[ 高橋建 最高齢メジャー挑戦!メッツ有力 ] 広島の高橋建投手が11日、FA権を行使して大リーグに挑戦する意向を表明した。39歳でのメジャー挑戦は、日本人
最年長記録。代理人は敏腕で知られるピーター・グリーンバーグ氏に決定し、近日中にも正式契約を交わす。移籍先は投手陣が崩壊し、2年連続でポストシーズン
進出を逃したメッツが最有力。13日にFAの申請手続きを取り、メジャー球団との交渉に入る。熟慮の末に導き出した結論は夢の追求だった。「いろんな思いを比べて
FAという答えになった。希望はメジャー、アメリカです」。英会話は「買い物はできた」というぐらいで不安も多い。それでも高橋は夢の実現を何よりも選んだ。今季は
先発の一角を担い8勝5敗。39歳での挑戦は07年にパイレーツとマイナー契約を結んだ桑田真澄氏の38歳を上回る日本人最高齢で、来年4月16日には40歳を
迎える。だが、高橋は「自分を信じてやるだけ。左投手は向こうでも少ないし、有利だと思う。シュート系の球も武器になる」と前向きだ。制球力にたけ、スライダーや
シンカーと球種が豊富な上に、先発でもリリーフでも投げられる強みもある。関係者によると、既にナ・リーグ東地区の強豪メッツが高橋を高く評価しているという。
左の先発には今季16勝のサンタナがいるが、同10勝のO・ペレスはFA申請中で移籍が濃厚となっている。メッツは2年総額300万ドル(約2億9400万円)
前後を用意しているもようで、他にもジャイアンツ、カブス、ブルージェイズなどが調査に動いている。高橋が代理人契約を結ぶグリーンバーグ氏は、米経済誌
「フォーブス」に07年米国球界No.1代理人として掲載。昨季投手史上最高額でツインズからメッツに移籍したサンタナも契約選手の1人だ。日本側の窓口は岡島と
レッドソックスの契約をまとめた同事務所日本支社長の中西氏が担当。経験豊富なスタッフがサポートする。現時点では家族を残しての単身渡米が濃厚。「まずは
1勝したい。ウイニングボールを手に、日本に帰って家族に見せたい」と高橋。夢に向かって、早くも気持ちは高ぶっていた。(11月12日)
本人の好きにしろ。メジャー契約を結ぶ事が出来たならカープ魂を見せて来い。黒田はそれをやった。それに続かないと許さないんだから!