2008年04月28日(月)輝き / シャイニンブライト

相も変わらず「俺の日記に書かれる情報はそんじょそこらじゃ全く読めない輝いた情報」っつー事で。読んでる奴はお得だね。問題なのは「書いてある事が専門的」
過ぎて、これがようやく相手に伝わる頃にはとっくの昔に情報が古くなって価値を持たなくなる。と言う事に由来する訳なんですが。そんなどうでもいい話はどうでもいい。

W61SAを触ってきた。ヨードチンキで消毒でもしてきて下さい的な感覚で指紋べっとりつきまくるピンクモデル。勿論実機ですよ。ホットモックでもありませんよ。
触ってみた感想。「異常」としか形容出来ない。W54SやW54Tの流れを組む「auの有機EL携帯=クソ」と言う段取りはまだまだ生きている様ですね。触っていて
とにかく「エモーショナル」な部分において何も感じない。例えば。「フォントが細すぎて視認性が悪い」「やはり処理中の文字が踊るデータフォルダ」
「漢字変換の効率はW54SAよりも悪い」「触っていて面白くない」と言う事で。これ三洋の携帯と言うよりも東芝の携帯と言った方が近い。元々KCP+は
どちらかと言えば東芝が今までに搭載してきた技術の方が多めに採用されているとは言えそう言った技術的な事柄ではなく感覚的な事柄の方が強いと言う事で。

つまり。「かつての三洋の携帯=触っていて楽しい携帯」「東芝の携帯=触っていて不快にしかならない携帯」と言う流れ。東芝の流れに三洋が乗った。と言う事。
触っていて楽しい楽しくないの判断は?とか言われたら「サクサク動く」「テンキーを有効に割り振っている」「細かい所のカスタマイズが出来る」と言う事。
すなわち「ソフト」に由来する使いやすさ使いにくさ、と言う事を表明している。W61SAはまるで東芝の携帯を触っているかの様につまらない携帯ですね。ゴミ。

と言う結論に達しました。これは…なんつーか「可哀相な三洋」と表現しておきましょう。あ、今は京セラですか。俺が京セラの携帯部門の偉い人だったらW61SAを
少量生産にしてW54SAをむしろ生産台数増やして新色も登場!と言う方向へと持っていく。それぐらい「W61SAは出来の悪い携帯」と言うのが俺の正当な評価。
…本当に「お前の知ってる三洋携帯は死んだ」の世界なんだな。はいはい劇場版機動戦艦ナデシコ乙。三洋携帯はKCP+に殺されて死にました。お亡くなりです。

さて今後のau携帯全体の流れ。流れとしては「携帯代金高くなります」となります。今まで「分割支払い無し!」とか言ってたのにね。自滅する格好になります。

1:KCP+でコストカットをしようとしたら逆にコストが掛かってしまったのでその費用を客から回収する為に端末代金をガンガン値上げする。
2:春キャンペーンで会社がちょっと傾いたぐらいにインセをじゃぶじゃぶ使ってしまったのでその費用を客から回収する為に端末代金をガンガン値上げする。
3:いい加減に基地局を整備しないとユーザーにぶっ殺されるのでその費用を客から回収する為に端末代金をガンガン値上げする。

主にこの3つとなります。なので今後はau携帯の本体価格はガンガン上昇します。その傾向はW61Sの価格設定にも現れてきております。残念ですね(笑)
なんでも入りだから高いと言う訳ではなくauがそろそろ資金の回収に乗り出した!と言う事で高くなっております。今後はガンガンそう言う傾向が強くなります。

そんでもって。auの失敗したKCP+に関して今後改善される見込みはあるんでしょうか?とか聞かれたら「特にない」と書いておきますね。理由としては簡単で
「元々無理だった」物を強引に搭載したんだからこれ以上どうたらこうたらって言うのも無理!となります。KCP+と言うのは要するにフレームワークの大半を
BREWで賄う方向性、と言う事で「性能の低いBREWになんでもかんでも任せたら破綻するに決まってんだろうが」となります。いわば「バカに資金運用をさせる銀行」
「競馬を知らない人に金を預けて好きな馬券買ってもいいよとかほざく状況」の様な破綻っぷりを見せております。これが改善される見込みは大変に薄いです。
改善されるのは最大で全体の約60%。開発資金的に言えば全体の約30%。後は企業努力でどこまで出来るかと言う展開になりますね。とりあえずの結論としては
「重大なバグに関してのみアップデートで対応。後はぶっちゃけ放置でもいいんじゃね?」となります。ユーザーからの苦情の声が大きい物から改修に取り掛かります。
そんでもって「夏モデルになると改善される」とか言う話も一部噂として出回っておりますがそれもありません。ソフト開発費用はハードよりもコストアップ。
なんつーか「そう簡単にホイホイと改修出来る訳ねぇじゃん?」と言う事になってしばらくは欠陥ソフトのKCP+対応携帯が出回り続ける事となります。
さて後は、開発陣がどこまで頑張れるか、と言う様ないわばデスマーチの世界に耐えられるかどうかの世界となっております。いや本当の本当に。

…東芝は開発力がないのに任されてあぼーんで、三洋は開発力はあるけど開発部門は京セラと一緒くたにされて疲弊。これでいつ完成するんでしょうね。

「KCP+が本格的に完成するのは今年の冬頃と予想。その頃には端末価格もガンガン値上げされていて買いづらくなり、これで3キャリア共に買いづらい状況が
完成する。キャリアの中ではドコモが比較的ハイエンドかつ低価格(それでも普通に高いんだが)になってドコモのシェアが上がっていく。ハゲに関しては
26ヶ月縛りがようやく解けた人間たちが解約に走って契約者数が目に見えて減り始める。auは京セラにロースペック低価格携帯の開発販売を任せているので
そこら辺に関して値下げを行って契約者数を増やしに掛かる。ドコモはSO905iだけを5000円程度値下げする、と言う様に人気不人気を気にするメーカーなので
今後もそうやって不人気の携帯だったら値下げして加入しやすくする為の餌としてばらまくと言う事を実行する。今後の2Gから3Gへの移行余裕度合いでハゲが首を
絞められてピンチ。シェア的にはauが微増傾向を見せドコモも微増、ハゲは減り始めて世間一般大衆の持つ神話が崩壊(俺は最初からそんなのは持っていないが)」

2008年04月28日(月)16時12分34秒