2008年11月29日(土)突然

[ すさまじき値上げ攻勢 ] まずはYahooプレミアムの50%値上げ。それから、ソフトバンク同士のメールだけでもS!ベーシックが必須になる。Y!ボタン一発で表示される
Yahooケータイの通信料が有料に。S!での料金確認をS!ベーシック未契約者にも開放し、そのかわりに現在料金明細をもらっている人から発行料徴収。S!での
料金確認ページの入り口を突然FLASH化して数倍の通信料を取るように変更。取扱説明書の取り寄せを1500〜2000円の有料に(購入時未同梱)。スパボ特別割引を
月月割と改名し、割引額の上限を従来の半分にするとともに割引対象をいつでも外せるように契約書を改変。すごいね。年末1400億のフリーキャッシュフローなんて
ことを言っちゃった手前、どんな手を使ってでも達成しなきゃならない。でも、あの決算書を読んだ感じでは、絶対に不可能なんです、今年度末に1400億の
フリーキャッシュフローなんて。まずもって貸し倒れと借金の利払いだけで 1000億以上も営業利益から削られるわけです。しかも、9月決算ぎりぎりで無理やり
先延ばしにした支払いがどーんと乗ってくることになりますから、もう絶対に達成不可能。どうするか、という答えが、これら数々の大幅値上げですね。もう
値上げするしか会社を維持する方法がないんです。利用者のことなんてしったこっちゃありません。どうせ年間契約2年ローンその他代理店縛りで縛ってありますから、
値上げしたからといって解約にはなりません。これがソフトバンクの商法ですね。安い餌で釣っておいて、逃げられないように鍵を閉めてから、じわじわと搾り取る。
こんなことは、Yahoo!BBの時代のやり方を見ていれば簡単にわかりそうなものなのに、どうして500万人以上もの人がだまされてしまうのでしょうか。と言って、
もちろんお咎めは入らないわけです。100人をだました詐欺師は捕まりますが、500万人をだました詐欺師を捕まえることは出来ないんです。要するに500万人の
人質がいるわけです。「俺を捕まえたら500万人が困るんだぞ」と言う脅しが効くんです。ここまで顧客を使い倒せるその才能、孫正義にはある意味感服します。
彼にとって、顧客はマネーゲームの駒でしかないし、交渉の道具でしかないわけです。顧客の満足や幸福なんて言葉は彼の辞書にはありません。彼の興味はすべて
自分の満足と幸福に向いているわけです。上期決算発表の前後わずか2ヶ月で発表されたこれだけの値上げの数々、これでソフトバンクが顧客を「何」だと
考えているか、よーくわかったのではないでしょうか。私がずっと昔から警告していた意味がわかったのではないでしょうか。ソフトバンクには関わらない。
間違ってもお金を払わない。詐欺師は悪ですが、それにだまされて詐欺師を利するのも間接的な悪といえます。詐欺師を利してさらに大きな詐欺行為に加担する
ことの無いよう、皆さんの身辺を一度じっくりと見直してみてください。(ソフトバンクが利用者と経済と日本に対して行った不誠行為の数々 11月20日)

ソフトバンクに与えられている2G帯の帯域はW-CDMA規格で運用すると常に100%全力運用でも2400万ユーザー程度が限界。んなバカな運用をしたら何かの拍子で
輻輳が頻発するから1割程度は余裕を持たせる必要が有る=2100万程度が実用上の限界。今の加入者増ペースが続いたとすると最悪あと一年半〜2年程度で
ひっ迫が起きそう。って事で帯域を新たに割当ててもらわないといけない時期になっているわけだが携帯向けとして割当てられるのは最速でも2011年。社長が
「3G基地局網は完成した」と言ったのは裏を返せばこれ以上の基地局は帯域ひっ迫ゆえに作れませんって意味。そのためソフトバンクはユーザー数の増加を
最小限に抑えつつも帯域利用の効率化(HSPAの導入促進)を計り尚且つ収入も来るべき新帯域利用のために確保しなきゃいけないって♪ガラス〜のロープを目隠しで
わたる〜ってかじ取りをせにゃならん。各種サービスの値上げ(改悪)やパケット通信(メール)の使用量を引き下げってのは、その為の一歩ってところだろうねぇ・・・

2008年11月29日(土)21時17分49秒