迷惑をかけて
しまった裁判所、関心をもってくださった皆様にも、深くお詫び申し上げます。僕は、本村洋さんのご発言などから、僕なりに、人間としての良心に従って、もっと
成長していってほしい、というメッセージを受け取りました。昨年の9月20日、公判の遺族意見陳述で、本村洋さんは、僕のブログにまで言及し、さらに閉廷後、
検察官を介して、「ブログの継続や運営は、今枝弁護士の良心にお任せします。」と伝言されました。今思えば、記者会見の涙は、その言葉が僕の心の琴線に触れて
いたからなのかもしれません。僕の言動などで不快を感じさせてしまったことについて深くお詫びし、暖かいご配慮に感謝します。正直、あと何年も弁護士を
続けられるか、自信もなくなりそうなほど、僕は傷ついています。弁護士としての倫理はなにか、人間としての良心はなにか、考えがグルグル回ります。でも、
応援してくれる人もたくさんできたし、僕なりに、頑張って生きていきたいと思っています。(今枝仁 2008年4月24日)

サヨク弁護士の断末魔。それと勘違いしてる奴が多いんだが今回の光市母子殺害事件に関するバカサヨク弁護団に対する懲戒請求を先導したのは橋下ではなく
ネットの有志たちの方が先。専用サイトを作ってテンプレも用意してでもテンプレ通りじゃ理由付けとしては弱いから多少は自分のアレンジを加えましょうね。
と言う事で懲戒請求と言う手段を広めていたのはネットの有志たちの方が先。橋下の方があと。これを知らないんだから情報弱者って本当に無能ですね。てか養分。

こうやって、どんどん次から次へと「サヨク死亡」と言う報の知らせが次々と舞い込んで来るそんな昨今。やはり「サヨクはバカ」「サヨクは人格形成が異常」
「サヨクはヒトデナシ」「まともな人間だったらサヨクになんかならない」と言うのがよく分かりますな。そう言う訳で「ガンガン行きましょう」となる。

どうでもいいがフサイチホウオーが屈腱炎で引退。と言うニュースが舞い込んできた。どうでもいいな。理由?「腰が弱い。精神的に弱い」と言う事で
競馬で戦える状態では無かったから。勿論引退する事は悲しい事ではあるんだが、最近の競争生活のもどかしさを考えた場合「これで良かったのかもしれないな」
と思ってしまう様なひどい状態だった、と言うのもまた理由のひとつとして存在している。いずれにしても「競争生活お疲れさまでした」と思うだけ。
決して能力が足りないとは思っていないから。「腰が弱い」「放牧に出したらピーピー鳴いて放牧どころじゃなかった」と言う事でそれなりに理由があっての事。
そう言う風にきちんと把握してるんで。俺は馬の悪口と言うのは言いたくない。馬主?調教師?ローテーション?そんな事はどうでもいい。馬が馬主を選べると
言う訳ではないだろう?馬が俺金子さんに買われたいとか言えるんか?馬が口利けるんか?無理だろうがボケ。だから馬の悪口と言うのは存在していない。

いずれにしても「残念だ」と思うだけ。最近は競走馬に関するあまり聞こえの良くないニュースが多すぎる。一体何があってこんなにも集中的にやってくるんだ?
ちょっとした「ラッシュ」だな。そう思った。偶然と言うかなんと言うか。「こう言う事もあるんだな」と言う風に思った。種牡馬入りは成績的に無理だろうな。
どこかでこう「功労馬」とか「乗馬」としてこの後の馬生を過ごして貰いたいと思うだけ。そう言う訳で今までどうもお疲れさまでした。グッドラック!!!!

2008年04月25日(金)02時34分35秒