[ 最多連敗タイまであと一つ…園田・エリザベスクィーン ] 園田競馬(兵庫県尼崎市)の7歳牝馬(ひんば)、エリザベスクィーンが、引退馬を含めた最多連敗
タイ記録の161連敗まであと一つと迫っている。113連敗で引退したハルウララを大きく上回り、16年ぶりになる記録更新も目前となった。次回の出走は3日。
悲願の1勝か、不名誉な1敗か。ひたむきに駆ける姿に、ファンらは「そろそろ勝たせてあげたい」と温かいまなざしを送る。北海道日高町(旧門別町)で生まれ、
2歳だった2003年6月、札幌競馬場でデビューした。道内のほか、佐賀や名古屋などの地方競馬を転戦。園田には06年11月に初出走し、07年1月には
ハルウララの記録を更新した。5月20日の敗戦で、1992年に引退したハクホークインの最多連敗記録の一つ手前となる160連敗を記録した。ただ下位が
指定席だったエリザベスクィーンに〈異変〉が起きている。今年1月24日以降、2着4回、3着6回、5着1回と11戦連続入賞し、獲得賞金は39万5000円。
通算119万4000円の3分の1の稼ぎを上げる好調ぶりだ。手綱を取る板野央(ひさし)騎手(26)は「大爆発する予感がある。何とか連敗を止めてやりたい」と
意気込む。昨秋から世話をする栗林徹治調教師(40)は「丈夫でおとなしく、手がかからない。あの子なりに今、頑張っている」と連敗脱出を期待する。パドック
では、興奮していななく若い馬を前にしても、悠々と落ち着いた足取りで進む。園田デビュー当初から見守る尼崎市の主婦(63)は「負けても負けても走って、
ええ根性してる。気分が沈んだ時、頑張ってるんやなと思うと心が晴れるんです」と熱い口調で語る。(ゴミ売り関西 2008年6月2日)
これで知った気になってるバカはニワカ。やっぱ「専門家」だな。如何にして専門家を仕入れるか。市場の支持は案外狭いぞ。おべんちゃらとそしておべっか禁止。
以降マジレス。連敗記録に関してはさっさと馬主が処分してしまえば更新する事も無い。連敗する事が不名誉なのではなくやる気の無い競馬をする事こそが不名誉。
エリザベスクィーンは不名誉な競馬はしていない。ここ最近のレースに関しては例えば不良馬場で力の必要な馬場となってしまい400キロそこそこの
サラブレッドとしては軽い馬体重のエリザベスクィーンにとっては苦しい競馬が続いている。競馬と言うのは文字通り「馬が競う」と書く訳だからここでもその
軽い馬体重がネックとなっていく。要するに500キロを超える大型馬とぶつかった場合外へと弾かれてしまうと言う事であまり馬群に控えると言う形は難しい。
結果逃げるしか無い。逃げてどこまで粘れるか。それが最近の課題となっている。最後の直線は伸びないんだけどバテないと言う事でもどかしい競馬となっている。
異変とか書かれているんだがちっとも異変では無い。理由は単純で「もともと惜しい競馬は続いていた。全く勝てないよと言う訳ではなくチャンスひとつ
メンバーひとつで勝てそうな競馬は前からやっていた。ただ単に人間が勝手に過小評価をしているだけ」としか形容しない。ちっとも異変では無い。これが実力。
最近になってその実力をきちんと発揮出来る形が増えてきた。理由としては厩舎の若林厩舎が上手い事やっている。と言う様な感覚になっている訳なんだが。
ホッカイドウ競馬時代には390キロ台で走る事も当然だった馬体重が最近では410キロ台付近で推移している。この間ちょっと10キロ近く減っちゃった。
とか言う様な事はあったがその次の競馬できちんと体重を戻してきた。390キロ台と比較すれば410キロ台と言う事でまだふっくらと見せている状態。
これは普通に「厩舎が上手い事仕上げている」と言う様に考えても正解だな。元々「実力が無い訳ではない」それに加えて「陣営の仕上げがフィットしている」
と言う風に「新しい理由が付け加えられた」と言う事で。それもきちんと紹介しておきましょう。厩舎を転々としているので厩舎別の成績も書きだしておきましょう。
デビューから今までのエリザベスクィーンの成績(1着−2着−3着−4着以下)が「0-7-16-137」に対して今の栗林厩舎に所属して走る様になってからの成績は
「0-4-6-5」と言う成績。言う程悪くは無い。2着3着の合計回数が4着以下よりも多くなっている。3着と4着だったら3着の方が多いと言う事になっている。
なので異変では無い。元々激しく弱いと言う訳では無い。それに付け足して「栗林厩舎が何だかんだ言って上手い事仕上げている(馬体重の増加を見れば明らか)」
も重要な要素。板野に関しては特にプラスでもマイナスでも無いだろうな。一度「木村とか田中とか下原とか乗せてみたらどうなるんだろう?」とは思うが。
クソ騎乗もあるが7割程度は「俺が乗るとしても同じ様に乗る」と言う騎乗を見せている。なので「良くやっている方だと思うが」と書いておく。それが俺の評価。
そう言う訳で「3日のレース」に関してはどうなるの?と言う事で。結論からすれば「普通に負ける確率の方が圧倒的に高いです」と書いておく。理由は1つ。
「1頭強い馬が居る」これに尽きる。その馬の名前はスピリアカラーズ。1戦1勝ながらも2着に7馬身差をつける圧勝劇でデビューを飾った4歳牡馬。
馬体重も555キロ。凄いな。おそらくこの馬体重で脚元に不安を抱えていたが故に4歳デビューとなりました。そんな感じか。5月7日の園田1レース。
1着スピリアカラーズ(7馬身)2着シンジラレナイ(2馬身)3着カンムリホルダー(半馬身)4着ライトニングガール(1馬身半)5着チョカ
と言う結果になっている。エリザベスクィーンといつも接戦のイメージの強い馬が2着から5着までを占めている。その馬たちに7馬身差。これはエグい。
その時が田中学56キロ。今回が上村勇人54キロ。今年デビューの新人ジョッキー。今年3勝。ベテランから新人?あー要するに管理している調教師。
そこの所属だから。なので今回の騎乗と相成りました。となる訳ですね。前回あれだけ強い競馬を見せたあげく2キロ斤量が減って新人とは言え下手では無い。
これは「プラスがあまりにも重なり過ぎている」だな。これはもう正直言ってスピリアカラーズが出走取消でもしない限り勝てないとしか思えない。それが今回。
なので「連敗記録は更にまた1つ更新されました」になる可能性が果てしなく高いと俺は考えている。しかし最初の方でも書いた通り「やる気の無い競馬」
こそが1番の不名誉。負ける事は不名誉ではない。懸命に走って負けたのであれば何ら恥じる事は無い。最近のエリザベスクィーンは直線で粘る粘る。
でも結局は「仕上がりのいい馬に差されて負ける」か「前に居た馬を捕らえ切れずに負ける」か。そう言う感じでの惜敗が続いている。惜しいな。本当に。
今回の競馬は1230メートル。1400メートルよりも成績がいい。勝つ為にこの距離を選んだらスピリアカラーズがやってきた。来んなよ!(涙)かな。
少なくとも「負けようとは思っていない」「成績がいい方。勝てる可能性が高くなる方の距離を選んで出走している」と言うのが見て取れる。今回はな…。
正直スピリアカラーズの前回のレースを見るとちょっと難しいなこれは。4コーナーまで持ったまま。直線軽く気合をつける程度で7馬身差。強いわ。
なので。ウンコなチンカスゴミ売りのバカ過ぎる新聞記事の一文
「悲願の1勝か、不名誉な1敗か。」に対する俺の答えは
「不名誉では無い。謝れ」となる。