2008年12月29日(月)これは楽しい結果になった。

第54回東京大賞典スタートしました!ブルーコンコルドが少し遅れたか先行争いは赤い帽子のブルーホークがこちらが押して押して先手を主張します、そして
2番手にすっとサクセスブロッケンがつけてその外にカネヒキリ、あとはボンネビルレコードがカネヒキリの内に居てその後ろにヴァーミリアン、後は離れて
中団の位置にフリオーソそれからブルーコンコルドが追走そしてその後ろにクレイアートビュンが居てコンテ1番後ろからコンバットキックは岩手の馬
隊列は殆ど一塊後ろまでは10馬身圏内です向正面中間付近この辺りで先頭ブルーホークだがじわりじわりとカネヒキリが接近してくるそして内にボンネビルレコード
直後ヴァーミリアンも迫ってくる3コーナーから4コーナーに流れが移って直線コース!先頭ブルーホークしかしもう一杯だ!先頭カネヒキリに変わったか
外からヴァーミリアン!この2頭が抜けてくるサクセスブロッケンは3番手までかボンネビルレコードは伸びがない大外からブルーコンコルド連れてフリオーソ
しかし2頭のマッチレースだカネヒキリカネヒキリヴァーミリアン外しかし僅かに内カネヒキリだ!!!カネヒキリ!!!GI連勝復活した実力は本物!!!

そんなレース内容になった。全着順なんだが「カネヒキリ、ヴァーミリアン、サクセスブロッケン、ブルーコンコルド、フリオーソ、ボンネビルレコード、
ブルーホーク、クレイアートビュン、コンバットキック、コンテ」と言う着順になった。カネヒキリ、最後は身体半分ぐらいのリードを保ってのゴールイン。
これは…強いな。GIを勝っただけでも十分に「復活」と言える訳だが今回のGI連勝は「復活と呼ぶ以上の何かこう驚きの結末でした」と言うのが俺の感想と。
ヴァーミリアンも今回はジョッキーがミスをしたとかそう言う事も無く悪い騎乗もせずにカネヒキリに迫ってきた。ただ、最後はカネヒキリの勝負根性の方が
一枚上でした。と言う様な感じだったな。並ばれると強いぞ?カネヒキリは。それはシーキングザダイヤと争ったあの時のレースぶりがそれを証明している訳で。

3着はサクセスブロッケンか。2馬身程度前の2頭からは離されてしまった物の今回は逃げたり掛かったりする事もなくきちんとしたまともなレースが出来た。
まだ3歳。これからに期待する。そして今回「も」6歳世代の1着2着と言う事でホント今のダートは6歳の世代が強いな。なんでこうなるの?って感じだな。

ボンネビルレコードは馬体自体は立派。的場文男の騎乗、流れに上手く乗って内でじーっと辛抱して脚を溜めていたのはさすが。上手いな。とは思った。
直線も前がぽっかりと開いてこれからだ!と言う所に入って伸びなかった。疲れだな。秋に使い込んできたその疲れがここに来てぶわーっと出てきた訳で。
「日本テレビ盃 → JBCクラシック → ジャパンカップダート」と来て今回の東京大賞典と言う事で。その疲れが見えていたな。的場文男の騎乗はさすが。
やはり「大井を熟知している」と言っていい。道中挟まれたりする不利もなく前走のジャパンカップダートでは内田がクソ騎乗かまして挟まれてんじゃねぇよ!
的な事で「これはひどい」と思った訳だが。そこら辺の「疲れ」が見えていたな。出来ればちょっと長めの休養を取って次に備えて欲しいと俺は考える。

フリオーソは中団で控え過ぎ。戸崎圭太が最近1番人気で飛びまくる「とばとばハンター」とか口の悪い奴が言っている訳だけどその原因のひとつが見えた。
ブルーコンコルドはエンジンの掛かりが遅いと言う事で位置取りもスタートで若干出負けしての後ろの位置。エンジンが掛かった時には時既に遅し。だな。

その他の馬に関して言えば「参加賞」みたいな所で「この経験は絶対に今後生きてくる」と言う事で気を落とすな。くよくよするな。と言う事だけを言っておく。
他地区から参戦してくる馬が居ないとやはりGIと言う気にもならないかな。コンバットキック、それからコンテ。慣れない大井でこの2頭も頑張りました。お疲れ様。

そして配当なんだが「枠連200円、馬連200円、3連単1450円」と言う事で「ガチガチやん!」とか思った。こうなる事は予想していたとは言え
あまりのガチガチっぷりに「あれ?これ中島記念?勝ったのワンパクメロだっけ?」と思ってしまう様なオーバーラップ現象が起きていると言う事で。

面白い競馬だったな。それは確実に言える。ただ配当的に言えばガチガチで荒れる要素も全然なくて「勝ったのワンパク(略)」の一言も出てくるわ(笑)

2008年12月29日(月)16時39分13秒