[ 帰りません!! ホーネット美浦滞在して安田へ ] マイル王を目指す古馬が集結した「第53回京王杯スプリングC」は17日、東京競馬場で行われ、中団追走の
2番人気スーパーホーネットが豪快に突き抜けて、昨秋スワンSに続き、重賞2勝目。安田記念(6月8日、東京)の最有力候補に躍り出た。昨秋マイルCS2着の
実力馬スーパーホーネットの圧勝劇には、鞍上の藤岡佑も驚いていた。残り1F、ラチ沿いで粘るインセンティブガイを一瞬でのみ込むと、2着争いを尻目に独走。
1番人気スズカフェニックスとは0秒3差の完ぺきな差がついていた。上がり3Fは33秒0!!藤岡佑は「切れましたね。届くとかいう次元じゃなかった。これで
自信を持って安田記念に行けます」と破顔一笑だ。これまで東京や中山の関東圏では長距離輸送による馬体減がネックだった。この日は6キロ減の462キロ。
矢作師は「460キロを切ったら危なかったが…。馬体重を維持できたのが最大の勝因でしょう。それでも栗東を出発した時が476キロだから14キロ減った計算。
あす(18日)のレース後、美浦に向かいます」と栗東には帰らず、帯同馬3頭を引き連れて、異例の美浦入厩で悲願G1獲りを狙うプランを明かした。輸送に不安を抱える
愛馬への親心だ。それにしても、5歳春を迎えて自慢の末脚は迫力を増す一方。同師は「本当に強かった。これなら堂々と安田記念に行ける。相手は香港馬かな。
グッドババ(5月のチャンピオンズマイル優勝)が出てきたら相当手ごわいけど…」と早くもライバルの名を挙げながらも、悲願成就の手応えを実感していた。
マジレスすると「馬体重が減るって言うのはとまむさんの予想通りでした」とだけ書いておく。むしろ「クソ騎乗の方が嫌だ」と思っていたんで今回は普通の騎乗。
それが良かった。それが最大の勝因。高松宮記念に関する最大の敗因は大外をぶんまわしやがった藤岡のクソ騎乗。だから「ここはむしろ勝って当然」と書く。
問題なのは安田記念の方だな。さて矢作がどんな調整を施して安田記念に愛馬を出走させるのやら。いずれにしても「難しい舵取りを迫られた矢作」だな。
[ 矢作芳人調教師のプロフィール ] 1961年3月20日、東京都生まれ。開成高校卒業後、1年余りオーストラリアの厩舎、牧場で修行。帰国後、大井競馬場の
父・矢作和人厩舎を経て、1984年栗東で厩務員、1986年からは調教助手を務める。2004年2月調教師試験に合格。2005年3月1日、厩舎開業。
まずはガンガン飼い葉を食わせるなりなんなりして480キロ程度までは回復させて欲しいんだが。輸送してマイナス6程度で474キロ。それぐらいだな。
仮に「GIを勝つとしたら」それぐらいの「立派な馬体」が欲しい。逆に言えばそれぐらいの「立派な馬体」が無ければGIは勝てない。分かっているとは思うが。
釈迦に説法だとは理解しているが「もうGI2着は要らない!」と思っているんで俺。2着でも十分にすげぇけどな?それでもやっぱり欲しいのは「勝ち」なんで。