[ G7で日本の外準活用し各国支援を表明へ ] 7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)出席のためワシントン入りした中川昭一財務・金融相は10日未明(日本時間
同日午後)、日本の外貨準備を使って各国の資金繰りや金融機能を支援する制度の構築をG7会合で提案する考えを表明した。記者団に語った。また、地方の
金融機関の機能強化に関して検討する考えも示した。中川財務・金融相は、足元の経済情勢について「ここにきて世界の金融不安が高まり、あらゆる可能性に対応
できるよう(事務方に)指示を出している」と述べた。その上で「これから国会で審議する緊急経済対策を一刻も早く成立させたい」とし、具体的には「地方の
金融機関に対しバックアップをより強化する方策の1つとして、金融機能強化法の検討を指示した」と語った。また、G7以外にも金融危機の影響が出始めた国々に対し、
「連鎖をできるだけ小さくするため、日本がリーダーシップをとって国際通貨基金(IMF)を通じて資金や機能強化で貢献する用意があることを、あす(G7で)話したい」
との考えを明らかにした。さらに、日本の外貨準備を使った支援かどうかとの質問に「まずはIMFができることをした上で、日本も資金提供などを含め協力していく覚悟が
ある」と答えた。一方、G7に先立ちポールソン米財務長官との会談が予定されているが、議題になるとみられている金融機関への公的資金による資本注入に関して、
「米国だから、自分の国のことは自分の国で処理できると期待している」と述べた。その上で「日本の不良債権処理で公的資金が注入された経験を
(ポールソン財務長官に)話したい」と述べた。また「ポールソン財務長官が公的資金注入に前向きだとすれば歓迎だ」と語った。(ロイター 10月10日14時17分)
[ 緊急サミット、G7見て判断 麻生首相 ] 麻生太郎首相は10日昼、金融危機への対応策を話し合うための主要8カ国(G8)による緊急首脳会議について
「(G7が)まとまらなければ、議長国として日本から声を掛けてやる」と述べ、G7の結果を見た上で開催を提案するかどうか判断する考えを明らかにした。
首相官邸で記者団の質問に答えた。(時事通信 10月10日13時26分)
[ ロシアでの販売目標を下方修正 三菱、金融危機が影響 ] ロシアで三菱自動車の乗用車などの販売を担当しているロルフインポルト社のロトキン社長は10日、
三菱自が今年の販売目標を14万台から12万5000台に下方修正したことを明らかにした。金融危機の影響で外国車販売の伸びが鈍化しているのを受けた措置。
この金融危機(笑)の時代に日本の総理大臣が麻生太郎で財務金融大臣が中川昭一で良かったよ。と書くだけしかないんですが?マジで。…ねぇ?(含み笑い)