2008年12月17日(水)ご感想

[ 天皇誕生日の陛下記者会見おとりやめ 宮内庁 ] 天皇陛下に心身のストレスが原因とみられる胃腸の炎症が確認された問題で、宮内庁は16日、天皇誕生日に
際しての天皇陛下の記者会見を行わないと発表した。宮内記者会は例年通り記者会見の実施を求めてきたが、宮内庁は「お疲れやストレスを可能な限り軽減するため、
喫緊の対応が求められていることを考慮した」としている。陛下のご体調を理由にした記者会見の取りやめは、即位後初めて。宮内庁では記者会の要望をふまえ、
記者会見に代わって、陛下のお誕生日に際しての「ご感想」を発表するとしている。陛下のお誕生日に際しての記者会見は、即位の礼を終えられた平成2年以降
ほぼ毎年行われてきた。会見が行われず質問に対する文書回答となったケースが平成11年(ご即位10年の記者会見が直前に行われたため)、16年
(高松宮妃喜久子さまが亡くなられたことによる服喪のため)にあるが、陛下の「ご感想」を発表するのは初めてとなる。金沢一郎・皇室医務主管は9日記者会見し、
陛下の胃腸にストレス性とみられる炎症が確認されたことを明らかにし、「お誕生日や年末年始のご日程などを思い切って軽いものに変えていくことが大事ではないか」
と発言。羽毛田信吾・宮内庁長官も11日の定例記者会見で「ここ1カ月程度はご日程を可能な限り軽いものにしたい」と述べていた。(サヨク産経 2008.12.16 16:12)

2008年12月17日(水)03時19分32秒