大竹はマウンドで両ひざに手を付いた姿勢のまま、しばらく固まった。2−2の8回無死、カウント2−1からの真ん中高め、149キロ。小笠原に完ぺきに打ち返された
白球は、右翼席上段へ吸い込まれた。1回、守りの乱れなどで2点を失った。しかし、そんな不運をのろうことなく、立ち直ろうとした。2−7回は被安打3と踏ん張った。
7回を終えた時点で軽く100球を超えていたが、首脳陣は救援陣の状態と、気迫満点の背番号17をてんびんにかけた。そうやって選んだ続投は、結果的には
報われなかった。「チャンピオンのような投球を見せてくれた」。粘った姿をこう表現したのはブラウン監督。ところが本人は「しゃべることはないです。結果が
すべてです」。さばさばとした表情で、取材を手短に打ち切った。リーグ単独ワーストとなる12敗目。降板直後、1人で入ったロッカールームからは、パイプいすと
何かがぶつかる大きな音が響いた、という。計り知れない悔しさが残る126球だった。天敵に対して大胆に挑んだ「右打線」は不発に終わり、チームは5位転落となった。
これだったら説教部屋も必要無いな。一応書いておくんだが「3位から5位までは借金2、借金3、借金4」と言う事でハッキリ言って団子状態。
もはや「競馬で言う所のハナ差」程度の差でしかない。ここで「踏ん張れるかどうか」だな。俺としては「踏ん張る所か上がっていけ!」としか書かないが。
連敗したら連勝すればいい。それで元の位置に戻る。あとはそこから更に勝てるかどうかに掛かって来るんだが。とりあえず今年のカープに関して言えば
シーズン開幕から今まででローテーションをずーっと守っているのは大竹1人。と言う事で。ルイスも高橋建もどこかで一度は離脱している事を思い出す必要がある。
そう言った所では褒めておくけどな。そう言う訳で「あとは何かしらの爆発がきっかけとなる」と書いておく。まだまだ「勝負はついてない」訳だが。
連敗したからと言って諦めるなよ?と「一応」釘を差しておく。泣いてる夏奈の頬を思いっきり引っぱたく様な感覚?っつー事で。割と俺の皮膚の感覚に近い表現はそれ。