2008年06月02日(月)killing man from hell and heaven on cross road.

富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ。型番が似ていても肝心な機能の有無に関しては全然違っているんだな。驚いた。分かりにくいぞ?この型番ルール。
とまむさんが特にしょっちゅう使っているのは「絞り優先AE」ですが。これに露光補正を付け加えての写真撮影を行っている。「露光:-1 1/3EV」「絞り:F5」
みたいなやり方で。感度を上げたく無いとまむさん。アンダー気味に撮影するのが好きなとまむさん。絞りを開放してボケを作るのが大嫌いなとまむさん。

何が美しいボケじゃボケ。写真と言うのは記録である。記録と言うのはぼやけがあってはいけないと考えている。手前から奥からきちんとピントが合っていて
そう。俺が見た景色はこれだ。と言うのを如実に分かりやすく伝える為にはピントが手前から奥からきちんと合っている事が何よりも重要。F2.8とか使う気しない。
絞りが絞れていれば絞れている程俺は嬉しく思う。コンパクトデジタルカメラ程度で絞りまくっても全くの無意味だけどな。F5とF8で同程度だろ。ならF5でいい。
それがコンパクトデジタルカメラの世界。感度を上げるのが凄く嫌いなんで俺。例えば夜景を撮影していてもビルの窓から漏れる明かりが露光オーバーの白飛び。
それ嫌いなんで。むしろ「ビルの窓から漏れる明かりが適正露光であれば風景なんて黒潰れ寸前の所までアンダーでも構わない」と言う意識の方が強い。

自分語りが長くなったが、簡単に書けばそう言う事。一般的にはスペック表の記述として「プログラムAE/シャッター優先AE/絞り優先AE」と書かれてある事が多い。
そして先頭の話に戻るが富士フイルムのコンパクトデジタルカメラに「プログラムAE/シャッター優先AE/絞り優先AE」があるのかどうか。型番で分かりにくい。
「ある:F31fd F50fd」「ない:F40fd F100fd」と言う事になっている。俺としては「あって当たり前。むしろ無かったら殺す」としか形容出来ない。

最近の俺のデジタルカメラ語りがどうにも分かりにくくなっていたんでそこら辺をきちんと改めて書いておきますね?と言う事で。それを書いておく次第。

ちなみにリコーのデジタルカメラで言えばR7にもR8にもありません。リコー全滅か?とか思ったら「GX100やGR DIGITAL IIにはありますよ?」だってさ。
「モード:プログラムAE/絞り優先AE/マニュアル露出」と言う事で。確かにあったな。…で?最安値今幾ら?価格コムで提示されている最安値は今幾ら?
「GR DIGITAL II:最安価格(税込): 52030円」と言う事で。すげぇな。バカ高いだろ。気持ちは分かるがリコー高すぎこれ。俺テラ吹いた。

デジタル一眼レフが買える。エントリーモデルなら新品の。ハイエンドモデルならネットオークションで2年前程度の中古を。それぞれ同程度で買える。
それでこれだけの価格帯のカメラをじゃあコンパクトだからと言う理由の一点のみでデジタル一眼レフをも上回る優先順位をつけられるかと言われれば無理。

「2007年4月発売:オリンパス E-410レンズキット:43999円」「2007年6月発売:オリンパス E-510レンズキット:52815円」
「2008年4月発売:オリンパス E-420レンズキット:55970円」「2008年5月発売:オリンパス E-520レンズキット:79600円」

この最安価格と同程度。下手したらデジタル一眼レフの方が安い。こんな状態になっている訳でコンパクトと言う理由だけではこれより高い理由にならない。
とまむさんはオリンパスフェチですか?とか言われたら「PIEのオリンパスブースのお姉ちゃんの服装が凄く好き」と言う変態的な理由ですが。ひでぇ話だな。
他社の名前も出しておくとペンタックスとか割と好きですが。基本はこの2社。キヤノン?ニコン?まー信者とか居るし。宗教の信仰は自由だから。

「2006年7月発売:ペンタックス K100Dレンズキット:41800円」「2008年2月発売:ペンタックス K200Dレンズキット:63730円」

こう言う価格設定になっております。GR DIGITAL IIの価格に1万円をプラスしてデジタル一眼レフに行けると言うのであれば普通にそちらを選びますが何か。

そしてオリンパスとペンタックスのメリットデメリット、と言うのも一応書いておきますか。オリンパスならE-510。ペンタックスならK200D。選ぶならな。

オリンパス:メリットはセンサーのゴミを除去出来る事。ライブビューで液晶を見ながらの撮影が出来る事。割と好きな色合いを出せる事。小さくて軽い事。
オリンパス:デメリットはSDメモリーカードに対応していない事(アダプタかます?アダプタ幾ら?)。宮崎あおいがウザい事。高感度に弱い事。

ペンタックス:メリットはセンサーのゴミを除去出来る事。ダイナミックレンジ拡大がある事。(以上2点はK200Dの特徴)単3電池が使える事。
ペンタックス:デメリットは大きくて重い事。カメラ本体&セットレンズ&単3電池4本&SDメモリーカードを合わせて約725グラム。本体も大きい。

こう言う風にメリット。デメリットを捉えている。もはやデジタル一眼レフが10万円も積まないと買えませんよと言う様な時代ではなく5万円付近から
買う事が出来る様になってきた。下手なカメラよりも軽いと言う。そんな時代にコンパクトデジタルカメラに数万円。と言うのはちょっと考えてしまう。
勿論リコーの名誉の為にも書いておくんだがリコーのコンパクトデジタルカメラは他社のと比較しても使っていて「面白い」「楽しい」と言うのがある。
見た目。と言うか。質感?に関して安っぽい作りなので中身にコストを掛けていると言うのは良く分かるのだがそれが一般人から敬遠される理由にもなっている。

しかしコンパクトデジタルカメラに3万も4万も出せないな。出せて2万円程度まで。現状の「デジタル一眼レフカメラ」との価格差を考慮するとそれが限界。

2008年06月02日(月)00時38分05秒