そろそろ「ニューイヤー駅伝」の足音が聞こえてくる。箱根?ローカル重賞だろ。マジで。知名度「だけ」はそっちの方が上だけどな。それと視聴率も。
全国大会と関東ローカル大会を混同している愚かな国民。そんなものは捨ててしまえばいい。少なくとも俺はもう捨てている。マジで?マジで。かつてはあれだけ
箱根駅伝でバリバリ言わせたはずの選手がニューイヤー駅伝に登場してみたら実力の違いで辛酸を舐めさせられた。そんな光景を俺は数多く目撃している。
2009年からは
区間の長さが一部変更される。コースその物には変化がない。
「短くなったり長くなったり」と言う事でエース区間が変わる。
第1区:12.3km スタート:群馬県庁 → 襷渡し:高崎市役所(途中前橋インター付近を通って多少のアップダウンを経由して高崎市役所へ)
第2区:08.3km スタート:高崎市役所 → 襷渡し:前橋市公田町(超がつく程のスピード区間、外国人の起用はここに集中する。って言うかせざるを得ない)
第3区:13.7km スタート:前橋市公田町 → 襷渡し:伊勢崎市役所(前橋市から玉村町に入った区間で道路事情が多少悪くなる。デコボコで狭い道。)
第4区:22.3km スタート:伊勢崎市役所 → 襷渡し:太田市役所(目茶苦茶遠いと感じる最長&心理的圧迫区間。ここが最も重要になる)
第5区:15.9km スタート:太田市役所 → 襷渡し:桐生市役所(基本は山道。桐生市自体が山間の中にある街)
第6区:11.8km スタート:桐生市役所 → JA赤堀町:(道路事情が比較的マシで比較的穏やかな区間。ここにスピードランナーを配置する方法も?)
第7区:15.7km スタート:JA赤堀町 → ゴール:群馬県庁(栄光のゴールを目指して!)
2009年からはこの様に区間が変更される。2008年までとの違いは「旧2区のエース区間が2区と3区に分割された」「旧3区と旧4区が新4区に統合された」
そして最大の変更内容は「外国人が走れるのは2区だけになりました!」と言う事になってつまりカタカナ表記の名前の選手が10人ものごぼう抜き!
と言う様な事が「ほぼ」無くなった。と言っていい。勿論追い抜きはあるだろうな。但し8.3キロと言う区間でどこまで抜けるんだ?と言う事で疑問符がつく。
と言う事で。旧尾島町での襷渡しが無くなり旧コースでは設定されていた前橋市公田町(くでんまち)での襷渡しが復活する事になった。登利平の前での襷渡し復活か。
その他の区間には変更が無い。2区が「外国人ランナー勝負」になり、新しいエース区間は4区に変わった。そんな所か。伊勢崎市役所から太田市役所までか。
遠いな。正直かなり遠い。以前の旧2区のエース区間では「高崎市役所から伊勢崎市役所」までだったんだがこれよりも遠いと言うのが俺の皮膚感覚。
地元だから分かる。今回のコース変更で1番重要になるのはこの区間。ここで後れを取ってしまうとその後の区間での挽回は難しくなる。って言うかほぼ不可能。
「2区」での後れは「3区、4区、5区、6区、7区」で挽回出来るが、「4区」での遅れは「5区、6区、7区」でしか挽回出来ない。と書けば分かりやすい。
「旧2区のエース区間よりも長く感じる新4区の新エース区間」「残りの挽回量が減って後れを取り戻すのがより難しくなる」と言う事で。願わくば
各チームの「エースランナー」が「体調万全絶好調!」に近い形で参戦して来ると言うのが最もベスト。生半可な仕上げでは逆にここが地獄となる訳か。
「優勝候補のチームがエースランナーの体調が思わしくない」と判断した場合には6区に準スピードランナーを配置してここで挽回すると言う方法も考えられる。
JA赤堀町は赤堀町に元々あった訳だが市町村合併で現在は伊勢崎市。スマーク伊勢崎の2キロから3キロ程度北側になる。現在の地名は伊勢崎市西久保町。
そう言う訳で、俺がチームの監督だったら「4区は調子の良い選手で無いと起用したいとは思わない。たとえエースでも体調が悪ければ外す」
「体調の悪いエースが居た場合には3区での起用をまず考える」「6区に準スピードランナーを配置する」と言う事で。前半後半でバランスを取りに行く。
そんな所だな。優勝候補?今までは競馬予想みたいな事もやってきたがそれに関してはあんまり面白くないのでやめる事にした。とりあえずは今年の11月に
行なわれた関東地方での予選会。今までのルールであればニューイヤー駅伝上位入賞のチームは予選会免除だった訳だがこの特典が無くなった。
つまり「前年の優勝チームが予選会でまさかの大ブレーキ!」を起こした場合には「去年優勝した××陸上部は出場致しません!」と言う事も考えられる。
今年の関東地方での予選会は僅か8秒差とは言えホンダが優勝。2位に甘んじたのは今年の優勝チームのコニカミノルタ。この「8秒差」をどう見るか。だな。
中国電力は全体的にチーム作りが「甘く」感じられる様になってきた。先が鋭利なのではなくまるで丸い鉛筆の先を見ているかの様な最近の腑抜けぶり。
と言う事で、俺としてはあえて「ホンダVSコニカミノルタ。関東での予選会の1位2位のぶつかり合い」と見ておく事にする。さてどうなります事やら。