2008年06月03日(火)八百長とかほざいてるバカはクズ。

「朝日放送でエリザベスクィーンの特集やってますな。」と言う書き込みを見た。「NEWSゆう」ですかそうですか。あの「未だにひぐらしでバカやった事について
一言の謝罪もしない上から下までサヨクに汚染され尽くしたチンカス番組でこの間のナイトスクープでせっかく赤星がいい話だなーを演出したのにこの間のあの
ヒーローインタビューでなんか全てが台無しになっちゃったな的なチンカス放送局」ですか。プギャーとしか言い様が無いですな。例のあのバントヒットの話。

と書いた所で例えば関東人の春歌18歳の管理人にこの間のナイトスクープの赤星の話知ってる?とか聞いた所で「知らない」になるのかなやっぱ。うんやっぱり
日本は結構広いね。なんかそう思った。別に罵倒してるつもりもない。ただ単に「地域って面白い」そう思っただけですが。そう言う訳で朝日放送にプギャー。

[ エリザベスクィーン最多タイ161連敗 ] 兵庫県尼崎市の園田競馬で3日、第6レースに出走した7歳牝馬のエリザベスクィーンが6着となり161連敗。中央、
地方競馬を通じた最多連敗記録に並んだ。次回出走予定は17日の姫路競馬。16年ぶりの記録更新で不名誉な“連敗女王”となるか。地方競馬の記録に残る最多
連敗は、1992年に引退した牝馬のハクホークインの161。中央競馬の記録は94。この日のエリザベスクィーンは4番人気。出足は良かったが徐々に後方に下がり、
12頭中6着に沈んだ。北海道日高町生まれで2003年から北海道、佐賀、愛知などの地方競馬を転戦。07年1月にはハルウララの113連敗を抜き話題となった。
最近は2着に入るなど調子はよく、調教師の栗林徹治さんはレース後「ここまで来たからには勝ちたい。ひた向きに走っているので応援してほしい」と話した。(放置)

そう言う訳でマスゴミなんかウザい上に役に立たないのできちんと専門性を盛り込んだ評価をしておきますね。今回のエリザベスクィーンは可哀相な競馬だったな。
不良馬場。基本的には不良馬場で速い時計での決着となってしまうよりも良馬場である程度時計の掛かった方がいい。持ち時計に不安のあるエリザベスクィーンは
どちらかと言えば時計の遅い決着の方がいい。それでも最近のエリザベスクィーンは時計を詰めては来ているんだけどな。やはり能力的な限界が透けて見える。
それともう1つは出走間隔的な限界。前にも書いたが馬を預けるのにも当然お金が掛かります。赤字を慢性的に垂れ流している訳には行きません。

一応書いておきますか。エリザベスクィーンの持ち時計。1400メートルの最速は1:32:5。これは今年の3月20日に出した記録です。これが1番速いです。
1230メートルの最速は1:19:6。これは今年の6月3日に出した記録です。つまり今日の競馬。1230メートルを走った数は少ないので参考記録程度ですが。
やはり「時計を詰めて来ている」と言うのが良く分かる。最速の時計はいずれも今年に記録した時計である。と言う所が興味深い。弱い訳では無い。

伝聞で申し訳ないが下級条件に甘んじている馬を預ける費用は兵庫の場合で1ヶ月およそ10万円から。競走馬が走る事で得られる収入と言うのはレースの賞金と
それともう1つは出走手当。出走手当は着順に関係なく支給される。これが1回につき7万円程度。1ヶ月に2回の出走でペイ出来る計算と言う事になる。
ある程度能力のある馬は休ませながら使う事でそれなりに賞金を持ってきてくれるのだがエリザベスクィーンの様な馬の場合には出走手当がメインの収入と
言う事もあって休ませたくてもあんまり休ませられないと言った懐事情も加味しなければならなくなる。この「間隔を詰めざるを得ない」と言う限界もある。

この2つで「勝ちにくい」環境が出来ている。しかし「それはもう致し方が無い」「そんな中でも良く頑張って走っている」と言うのが俺の感触。そして今回の競馬。
勝ったミラーアスリートはプラス22キロと言う馬体重だった。傍目にも調子が良さそうに見えたが今回はさすがにスピリアカラーズが抜けているのでは?
と言う事で競争能力&パドックで見た状態の良さを考慮すると「ミラーアスリートは2番手3番手評価」と言う所だった訳だが。まさか勝つとは。少々意外だった。

上がり3ハロンは38秒7、道中は逃げて先手を奪った。結局は1230メートルを逃げきる競馬と言う事になった。今回のこの競争はスタートからお互いが
ガリガリガリガリとやり合う展開になってそれこそ競馬を知らない人にも分かりやすく言えばオイルショック当時にトイレットペーパーに群がる情報弱者の
主婦の皆々様方。そんな光景を思わせる様な先手を主張しまくる様な「アメリカ競馬かこれ?」と言う様な展開だった。スタートしての出足がいまいちな
エリザベスクィーンには苦しい展開。先手を取れなければ負け。と言う事で。ある程度押して押して前へと行こうとした板野ではあったが他の馬の方が
外から内からわーっと来て順番としては後ろからの競馬となってしまいました。後半は差を詰めているんだが前半置かれたロスがあまりにも痛かった。
それと不良馬場。もうとにかく前が止まらない。1着ミラーアスリート(道中1番前)2着エヌオイル(道中2番手)3着オースミヒビキ(道中3番手)と言う。
典型的な前残りの競馬。エリザベスクィーンは道中後ろから3頭目付近を走るしか無い始末。これでは届きません。届いたらこんな条件には甘んじてません。

エリザベスクィーンの上がり3ハロンは38秒8。勝ったミラーアスリートの上がり3ハロンは38秒7。2着のエヌオイルの上がり3ハロンは39秒0。
やはり前半に置かれてしまった事が敗戦の理由となりました。それでも後半差を詰めてきてはいるんで完全に白旗を上げてしまう様な競馬でも無い。
名誉の為にも書いておくんだが「最後は差を詰めてきている」「後ろからの競馬と言う事で直線は1番外を回すコースロスもあった」「今回の板野はややクソ騎乗」
「説教部屋とまでは行かないまでも板野てめぇ1発殴らせろぐらいの事は思った」と言う競馬。展開が展開だけに仕方がなかったがあそこまで外を回すとはな。
と言う感想。なので「決してエリザベスクィーンは力負けはしていない」「しかし展開の助けや体調の善し悪しに左右されてしまう実力なのもまたひとつ」
と言う事で「競馬の神様が居るのだとしたら多少湿った程度の良馬場のコンディションで特別強い相手と組む事も無しに外目の枠から好スタートですんなりと
先行する事が出来ました的なタイミングで競馬をさせてあげてください」と書いておく。あとは彼女の実力次第と言う事で。道中上手く逃げる事が出来て
脚をテンの1ハロン2ハロンであまり使わずにすーっと力を抜いて先行する事が出来たならば…。と書いておく。今回の敗戦は不名誉ですか?そうは思いません。
むしろ「161連敗と言う事は161回分今までの私は一生懸命走ってきました」と言う事でむしろ誇っていい。これだけ真面目に仕事やったのよ!プンプン!
と言う感じで。エリザベスクィーンが人間の言葉を喋る事が出来たらそんな風に反論するだろうな。自分は自分なりに頑張っている。それを人間は刻み込んでおけ。

「多少は展開の助けも必要だが161連敗と言う肩書きで語っていいほど弱いと言う馬では無い」これが俺の見解。栗林厩舎に所属してからは
なんだかんだ言って上手い事走っている。今回の6着と言う敗戦も含めると栗林厩舎に所属してからの成績は「0-4-6-6」となる。16回走って複勝圏10回。
複勝率62.5%。決して悪い数字ではない。なので「人間が多少工夫をすればこれ程良質な投資先と言うのも無い」と言うのが俺の感想。良くやってるよ。
その工夫とは?とか言われたら「ワイドで買う」等々な。例えばこの間の3着になったレース。勝ったライトニングガールとエリザベスクィーンのワイド。
1着3着でワイドが的中している。配当金額は250円。結構ついたな。210円以上を一応の目安としている。1000円買って2500円と言う計算になる。
勿論オッズは可変なのでその通りに行くとは限らないが。2着か3着にはやって来ると言う事はワイドや3連複系の馬券を買っておけばいい。それが工夫である。

別に比較を行って優劣を決めると言う訳では無いが「園田で多少は話題になっている下級条件の馬」と言うカテゴライズでダンツシンガーと比較をしてみる。
ダンツシンガーの場合、兵庫に来てからの成績は「2-6-4-22」と言う事で。34回走って複勝圏12回。複勝率35.2%。これが平均的な数字。

但しエリザベスクィーンの気性がどちらかと言えば大人しく従順なそれなのに対してダンツシンガーはお転婆でちょっと我が儘なタイプと言う違いも考慮せよ。
それと年齢も。エリザベスクィーンが栗林厩舎に所属し始めたのは去年の秋頃から。6歳から7歳の今にかけて。それと比較してダンツシンガーの場合は
3歳から5歳の今にかけて。しかも同世代の他の馬と比較して「成長が半年ぐらい遅れている」とも言われる状態だった。その違いを考慮する必要もある。
なので「気性にもよる」「能力にもよる」「相手関係にもよる」と言う事で完璧な比較にはならない。あくまでも「参考記録程度」に見て貰いたいと考える。

エリザベスクィーン以上の複勝率を持っている馬となると実は結構見当たらない。すぐに思いついたのはドンコルレオーネぐらいか。人気して配当もつかないが。
ドンコルレオーネの場合、兵庫に来てからの成績は「13-2-1-2」と言う事で。18回走って複勝圏16回。複勝率88.8%。配当はあんまりつかないが
数字の面では際立っている。逆に言えば「これぐらいの馬を出して来ないとエリザベスクィーンの複勝率を超える馬と言うのはなかなか居ない」訳ですか。
競馬を「ギャンブル」として見た場合。人間の投資の工夫は必要ながらも安定して走っているエリザベスクィーンは決して弱いと言う馬ではない。と言える。

「競馬をスポーツとして見た場合:多少は展開の助けが必要にもなるが決して大きく負けたりは最近はしていないし負けても理由があると言う事で弱くはない」
「競馬をギャンブルとして見た場合:複勝率の高さは弱いと言う評判とは裏腹の高さ。投資に工夫が必要ながらも割とバックも多く見込めると言う事で悪くは無い」

と言う事になる。これでもまだエリザベスクィーンの悪口を言いますか?1ヶ月に2回の出走で馬を預ける費用も殆どペイ出来てますよ?と言う結論になる。

2008年06月03日(火)20時55分22秒