とまむさん前からやってきた事があったんだがきちんと書いておきましょうねと思ったのはたった今。なのでこれから書く事に関しては以前やりました。
と前もって書いておきますね。長野における聖火リレーの惨状、と言うのを1分程度の動画にまとめて例えばドコモショップや例えばマクドナルドの店員に見せてきた。
そんな事を10回ぐらい繰り返してみる。こうやって「見せてしまえば勝手に排斥運動が起こる」様な「バカっぷり」をやってるんだからお話になりませんねシナチクは。
[ 人生を賭けた若者がいた! ] マスコミでは事件が起きたという事実のみを報道し、その背景などは余りと言うかまったく報じない。だから、今回抗議活動で
逮捕された人のことなどについても、どのような方が抗議されたのか、そのことを知る人は皆無でしょう。今回逮捕された6人の中には、既に新聞で明らかにされた
一人はチベットから台湾に亡命したチベット人の2世であり、道路に飛び出して抗議したその理由を「余りにも中国人が多く興奮を抑えられなかった」と語っています。
このように現場の雰囲気に呑まれるというか、衝動的に飛び出したりした人も何人かいたようです。また玉子やトマトなどを路上に投げつけて逮捕された人もいました。
私はこの逮捕された中で、まったく名前も知りませんが一人の青年について、どうしても紹介しておきたいことがあります。今回長野に多くの人が結集しましたが、
組織された動員は極めて少なかったと感じました。シナ人監督が作製した「靖国」の映画を鑑賞するのに集まった右翼の人達は朝日新聞によれば1500人とも
報道されていました。しかし、今回このような右翼団体の方はその1割にも満たなかったのではないでしょうか?日教組大会への反対抗議活動に寄せる熱意から
すれば、この人数は極めて残念というか、不自然にも思えました。組織された人ではなく、極々一般の人が多数参加をしたということです。当方のバスツアーに
参加された方も普通のサラリーマン・OL・家庭の主婦などの皆様でした。そのような人々を読売新聞は「ネット市民」と書きましたが、まさにネットを通して、
普通の人が参加をしたということでしょう。そのネットの中でも最大の規模を誇るのが、『2ちゃんねる』ですが、ここに「大規模OFF会」というものがあります。
そこに長野聖火リレーに反対する「自己責任」というスレッドがありました。自己の責任において反対抗議行動を貫くというものです。このスレッドの書き込みを
見ていたのですが、ある抗議活動の呼びかけがありました。5人ほどの若者が手錠をお互いに掛け合って、道路上に倒れこんで抗議するというものです。5人で
手錠につながれるとなかなか起せないから。そのような考えで仲間が募られていきました。「これまで前科もないし、マークされるような思想団体にかかわった
ことがない」このような若者がこの運動への一つの参加資格のようなものでした。昨日の逮捕者の、その瞬間の写真が産経新聞に掲載されていましたが、道路に
倒れこんだ若者の手には手錠があることが、ハッキリと見て取れました。おそらくこの抗議活動に参加しようとした若者の一人だったのではないでしょうか?
聞くところによれば、全員が事前の打ち合わせもなく、互いの顔を知りません。ただ現場で手に手錠をしていることだけが、仲間と認識できるということだった
ようです。3名ほどの人はどうも集まって手錠を掛け合っている間に、警察官によって阻止されたようです。事前に情報が漏れていた可能性もありますが、おそらくは
現場で見つかってしまったのでしょう。この道路上に倒れ込んだ人は、それを見て自分一人だけでもとの思いから、それを実行したのだと思います。この若者の願いを
実現させて欲しかった。手錠でつながれた5人の若者の姿は全世界に感動を呼び起したでしょう。人生を賭けた一人の若者の行動、否もっと多くの若者が逮捕覚悟で
この長野の現場に出向いたことに私は大きな感動を覚えました。「ネット市民」から、やがて「ネット活動家」が誕生することとなるでしょう。ごく普通の一般の人が
「正義の為に」立ち上がり、そのうねりが大きくなっていくことによって、日本は必ずや大変革をもたらすことになるのです。平成の坂本竜馬や高杉晋作などが、今、
全国に澎湃として誕生しています。やがてネットはその力を必ずや世間に示すことになるでしょう。それはもう数年先のことになると予言します。(せと弘幸)