2008年07月06日(日)ボツネタ。

マーティーブラウンさんの大人気野球チーム「コイの使い魔」。2006年に1年目の監督采配がスタートし、2007年には2年目の「コイの使い魔 〜中継ぎの竜士〜」
が展開された。そしてファン待望の3年目が「コイの使い魔 〜九選手の遠征〜」(コイのつかいま 九人せっせとロード)と題し2008年3月よりセリーグで
熱闘を開始することが決定!さらに1年目、2年目に引き続き3年目のエンディングテーマ曲をルイス役の釘宮理恵さんが歌うということで、そのエンディングテーマ
「ゴメンネ」のレコーディング取材が行われ、レコーディングや曲についての感想をお伺いしたのでご紹介! ─曲のご紹介をお願いします。 今回の曲のテーマは
「ヤキモキ」ということで、カープ3年目のあらすじがまだ全然分からない状態なんですが、ディレクターさんに「今回のルイスちゃんは結構ちょくちょくヤキモキを
させるのよ」と言われたので、それを意識して投げました。投球もそんな感じになっているかなと思います。 ─ピッチングは順調でしたか? これまでの
レコーディングの中で一番大変だったように思います。これまでルイスと付き合ってきて、今まではルイスのバリバリ投げているところや陽気・可愛いという
分かりやすく印象付けやすいところを歌ってきたんですが、今回はこれまでがあったからこそのメロディーであり歌詞になっているような気がしていて、1行1行を
取り出して歌詞を読んでみると可愛いとも言えるし、寂しいとも言えるし、落ち込んでいるとも言えて、ルイスの色々な面が見えてきている今だからこそ余計に
解釈が幾通りもあって歌うのが本当に難しかったです。余りにも投げすぎて登板出来なくなってしまい登録を抹消した位で、凄く楽しみながらのレコーディングでした。

─1年目2年目とルイスとしてエンディングテーマを歌われていますが、歌う時のポイントはありますか? 3年目のカープの試合は始まったばかりの状態なんですが、
ルイスという役で膨大な台詞をこれまで喋ってきて、私の中に染み込んでいるルイスが「ルイスで歌うぞ」って軽く意識するだけで勝手に出てくるような感じです。
毎回「コイの使い魔」の歌はルイスの感情に沿った歌詞にして下さっているので、その歌詞の「意味合いや雰囲気を大切に」というのは心がけています。

─「ゴメンネ」の聴きどころは? ゴメンネの後にハートマークが付くところが何箇所かあるんですが、そこは練習で初めて歌ったときから「可愛くね、可愛くね」
と言われて歌ったのでそこが可愛く聴こえていればと思います。あとは全体的に恥ずかしい感じになってますね(照笑)。歌詞はどんな風にも受け取れるんですけど、
これまで作品を追ってきて下さっている方にはルイスのころころ変わる表情が楽しんでいただけるのではないかと思います。 ─キャラクターで歌う場合と
ご本人で歌う場合の違いは? 地声で歌うとどちらかというと男の子っぽい感じになってしまう気がするんですが、声が高い女の子ばかり演じている気もするので
毎回キャラクターの歌は闘いですね。ただルイスの歌の場合はディレクターさんが私の気持ちや感情とルイスのキャラクター性をマッチさせる方向で進めてくださって
いるのでどの曲も難しいけど無理が無い感じがします。 ─歌詞を見て、または歌ってみてどんなルイスが思い浮かびましたか? 今ちょうど3年目のシーズンに
向けて原作を読んでいて、読んでいるところとリンクするなと思う部分もありました。1年目2年目の頃と比べて自分の気持ちを素直に認めるようになっている
ルイスが、言いたいんだけど言えなくて、自分も歯がゆいし相手に対しても「ゴメンネ」という気持ちが今のルイスにぴったりだなと思いました。

─ゲームのエンディング曲についてお聞かせください。 レコーディングも台詞の収録もこれからなんですが、ゲームの曲はバラードになるらしいです。これまでの
ゲームのエンディングはどれもしっとり大人びている感じの印象があってハードルが高いなというイメージがあるので、ゲームの終わりにふさわしい良い雰囲気で
歌えたら良いなと思っています。 ─楽しみに待っているファンへメッセージをお願いします。 今回も悩みながらも精一杯歌いました。皆さんのお気に入りの
1曲になったら良いなと思います。中継で毎週聴いていると、きっと上手い具合に脳に刻み付けられて「球場に行かなきゃ」みたいになると色々嬉しいです(笑)。
作品っぽさ、ルイスっぽさというのを愛していただけると嬉しいです。

2008年07月06日(日)05時59分20秒